○方法俳句577・直喩127とも1・谷内茂01・2022-04-07(木)
○「汚点とも眼とも蛙の一卵塊」(谷内茂01)
○季語(蛙の卵・晩春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「如く」など何らかの語句を使用して喩えた語法を「直喩」と呼ぶ。その語句はかなり多く15種ほどの例を挙げてきたが、「とも」は初出である。水面下にうねうねと揺れるカエルの卵の様子。
○谷内茂(やちしげる)(1926~2015)
○好きな一句「笠編みの作る菅屑風ぐるま」02
○季語(風ぐるま・三春)(引用同上)※「菅屑(すげくず)」:笠を作る材料であるカサスゲ(カヤツリグサ科の多年草)の屑。
【Profile】:滋賀県出身。1980年富山県氷見市にて「高志(こし)」を創刊主宰した。
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