ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

瑞穂の会 塚田佳男先生による日本歌曲公開レッスン

2019-07-26 12:37:53 | 講座・レッスン
昨日は午前中、
カフェコンサートの稽古で
作曲家古曽志洋子先生のお宅へ。

先生か喜んでくださったので
なかなかいい調子です。
お天気だけが心配ですが、
皆さん、聴きにいらしてください❣️


そして午後は
瑞穂の会が主催する
塚田佳男先生による
日本歌曲公開レッスンの第一日目。



昨年初めて聴講したのですが
目から鱗がいっぱい!
これをきっかけに
日本のうたカフェを始めたのです。


今年の第一日目。

知っている曲も多かったのですが
テンポ感、フレージング、
私の歌い方とは違っていて、
それがとても素敵でした😍



成る程!こんな風に歌ってみたい


と思うものが第一日目にして
たくさん❣️

富士山みたら

なんて、あんなに素敵になるんですね〜
しっとり、心に沁みました。

お菓子と娘ものんびり、
緩やかに歌うことで
とてもしゃれている

かやの木山の、も
山田耕筰の歌曲の基本が全て入っていると。


歌ったことのなかった
猪本隆さんの名曲も挑戦したくなりました。


今日はこれから第二日目です。
今日も歌ったことのあるものもありますから
どんな解釈、歌い方と出会えるかな😆


楽しみでなりません。


楽しい勉強の前に、
大手町で楽しいランチ



今日も頑張ります✨
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まなびわ 川嶋信子さんによる薩摩琵琶の体験レッスン

2019-04-22 23:31:50 | 講座・レッスン
今日は6/9の日本のうたカフェで
ご一緒する予定の薩摩琵琶奏者

川嶋信子さん

の薩摩琵琶の体験レッスン

まなびわ

に行ってきました。

谷根千 記憶の蔵

という、空襲から生き残った蔵を
整備してレンタルスペースにしているところ。



なんとも言えない趣があります。


まず最初は那須与一の
扇を射抜いて落とす場面の語りを
みんなで聴きました。


お話なさる時は
高い声なのに
語りになると
迫力のある中低音から高音まで
自在に操るのです。


どこに響かせているのかな〜!
とても気になる😆



薩摩琵琶の歴史を説明してもらい
いよいよ楽器の体験。


結構難しかったですが、
お琴、三味線、ギターと
やったことがあるので、
イメージはつきやすかったです。


でも楽器を極めるとなったら
やっぱり難しいと思うので
そういう意味では
身体に楽器が馴染むまで
練習するのは大変そうです。





川嶋さんの演奏、
間近でみて、
やはりカッコいい😍😍😍
と思いました。


是非間近で聴いてみたい、
見てみたいという貴方‼️


大チャンスがありますよ💗


私の歌も薩摩琵琶も聴けます😆
予約は現在半分くらい。
30席いれると楽器を弾くには
ぎゅうぎゅうかもしれないので
今回少し少な目で締め切るかもしれません。


どうぞお早めのご予約を
お待ち申し上げます。

ご予約はこちら

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普段の日本語に発声を引っ張られない!

2019-04-21 13:57:32 | 講座・レッスン
今日は千駄ヶ谷に
二期会日本歌曲研究会を聴講に。
講師は釜洞祐子先生!
福島明也先生とも何度も共演されて
大好きなソプラノ歌手の方です。


何年か前も、
作曲家 前田佳代子さんの作品の演奏会で、
とても素敵な演奏をなさっていたので
とても楽しみに聴講に伺いました。


今日の講座で思ったのは
先日の嘉目さんのコンサートに感じた
ベルカントと日本語の件。


歌を歌う時は必ず
支え方をその先生の言い方で
色々言われることはあると思うのですが

日本語の場合、話すように歌うと
その人の話し方に引っ張られて
母音の響きが浅くなったり


優しく歌おうとすると
声の支えが弱くなったり


何か日本語で表現しようとした時にも
声がかたくなったり、落ちてしまったりせず
スッと前に歌えたら素敵‼️


釜洞先生はそれをさりげなく
歌って見せてくださるので
受講する方も
スッとなおしていらっしゃいました。



何かを表現しようとして
進まなくなること、
私には思い当たる節が
ありすぎです😢😢


外国ものは
声の響きに乗せて、
言葉がわかりすぎないことで
どこか冷静なのかもしれませんね。


でもわたしが日本歌曲が好きなのは
日本語の響きと繊細なニュアンスが
好きだから。


それらを的確に表すためにも
表現のために声が止まったり
発声が悪くならないように
もう一つ突き詰めて行きたいと思います。



それにしても、釜洞祐子さん、
やっぱりとても素敵でした✨



晴れてるようで
曇っているので
スカイツリーがはっきり写らない、残念。

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日本歌曲 作曲家からのレクチャー&レッスン

2019-03-29 01:50:13 | 講座・レッスン
昨日は5/16のコンサート

伊藤康英の夕べ


のレクチャー&レッスン。

出演者が集まって
各々歌う歌や全体で歌う曲について
テンポや表情、解説など
作曲家本人から伺う事が出来ました❣️


私が歌うのは
金子みすゞの詩による歌曲から

お魚



大漁

どちらも海の魚の詩です。

ほかのお二人も二曲ずつ歌い、


最後に三人で

このみち

を歌います。


そんな振り分けも今日決めて
あとは練習するだけ。



それから今日は
オペラ風歌曲

サルビルサ

の練習も。


鈴木コージさんの絵本

サルビルサ



を6分ほどの歌芝居にした曲。

だからこれは
オペラとして上演可能な作品なわけです。


なかなかこれは
深い世界を描いています。
この作品に続いて

ちきゅうのうた


という、この続きにぴったりの歌を。



このコンサートの中に
伊藤康英先生が出会ってきた

素敵な詩、言葉

心に響く景色

が詰まった曲が

たくさん集まっています。




日本歌曲、
あとから素敵な曲と気付いても
作曲家がなくなってしまうと
想像するだけですが
今回は作曲家自身のお話とピアノか
聞けるコンサートです。


歌い手の方はもちろん、
難しいものはキライ!という方も
とても楽しめる内容となっています。



是非5/16は渋谷の伝承ホールへ❣️
あたたかい気持ちで帰途につけると
自信を持ってオススメいたします😊😊

チケットのご用命はこちら
*********

桜も満開に近づいてきましたね。


今日は講座の前に
飯田橋でかき氷。


という名前のかき氷


桜餡と甘酒。
美味しかったです♪



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エリザベス・ノルベルグ=シュワルツ発声ワークショップ

2019-03-19 17:52:07 | 講座・レッスン
今日は一昨年前から
この時期に来日されて
マスタークラスをされている
エリザベス 先生のワークショップ
参加してきました。


4時間、
トイレ休憩が少しあっただけで
あっという間に終わりました。



姿勢をなおされた時には
ここまでか!というくらい
自分の胸の開き方が
足りない事がわかりました。




とても分かりやすくて
いろんな事が腑に落ちて
帰って練習したーい!


週末のコンサート、
パワーアップして歌えそうです😊


エリザベス 先生の歌のレッスン
ボスキ先生のディクション

残るは4日間コースのレッスンのみ
今年は自分のコンサートや先の予定で
聴講できなかったのが
本当に残念ですが
来年機会があったらまた通います。

本当におすすめの先生方です。
皆さんも機会があれば是非💖






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日本歌曲振興波の会:本宮寛子先生公開レッスン

2019-03-17 19:37:12 | 講座・レッスン


今週はコンサートや公開レッスンなど
外へ出て勉強の機会がたくさん。
きのうは本宮先生の日本歌曲公開レッスンへ。


この道
ねむの花
丹沢の
素敵な春に
ほんねん
ひぐらし


有名な曲が並びます!


お一人25分くらいずつ。
本宮先生は先ず
皆さんの良いところを褒めてから
改善点を斬り込んでいきます。


ポイントを押さえてのご指導、
レッスンの後は
皆さんとても良くなっていました。


レッスンの中で
わたしに一番響いたのは

声は前に、
ベルカント唱法で。

無理に声を作らないで自然に。

顔より前に声を響かせて。


という発声に関するもの。

発声に関しては
レッスンを始めると
終わらないけれど、
でも発声は日本歌曲を歌う上で
とても大事なことだから、


と発声をなおされた人の歌が
抜群に良くなっていました。



表現したいことは溢れている

けれど声にそれが出ていない


表現しようとして
声が引っ込んだりする場合より
まずは声に響きがあって
言葉が前に出ている方が
とっても上手に聞こえました。



発声正しく歌うことが
言葉も聞き取りやすくするし。



それから助詞と次の言葉のたてかた。

言葉をはっきりつたえようと
すべての日本語の音を同じくらいに
強く歌ってしまうと
暗号文のようになってしまうから
助詞を弱くして次の名詞の頭をだすとか
知ってはいても、レッスンで
そのバランスをきいたり、
レガートに母音をつないで
歌う事をなおすと
本当にきれいな日本語に聞こえる。



そして鼻濁音の処理。
濁音になっていてはもちろんいけないけれど
んが、のように時間がかかりすぎたり
はっきりし過ぎて悪目立ちしていたりと
鼻濁音の処理にも繊細さが必要だと思った。


みんなやっているつもりなんだと思うけれど
レッスンを受けると
客観的にそのバランスややり方が
適切かどうかをみてもらえる。


自分が受けても勉強になるけれど
聴講もとても勉強になります。
耳が良いものを覚えておくって
とてもいいことだと思うから。



今日のコンサートにあたっても
昨日のレッスンの言葉が
頭に浮かんで、

声は前に
声を作らない

かなり役に立ちました。


今年も日本歌曲振興波の会の

午後の歌祭り(9/12)

に出演予定です😊


まだ先ですが、是非いらしてください!


それまで
一つ一つのコンサートで
日本のうたの魅力を最大に引き出して
歌いたいと思います😊


まずは




そして5/16の


お待ちしております!






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日本舞踊 初稽古 と 歌舞伎煎餅

2019-01-11 00:34:26 | 講座・レッスン
年明け初めての日本舞踊のお稽古。
毎年、最初の年明けお稽古は
先生のお宅でお屠蘇を頂きます。

今年もふんわりと良い香りのする
お屠蘇を頂いてお稽古開始。


週一回通っておりますが、
久しぶりですっかり忘れました💦


踊りの神経が、
どうにも繋がっていなかった私が
少し人並みに近づけたのは
日舞のお稽古のおかげ。
着物を着た時の所作も
少しずつ身についてきて
和モノオペラの時も
特別緊張しなくなりました。


それにしても、
今踊っているものが
難しすぎて、完成する気がしない。。😅
やはり舞踊系は
小さい時からやるに限りますね。





私は静と義経が始まったので
静御前を頂いてきました。



先生のお宅に貼ってあったポスター


蕨は邦楽を気軽に楽しむことが出来ます。
お囃子、面白そうです😊
皆さんもご興味があれば是非!

こんなこと、全てが
演奏に役立つと信じています。
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日本歌曲研究会・作曲家 伊藤康英先生を迎えて②

2019-01-09 21:58:31 | 講座・レッスン
今日は年明け初めての
あんぷらくどのレッスンに行ってから
夜は新百合ヶ丘で日本歌曲研究会へ。
昨日も新百合ヶ丘、
2日連続でお会いする人も😊


昨年からの続き、
作曲家 伊藤康英先生をお迎えして
先生の作品の公開レッスンと解説。
今日も楽しいお話で
作品の誕生秘話やら
作曲家のおもいなど
いっぱい聴いてきました。



基本的に先生は
楽譜に強弱もテンポ指示も
書いていない曲には

歌い手の好きに歌ってください!とか

そういう歌い方もいいですね〜!

と仰るのですが、
今日のこだわりは

眠りの小径✨

この曲は亡くなった嶺貞子先生だったら
こんな風に歌うだろう、と思いながら
お書きになったようで
とても細かくイメージを
お話ししてくださいました。


そして今日もたくさん
ピアノを弾いてくださいました。
作曲家の伴奏を聴けるというのは
とても嬉しいことです。


今年は5/16の夜に
伊藤康英先生の作品を扱うコンサートに
出演する予定です。
またお知らせいたしますが
是非是非いらしてください💕
きっと楽しい、
気持ちがほっこりするコンサートに
なること間違いなしです😊😊


1/27にはあんこまパンから2楽章、3楽章を歌います。もうすぐ満席です❗️


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日本歌曲研究会・作曲家 伊藤康英先生を迎えて①

2018-12-12 21:09:25 | 講座・レッスン
今日は作曲家 伊藤康英先生
を迎えての日本歌曲研究会❣️


先生の歌曲の中から
比較的初期のものを集めて

春宵感懐
あんこまパン(3楽章)
思いの丈を
私と小鳥と鈴と
さくら横ちょう
チョコレートダモーレ(2重唱)
きりなしうた(2重唱)


について

この歌を作ったとき、
何を考えて作曲したのか

というお話や2組ずつの公開レッスン。


しかも先生自身のピアノ伴奏で❣️❣️


という何とも素晴らしい講座でした。



やっぱり作曲家自身のピアノには
音楽のイメージやテンポ感が滲み出ます。
特に先生はピアノをオーケストラのように
楽器まで想像して弾いているので色彩豊か。
聴いているだけで、
曲の世界が広がるのです。


先生自身は

歌い手が歌いたいように歌う事が大切!

とピアノ伴奏に頼らず
自分の解釈をしっかりだして、とか
良い声、素敵な和音が響いているときは
楽譜になくても少し長めに伸ばしていい、

とか仰っていましたが
そんな判断もこうやって
作曲家の言葉を直に聞いた後ならでは。


私は一番目に歌いましたが
リズムが正確すぎるので
言葉に合わせていい、と
言われました。


なるほど!


調もあげても良さそうでしたが
一音あげたら高音がぬけなかった。。
恥ずかしい💦💦


先生が日本語を読んで


フォークソングのリズムではないか!

とか

これはスイングなのでは!

とか

さくら横ちょうの歌詞の言葉の
はる、宵、さくらなどの子音
h,y,sの美しさを時間をかけて
発語してほしいから
音価を長めにした、
というその結果の難しいリズム!や



あんこまパンのなかの
言葉のリズムの変拍子、
その中でも誇張したい、
大事な言葉は長めの音価になってるとか



とにかくきちんと考えられて
作曲されているのに
あの柔らかさ!


そして先生は
楽譜通りにやらなくても
それも面白いね!と仰るところ。



歌手の人は大抵いい加減に歌うから、
と言いつつ、
それも計算の上で楽譜をかいていらっしゃる。



とにかく楽しかったです。

来月はあんこまパンを歌う予定なので
今日は兎に角、勉強になりました!

次回の講座も楽しみです😊😊


このコンサートで
あんこまパンの二楽章と三楽章を歌う予定です。
是非、素敵な伊藤康英作品、
皆さんに聴いてもらいたいなぁ。







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Opera Art Academia 楽譜から読み解くオペラの魅力

2018-11-21 16:15:05 | 講座・レッスン
昨日はお手伝いも兼ねて
Opera Art Academia
楽譜から読み解くオペラの魅力

を聴きに行きました。

講師は作曲家の加藤昌則さん。
演出家 田尾下哲さんがナビゲーターで
話を進めます。


昨日は特に

オーケストラの扱い、
楽器の使い方、
フーガ、二重フーガの使用を

セビリアの理髪師
ヴォツェック
ウエストサイドストーリー

などの作品の映像として
オーケストラスコアを見ながら
分かりやすく解説してくださいました。


特にフーガの手法に
音楽を立体的にさせるという
作曲家の認識があることに納得。
だから、ここはフーガだ!と
意識して使っているのだと。


二重フーガを使うってのは
相当に音楽を立体的にさせようと
していることらしい。
ウエストサイドストーリーという
ミュージカルにクラシックの高度な二重フーガか
入っていることをしってビックリしました。


さすがバーンスタイン❣️


歌や声だけでなく
オーケストラの演奏も
きちんとドラマを表現しているのです。


舞台や衣装がなくても
オペラはまず音楽があるということ
歌手は自分の歌が
どんな音楽の土台にのっているかを
よくスコアを読み解くと
歌いやすく、演技もしやすくなりますね。



加藤昌則さんの作曲した白虎の話も
面白かったです。
台本作家と作曲家、演出家が
話し合いながら作曲をすすめたということ。

演出家が、この場面でこの内容で
こんなにあっさりいくか、
もっと葛藤や戸惑いがあるのではと
小節数が二倍になったことなどは
作曲家にとってもなるほど思ったという事でした。


モーツァルト、ロッシーニの
音楽から引き出される演出、

バーンスタインの
ダンス(演出)からいきてくる音楽

作曲家を唸らせたスコアに
聴きにいらした皆さんも
深く頷き、新しいオペラの見方を
教えて頂きました😊


会場は恵比寿ガーデンプレイスの近く。
クリスマスイルミネーションが綺麗でした。




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日本歌曲は日本語の母音を子音より上に歌え

2018-11-17 00:21:33 | 講座・レッスン
今日は久しぶりに林廣子先生のお宅へ。
11/27に歌う新曲の日本歌曲の
レッスンをして頂きました。


先ずは詩を読み込む先生。



それから楽譜を見て
私が歌った最近の録音を聴いて
レッスン開始。



開口一番、


「日本語を普段話すように
そのまま歌っちゃダメなのよ。
日本語は母音が落ちるでしょ。
先ずは詩を読んでごらんなさい。」


詩の朗読の時点で
抑揚をつけすぎている私。
母音が子音より高く響くよう語ることを
注意されました。


「NHKのアナウンサーは
みんなこういう風に喋っているでしょ。
抜けていかないのよ。」



歌になったら
呼気と吸気のバランス
言葉によって歌いにくいところも
発語ではなく母音が子音より高く響く場所で
歌えるように支えをかえたら
言葉がスムーズに流れるように。




先生曰く
「亡くなった大賀先生も私も意見が同じで
日本語の歌は先ずベルカントでなければならない。感情を込めて響きが落ちたりしないところで歌うことが言葉をきちんと聴こえるように伝えることになる」

と。



いかに自分の歌が
日本語を伝えようと必死になり
子音の発語に気を取られて
その後の母音を子音と同じか下がったところで鳴らしていたか、


修正した後は
とても歌いやすくなりましたし、
言葉も聞き取りやすくなりました。



ちなみに先生は日本歌曲振興波の会の
名誉会員でいらっしゃるのですが
当日は用事でいらっしゃれないとのこと。



エールを頂き帰ってきました。


おそらく日本歌曲も
いろんなレッスンの仕方が
あると思うのですが
今日はとても腑に落ちました。



また先生もお元気そうでよかった😊



そしてちゃんとした日本歌曲を
歌い続けるために
オペラアリアの練習をする事が
大切だとまた痛感しました。





私の手持ちのチケットもあと一枚!
もちろん追加もできます。
新しくドレスも新調中。
是非応援にいらしてください😊


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日本歌曲研究会・伊藤康英歌曲集

2018-11-16 02:00:02 | 講座・レッスン
大賀先生が亡くなって
日本オペラ協会の総監督が
郡愛子先生になって初めての
日本歌曲研究会の第一回が開催されました。


今回は作曲家 伊藤康英さんの歌曲を勉強します。


私が日本歌曲研究会に参加して以来
生きている作曲家がいらして
数回にわたる講座は初めてです。



そして、伊藤康英さんといえば
吹奏楽の世界では
とても有名な作曲家、指揮者ですが、
オペラでもミスターシンデレラという
とても面白く感動的な
日本オペラを作曲しており、
昨年、そして2004年は
日本オペラ協会公演として
新国立劇場で上演しております。



ということで
日本オペラ協会と伊藤康英先生は
ご縁が深いかと思われますが
私にとっても
ミスターシンデレラは
初めて2004年に日本オペラ協会から
合唱のお仕事を頂いた記念すべき作品。



そして打ち上げの時には
伊藤康英先生とお話ししたり、
コンサートを聴きにいったり
また幼稚園のコンサートに来ていただいたり、
とご縁のあった先生なので
今回はとても楽しみです。



扱う作品をみんなで歌ってみて
曲目を決めて、
というところまでが
第一回でしたが
少し時間があったので希望者は
歌いたい曲を歌ってみて!
とのことでしたので
思い切って手を挙げて

私と小鳥と鈴と

を歌って郡先生から
ワンポイントレッスンをして頂きました❣️




第2回、第3回は
先生がいらっしゃいます。



生きている作曲家が
作品をどのように演奏してほしいと言うのか、
どの程度自由を認めてくれるのか、
質問も出来るチャンスですから
しっかりと勉強しようと思います。



私はどの曲にあたるかなあ😊



とても楽しみです♫


伊藤康英先生のホームページより。
心温まる歌、楽しい歌がたくさんあります❣️



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音楽のオイリュトミーと文字のオイリュトミー

2018-10-11 00:02:03 | 講座・レッスン
10/8の夜は芸能花伝社にて
オイリュトミーの講座がありました。

今回のテーマは

音楽のオイリュトミーと文字のオイリュトミー


講師は前回と同じく
宇佐美陽一先生です。


ベートーヴェンの
ich liebe dich
の冒頭八小節の部分だけ

最初は歌詞の母音にフォーカスを当てて
部分的に子音も
オイリュトミーで表現して
動いてみました。


母音毎に

aの型
eの型
iの型
oの型
uの型

が決まっています。


aの母音は角度、広がり、開放。
iの母音は直線、突き進む強さ。
uは平行。
eは交差。
oは円、包みこむ、抱く。

母音のイメージも
声を出すのにつながる気がしました。


ちなみに二重母音や子音も
動きや型が決まっています。
全てを教えていただいた訳ではないし
教えていただいたもの全てを
覚えた訳ではありませんが
文字のオイリュトミーは
私にとってはとても面白かったです。


後半は音楽のオイリュトミー。
ドレミファソラシドにも
オイリュトミーの型があり、
一度、二度、三度、と音程にも
オイリュトミーの型があり。


最初の二つが6度音程で
その感激具合が半端なくて。
この歌ってそんなに熱い歌だったんだな、と
再発見しました。


音楽のオイリュトミーと文字のオイリュトミーは
同時には出来ないという事なのですが、歌うに当たって、それぞれのアプローチ、またはほんの少し母音や子音、音程など部分的にオイリュトミーの型をイメージすると音楽の流れがよくなり、何より止まらずに動いている感じがします。



まだ何も分かってないに等しい段階ですが、
宇佐美先生の身体の動きや
周りの空気の動く様を見ていると
素敵だなあ、と単純に見惚れてしまいました。



舞台芸術は全て繋がっている


生きている事、全ての活動が
演奏に繋がっている


自分自身が演奏に反映される


だからこそ、いろんな角度から
歌うということを見つめて
自分のものにしていきたいと思います。



誰か、ドイツに行く人、
この本売っていたらお土産に
買ってきてください❣️

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三人の演出家が同じ場面を演出してみたら

2018-09-17 22:35:11 | 講座・レッスン
昨日は
OPERA ART ACADEMIA 2018
三人の演出家によるクリエーション
菅尾友篇

に行ってきました。


菅尾さんは今ドイツで活躍中の演出家で
11月の日生劇場
コシ ファン トゥッテ のために帰国中。


私は昔、モーツァルト劇場で
菅尾さんが演出する時に
アンサンブルで入ったことがあるけれど
とても刺激的で面白い演出だった。
その時は、やり過ぎだと
主催者から演出の変更を要求されて
一部面白そうだった所が変わってしまったのが
とても残念だった記憶がある。



という事で昨日のワークショップ。


客席の置き方が違う。
円形劇場みたいです。
だから前の二回と違って
演技する時もどこから観ているお客様にも
見え方を考える動き方、という観点が
とても勉強になりました。


でも、共通しているのは
どの演出家も
第1回、なんだと思いました。
ここで全て完成めざすわけではなく。


いろいろやって、可能性を探って
どんどんやる毎に変えていく。


歌手はベテランだし、
いろんな引き出しがあるにしても
観客もいる事で、
演出家の新しい提案に素早く対応して
変わり続けていかなければならない。



昨日は特に、
その対応力と体力、集中力の必要性を感じました。



素晴らしいなあ。




当たり前と言えば当たり前。


でも分かると出来るは違うから。


分かって出来る歌手が揃っているから
演出家もどんどん試したくなるんだ。
そして歌手も腑に落ちた瞬間から
役を自分のものにして動かし始める。



観ていて、さすが、すご〜い‼️

と思う反面、
自分の中のハングリースイッチも入る。


このようになりたい‼️
このようになるんだ‼️‼️


なんて素晴らしい企画。
田尾下さん自身が
自分がやりたい事、知りたい事を
やっていると仰っていたけれど
あの場に集まる人、みんなが
そう思って来ているから
会場も熱く盛り上がっている。




あそこにいるだけで
舞台人のスイッチが入って
ワクワクする感覚。


次回はこの総括と
今度はまた視点を変えて
いろんな企画があるようです。


オペラを360度から
見つめて観たい人‼️
是非今からでも足を運んでみてください。

これからの予定はこちら






仕事で表参道へ。
新潟県のアンテナショップでは
いま村上のこんなお酒が並んでます🍶

〆張鶴と大洋盛

村上の二大銘酒です。
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日本歌曲による声楽及びピアノ伴奏法講習会@南足柄文化会館

2018-09-15 16:50:20 | 講座・レッスン
今日は7月の日本歌曲公開レッスンの時にお誘い頂いた、やはり塚田佳男先生による日本歌曲の公開レッスンを聴講しに南足柄文化会館小ホールへ。

小田原までは

休日おでかけパスを使って。


小田原、めいっぱい端っこやん!
元とれた気分です。

そこから伊豆箱根鉄道
大雄山駅へ。





もう、これは立派な秋の行楽気分♫




大雄山駅の前には金太郎さんがいましたよ。



自販機で飲み物買っても
当たりで2本貰えた💖💖


さて、
今日は7名、19曲。
一曲が長い、
講談のような ゆうれい屋敷。

本当に美しいメロディの
大中恩作曲の 五つの抒情歌 その1
からの4曲

序の歌、一月、二月、と
カレンダー毎に短い歌がならんだ
諸井誠作曲 き

また知らないかった素敵な日本歌曲に巡り会えました。


そして、部分的には知っている

山田耕筰、團伊玖磨、中田喜直、三善晃
大作曲家たちの名作。


朝の7時から家を出て
二時間半もかかってきても
楽しくて、興味深くて
眠くもなりません。


やっぱり好きなことは
身体の細胞が活性化するんだなあ。

小ホール、響きもよく
講習会なんだか演奏会なんだか
とにかく心地よく過ぎた約5時間半でした。




南足柄文化会館の外観。
とても綺麗でした。
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