○五感俳句490・質感63柔9・中村重義01・2020-08-06(木)
○「ヒロシマ忌来るやわらかき嬰児の尻」(中村重義01)
○季語(ヒロシマ忌・晩夏)(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:75年目の八月六日。これまで当ブログの広島原爆忌の俳句に「配合」されたものを挙げてみる。「当直」「鉄棒」「水の音」「空」「竹に降る雨」「水掛不動」。そして掲句の「嬰児の尻」。75年前、一瞬の閃光に焼き尽くされたヒロシマにも同様の風景があった。
○中村重義(なかむらしげよし)
○好きな一句「人間になりたい猫と日向ぼこ」02
○季語(日向ぼこ・三冬)
【Profile】:1931年福岡県出身。「寒雷」「天籟通信」同人。第21回県現代俳句大会大会賞受賞。
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