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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0109・質感=硬い01・大橋越央子・2012-12-24

2012-12-24 00:00:05 | 五感俳句

●五感俳句0109・質感=硬い01・大橋越央子・2012-12-24


○「瓶に挿す梅まだかたし春星忌」(大橋越央子01)

季語(春星忌・冬)

明日の12月25日(旧暦)は与謝蕪村の忌日です。画号から「春星忌」ともいわれます。今回の「五感」の質感は触覚からのものではなく、視覚から感じた質感です。今の1月中旬ですから、ほんの少し春の匂いのする梅の蕾の硬さでしょうか。

 

大橋越央子(おおはしえつおうし)(1885~1968)

代表句「夏服の汚れしままに勤めけり」02

季語(夏服)

富山県高岡市出身。金沢四高から東大法学部。逓信省に入り、日本放送協会長や日本電信電話公社総裁等を歴任。俳句は逓信部内俳句会に参加、→高浜虚子に師事し、1933年『ホトトギス』同人、同時に1948年『若葉』同人、同人会長として→富安風生に私淑師事する。


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