●色彩俳句375・蒼12・船越淑子1・2018-4-18(水)
○「桜満つ心に蒼きものを抱き」(『遊月』2014)(船越淑子1)
○季語(桜満つ・晩春)(「俳句201707」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:満開の桜花に重なる「蒼」のイメージ。これは白さの際立ったソメイヨシノに対する感覚であろう。「→さきみちてさくらあをざめゐたるかな」(→野澤節子)
●船越淑子(ふなこしとしこ)
○好きな一句「まんさくの縺れをほぐす山の風」(「青梅波」)2
○季語(まんさく・初春)(「俳句(201707)創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅲ」より引用)
【Profile】:1932年徳島県阿南市出身。1979年、「草苑」の→桂信子に師事。1992年、→斎藤梅子の「青海波」創刊に携わる。同人・編集長。藍碧賞、青海波賞受賞。2012年より「青海波」主宰。徳島地区現代俳句協会会長。
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