○五体俳句638・九穴2・加藤昌一郎01・2023-09-18(月)
○「九穴に花を飾りて敬老日」(加藤昌一郎01)
○季語(敬老日・仲秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「九穴(きゅうけつ)」とは「→九竅(きゅうきょう)」に同じ。すなわち、人や哺乳動物の体にある九つの穴。口・両眼・両耳・両鼻孔・尿道口・肛門(こうもん)の総称。年老いたわが身の穴という穴に秋の花を活けて老体を鼓舞する。2023敬老の日。
○加藤昌一郎(かとうしょういちろう)
○好きな一句「三日月のあばらを抜けてもがり笛」02
○季語(もがり笛・三冬)(引用同上)
【Profile】:1929年東京都出身千葉県松戸市在住。「俳句スクエア」(→五島高資主宰)同人。
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