●五感俳句375・嗅覚81・長島衣伊子1・2018-4-16(月)
○「歩かねば若草の香の立たざるよ」(『星まつり』2016)(長島衣伊子1)
○季語(若草・晩春)(「俳句201706」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:歩くという動作は、足元をかき混ぜるという動作なのですね。若草を蹴散らしながら、香しい若草の香りを存分にかき混ぜながら行きましょう。
●長島衣伊子(ながしまえいこ)
○好きな一句「千仭の谷ゆさゆさと桜かな」(『星まつり』2016)2
○季語(桜・晩春)(「俳句界201604」より引用)
【Profile】:1950年鳥取県出身。1973年「風」同人、谷口秋郷、主宰→沢木欣一に師事。後、→飴山實・→茨木和生に師事。1996年「朴の花」創刊主宰。2004年句集『青』にて文學の森優良賞、2013年文學の森特別賞受賞。俳人協会会員。
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