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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句518「春の海振子の如き日を見たり」(小川原嘘師)

2021-02-15 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句518・視覚18・小川原嘘師01・2021-02-15(月)
○「春の海振子の如き日を見たり」(小川原嘘師01)
○季語(春の海・三春)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「振子の如き日」とは揺れる船上から見た春の太陽だろうか。右に振れ左に振れる→傾斜計を見ているのかも知れない。


小川原嘘師(おがわらきょし)(1926~2006)(推定読み)
○好きな一句「秩父夜祭石もて焚火消しにけり」02
○季語(秩父夜祭・初冬)(「→masanori819のブログ」より引用)

【Profile】:東京都出身。戦後復員後埼玉県埼玉郡河合村(現・岩槻市)役場に勤務。「ホトトギス」で活躍した→渡辺水巴に師事。水巴逝去後は「ホトトギス」同人の→岡安迷子に入門。俳誌「曲水」「泰山木」主宰した(引用同上)。


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