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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句638「九穴に花を飾りて敬老日」(加藤昌一郎)

2023-09-18 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句638・九穴2・加藤昌一郎01・2023-09-18(月)
○「九穴に花を飾りて敬老日」(加藤昌一郎01)
○季語(敬老日・仲秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「九穴(きゅうけつ)」とは「→九竅(きゅうきょう)」に同じ。すなわち、人や哺乳動物の体にある九つの穴。口・両眼・両耳・両鼻孔・尿道口・肛門(こうもん)の総称。年老いたわが身の穴という穴に秋の花を活けて老体を鼓舞する。2023敬老の日。


加藤昌一郎(かとうしょういちろう)
○好きな一句「三日月のあばらを抜けてもがり笛」02
○季語(もがり笛・三冬)(引用同上)

【Profile】:1929年東京都出身千葉県松戸市在住。「俳句スクエア」(→五島高資主宰)同人。


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