ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

ココシバが紹介されました

2019-06-22 22:38:03 | 尊敬する人
金曜日の午後は久しぶりに
ココシバに寄ってきました。

ココシバというのは
旧しばしば舎が移転した
Antenna Books & Cafe 、、

にとどまらない所です。




そして久しぶりにいったのですが、
久しぶりに行っても、
故郷に帰省する時のように、
なんだか自分の居場所を感じるのです。

そして、自分の人生では出会わないような人と出会える面白さ。

いろんな得意を持っている人、
様々な考えを持つ人、
川口の片隅なのにグローバルです。
そんな人をニコニコと
静かに眺めていたりする時間も楽しい。


いろんな人を受け入れる包容力も心地いい。



金曜日は
三澤さんの梅シロップジュースを頂き、
小倉さんとたっぷりお話して、
安さん&ゆりちゃんに
童謡を歌って充電して帰ってきました✨

一人でお店に入っても大丈夫。
一度足を運んでみてください😊


そのココシバが
紹介された記事が!

記事はこちら



おしぼりは
丸い紙の塊と器に水。
中に入れたらムクムクと
芋虫のように膨らむおしぼり。


そんな遊び心も楽しいんだよね😊


また寄ります。

新潟県立村上高等学校関東支部同窓会

2019-06-15 15:24:46 | 尊敬する人
今日は午前中、
高田馬場でレッスンをした後で
高校の同窓会に出席して参りました。


新潟県立村上高等学校
関東支部同窓会

高校を卒業してから
一度も同学年の集まりも
ましてや同窓会という先輩方の集まりにも
縁の無かった私ですが
スマートフォンを持ち
FacebookというSNSのおかげで
高校の大先輩とご縁が出来ました。


その方がコンサートに
同窓会の方を誘って来てくださり、
その知人の方が同窓会ホームページに
チラシや写真を紹介してくださり
今日も校歌を歌った後で
いろんな方にお声がけ頂いたり
高校の事務局の方からお誘い頂いたり。


とても嬉しかったです。


音楽の方に進んだ先輩、後輩も
何人かはいるのだと思うのですが
私の在学中も学年10クラス前後あり
同学年でも知らない人だらけ。
私が今何をしているか
お互いがわかっていない状況です。



でも大先輩には
村上を引っ張って来た方々
会社社長、詩人、映画監督、
レコード会社、医者、政治家、
大学、高校、中学の先生、
本当にいろんな方が。


そんな方々の前で
実は一番若い出席者だった私が
歌わせて頂き、温かい拍手をもらい
同窓会の懐の広さを感じました。



あと8年後、幹事学年だそうで。。💦
それまでに関東の同期同窓生を
探さなければ〜!



幹事学年であり、
私の師匠であり、
親戚でもある大滝秀則氏と。

タウンページ、とか
クラシアン、とか
東急リバブル、とか
ゴットタンのフット後藤のバックコーラスとか
業界でご活躍の秀則さんと
校歌1番をお手本斉唱させていただきました。



今日は一日、
気を配って貰いました。
ありがとう、アニキ‼️


これがご縁で、
歌う場が広がったら嬉しいです。


三面川に戻る鮭のように、
村上に戻って日本の歌を広めたり
後進の指導のお役に立てたら嬉しいな😊😊



どうぞ皆様、
今後とも宜しくお願い申し上げます。





㊗️ ココシバ 本日OPEN

2018-07-15 21:15:11 | 尊敬する人
昨年、何度かコンサートを開催したり
イベントを観に行った

しばしば舎

という本屋さんが


ほんの少し離れた所に
お引っ越ししました❗️



そして名前を変えて

ココシバ

として本日オープンしました❗️


早速、ご挨拶に。

グリーンが基調の
爽やかな店内が外から見えました!





入り口には店内で開催中の
吉松さんちのネコの写真

うちの猫ら写真展

の案内も。

中に入って
新メニューの
アールグレイティーを頼みました。


美味しかった💕

以前のように出版社別と
ジャンル別に並んでいるようです。



そして、オープンと同時に
イベントもいくつか決まっています。


こちらは7/22までやっています。


コントラバス奏者で作曲家、
音楽詩劇研究所主宰の河崎純さん

しばしば舎で初めてお話しましたが
演奏も作品も強烈に印象に残っています。




写真だけ見ても綺麗ですね。
8月には落語の会もあるようです。
(私は日舞と重なっていけない😢)




ココシバには
しばしば舎からお馴染みの三人もお引越し。


ココシバは、
私にとって
本も、人も、
知らなかった世界を教えてくれる
相変わらず刺激的な空間でした。


またゆっくり本を探しに行ったり
小倉さん、吉松夫妻とお話したり
イベントに足を運んだりして
知らない世界や面白い人達と
つながりに行こうと思います。


面白い所ですよ〜〜

是非皆さんも足を運んでみてください😊













詩人と作曲家と演奏家がタッグを組む:日本歌曲振興波の会総会

2018-06-04 19:25:47 | 尊敬する人
昨日は初台でタレントさんに
ボイトレの代講を頼まれて
三人の方に教えてきました。

一人は一年ぶり。
とても上手になっていました!


そして蕨に戻り合唱の指導。
6/30のあさがお、ほおずき市で歌う予定❗️
アカペラもあるので、丁寧に練習しました。


そして夕方は所属している
日本歌曲振興波の会の総会へ。
昨年入会したので初めての参加です。


他にも初めての方がたくさんいらしたので
自己紹介もありました。


その中に作詞家、作曲家、そして言語の研究家も。


日本歌曲振興波の会は
年に一度新作歌曲の夕べがあり、
毎年7月から詩を募集して、
12月頃から作曲家に詩を送り、
希望の詩を選んでもらい、
振り分けて5月頃までに仕上げて、
演奏家をきめて11月のコンサートで演奏する
という流れがある、

作詞家
作曲家
演奏家
研究家

の集まる団体なのです✨


ですから詩人の先生のお話、

自分の書いた詩に作曲にあたり
まずはどんな解釈をしてほしいか

そして作曲されたものが
言語的に不自然になっていないか

演奏家に作詞、作曲から
作品のイメージを伝えることができ、
初演を迎える事ができる、

という稀有な団体なのです。






私は日本歌曲の初演は何度かありますが
詩はすでに存在していたもの、
である事が多かったので
詩人の想いは作曲家も演奏家も聴くことは
出来ませんでした。



ここではみんなでタッグを組んで
新しい、後世に残したい作品を
つくりあげていくのです。


しかも毎年!


なんだかワクワクします💕



詩をどう扱って歌ってほしいか、なんて
詩人の視点からレッスンを受けてみたい〜〜



言語の先生のお話、
同じ高低、低高イントネーションの言葉でも
母音が違うと高低差の開き方が違う、と。


確かに経験則では知ってましたが
それが曲に反映されていると
言葉として聞き取りやすくなるとか。



そんな視点もあるとは。



演奏する方も
どのように作曲されていても
少しあたまに置くと、
歌詞が聞き取りやすくなる気がします。



という事で、いろんなお話をして帰ってきました。

色んな作品に触れて
いい勉強をしていきたいと思います。

*********
新作歌曲、ではありませんが
7/5(木)13:30より四谷区民ホールにて
日本歌曲振興波の会主催
『七夕によせて 午後の歌祭りvol.2』
に出演いたします。

私は あの町この町 と
しゃぼん玉(二重唱)を歌います。

お芝居もついて、
とにかく楽しいコンサートです。


私は作曲会員の岩河智子先生の編曲、
大人の童謡歌曲集2巻から

あの町この町 と しゃぼん玉の二重唱

をお送りいたします。




全席自由3000円、
たっぷり16時頃まで、楽しい楽しい歌祭りです。

チケットご用意出来ますので
こちらまでご連絡下さい😊😊


101歳 大伯母の通夜で帰省しました

2018-05-22 22:24:38 | 尊敬する人
一昨日大伯母が亡くなり、
今日通夜に参列しました。

満101歳。

昨年は100歳、
百寿のお祝いの集合写真を
母から見せてもらいましたが
とてもお元気そうだったのに。


その時に撮った今日の遺影は
昔と変わらないお顔でした。


大伯母、私の母の伯母で
村上で初めての幼稚園の2代目園長先生でした。


私が幼稚園に通った頃、
園長先生だったので
親戚というより永遠に優しい園長先生。
いつも穏やかな笑顔をたたえていました。


私の結婚式には
スピーチも頂きました。


101歳、一世紀を元気に生ききるって
凄いことですね。
大正から昭和、戦争も経て
今の時代はどう映っていらしたのかな。




30年ぶりに
小さい頃たくさん一緒に遊んだ
再従兄弟達とも会いました。
みんないい大人になっていました。


30年以上ぶりに
幼稚園の先生になった同級生とも会いました。
変わってない^_^


そして昔の幼稚園、ピアノの先生方。
母より年上だから結構なお年になられていらしたけれどお元気そうで嬉しかったです。



考えたら私もいい歳だものね。。。




何人かの方に村上で歌わないの?と
聞かれました。
聴きにきてくださる方がいるのなら
コンサートを企画しようかな。。



そんな気になりました。


素敵な大伯母様の通夜で
心あたたまる会話ができたのは
故人の徳だろうと思います。

かけがえのない時間、
笑顔でお別れのご挨拶が出来ました。
心からご冥福をお祈りいたします。


******************
新潟駅で特急いなほに乗り換えて
村上に帰るのですが
乗り換え通路やホームが変わってビックリ!

ほんの数ヶ月しか経ってないのに。


赤とクリーム色のいなほが
つやつやのブルーに


新幹線ホームといなほの在来線ホームが
隣になっていました



オペラの魅力について熱く語る人達とそれに魅せられる私

2018-05-18 10:08:38 | 尊敬する人
昨晩は4月に参加した
OPERA ART ACADEMIA 2018

第2回 オペラ芸術論Ⅱ のトークセッションを聴きにいきました。

田尾下さんが進行役で

作曲家 加藤昌則さん
歌手 大山大輔さん
演出家 岩田逹宗さん

3人に質問を投げかけて
それぞれの考えを伺い、まとめるという流れ。


最初の質問では何故オペラに関わるようになったか、というもの。


お世話になっている岩田さんが
演劇からオペラへと転向するきっかけとなった
オペラの魅力。


人は感情を大声で伝えたら
汚い叫び声になるけれど
オペラ歌手は ah〜, deh〜
たった一つの子音の違いでも
美しい声を響かせて、
感情を伝える事に命を懸けている
マイクでなく生の声の素晴らしさに魅せられたと。

平野忠彦先生や田口耕輔先生のお名前も
出しておられましたが、、納得です。




大山さんは歌をその平野先生につき、
同時に好きだったお芝居も大学生から始めて
歌と芝居が結びついたオペラというものが
楽しく、自分の得意である事に
喜びを感じたという事でした。


そこからいろんな話に発展。
あっという間の2時間でした。


加藤さんはオペラは全く興味がなかった
という事でしたが、
白虎など素敵なオペラ作品を
二つも書いています。


二作の間でも作風が違ったり
次にかく機会があれば
また違った手法をとりたいと
作曲家の視点でオペラの魅力を
伝えてくださいました。




オペラというものへの
真摯な向き合い方は同じですが
三者三様の視点、語り口。


中でも岩田さんの言葉は

『一緒に仕事がしたいよ〜〜❗️』

って思わせてくれます。



演出家だからオペラの劇性や
話を伝えたいのかと思っていたら
そうではなく、


オペラの、生の声の素晴らしさ、


これが伝えられたら演出なんて、セットなんていらないんだ、と熱く語る岩田さん。


演出家の自分本位ではなく
オペラの良さは声、音楽なんだと
わかっているからこそ
その音楽が示している演技、呼吸から外れたら
厳しく追求されるのだな、と


だから岩田さんの演出のオペラは
出演者がみな、自分の出し切れる所まで
音楽に芝居に向き合う充実感に満たされるんだな、と思いました。



オペラは予算がかかるものだから
公演の規模によって
稽古の回数が違ったり
セット、衣装、そして歌手のレベルも違うけれど
それらを言い訳にせずに


オペラって素敵だよ!面白いよ!


と伝えたい気持ちで
キャスト、スタッフ、一丸となって
どの公演でも熱く良いものを作り出していきたい。


そんな人達と一緒に仕事がしたい。


自分もそれに応えられるだけの実力をつけたい。


これは私の感想です。

トークセッションを観て、
三人がそれぞれの考えを持つように
来ていた人達もいろんな考えを
持ったと思います。


そんなみんなでどんどんオペラを盛り上げていけますように❗️❗️



次の講座も楽しみです😊




第一回についてはこちら










恩送り〜人とのご縁を大切にする心

2018-02-08 20:48:52 | 尊敬する人
今日はオペラでご一緒した事のあるソプラノの方とランチをして参りました✨


食事をしながら
いろんなお話を聞かせて頂いたり
聴いて頂いたり。

長くお話するのは初めてでしたが
あっという間に5時間も経っていました❣️


話していて心がキラキラしてきます。


音楽の事、日舞の事、
どのお話も楽しかった❣️


私が稽古場で浴衣に半幅帯でなく
着物にお太鼓をしていた事を
覚えていてくださって
大切に使われていた帯も頂きました。


嬉しい。。。☺️☺️☺️


帯を包む風呂敷がまた可愛らしい。
干支の戌の縁起物です。


恩送り、なのだな。
と思いました。

有り難い事です。


そうやって人とのご縁を大切に繋いでいく。



久しぶりにそれが身にしみて
心がほっこりした1日でした。









蕨の演劇講座から女優さんが誕生しました♪

2017-11-19 23:09:44 | 尊敬する人
日曜劇場の陸王を見ていたら


土居さん〜〜❣️


2013年12月と2015年6月の二回
蕨のくるる演劇講座という
脚本家 池端俊策先生と
俳優の岩田丸さんが講師の
演劇講座があり、その発表の公演がありました。


私もその二回とも
参加、出演させていただきましたが
その時、主役級の役を演じた
土居さんがこはぜ屋の従業員として
出演されています〜〜💕


私はオンタイムでも録画でも
なかなかテレビを見る暇がなく
これ!というもの以外見ないので
陸王も身損ねていたのですが
今日初めて、しっかりと見ていたら


ああ〜〜❣️
土居さーん😃

何度もうつるので
間違いなく
思わずメールもしてしまいました💕



夏に演劇講座の仲間で集まった時
オーディションを受けると言っていたっけ。
やはり演劇講座に参加された
すでに俳優としてお仕事している方は
事務所がオーディションを受けさせてくれる事で既にすごいと仰っていましたが


すごーい❗️❗️❗️


演劇講座の後で
事務所をどう選べばいいか
わからないところからはじまって
先生方のツテも使わず、
事務所に登録してからレッスンを受けて、
あっという間に。


いや、本人は色々あったのだと思います。



素晴らしいなぁ。



存在感はもともとあったし
ジャズダンスも踊れるし
でも、それだけではお仕事には
出来ないと思います。


なんだか自分のことのように嬉しい😆


そして自分も自分の道を

歌うことで
人の感情を揺さぶるような
唯一無二の歌手になりたいです💕


演劇講座で勉強した事は
絶対役に立つと思うので
表現力豊かな歌手になりたい‼️



まだまだ自分を信じて
自分にとっての本物の歌を
追求していきたいと思いました。


そんなこんなで今日は
先日入会した日本歌曲の会の試唱会。
尊敬する歌手の先生方に囲まれて
緊張しましたが、
その後の質問、面接の会話でも
先生方の言葉の中に
日本歌曲への取り組み方、情熱を感じて
素敵な勉強ができると確信しました。


やっぱり音楽は一生勉強。
私は焦らずゆっくり進んでいますが
そろそろ年も重ねてきたからこそ
ごまかさず歌に向き合って行きたいと思います。


なんだか興奮して書き連ねてしまいましたか。。



土居さん、頑張って〜〜💖
応援してます‼️

********
私もまずは11/22 のイタリアバロックオペラアリアのコンサート。


あと3日、自分の歌を研ぎ澄ましていきたいです。


12/3はニシハライドの指揮をします❗️


入場無料です。ワンドリンクオーダですが。
席数に限りがあるので、いらっしゃる方、コメント覧からご連絡ください😊


12/8は一年ぶりに聖路加病院のお昼のコンサートに出演するかもしれません。
12時開始ですが2時間ほどコンサートか続きます。入場無料、出入り自由です。


12/17はしばしば舎でクリスマスコンサート!
ギタートリオの皆さんと
冬の曲、クリスマスの曲を中心に。
詳細は後日。


2/3はオペレッタ。
メリーウィドに出演します。
私の役は小さいですが、楽しい舞台を観に来てください❣️




有名な甘いメロディーに浸るもよし
パワフルな合唱に圧倒されるもよし
日本語上演なので楽しめますよ〜〜❗️



皆さんと会場でお会いしたいです。
どうぞお声をかけてくださいね😆

大賀寛先生 お別れの会

2017-09-11 13:11:20 | 尊敬する人
お天気に恵まれた昨日、
7/31にご逝去された日本オペラ協会前総監督
大賀寛先生のお別れの会がありました。


先生がお若い頃に日本オペラ協会をつくられて
日本オペラ、日本歌曲の普及に御尽力されて
どれだけの人が指導していただいたことでしょう。



私も研修所で初めて先生にお会いし、
その後ロンドンに暮らした後
日本人としてきちんと日本歌曲や日本オペラを勉強したいと思いました。

そこで帰国後大賀先生の研究会に参加したり、
日本オペラ協会の公演にキャスト、合唱で参加させていただいて、

ベルカントの発声で
正しい日本語を歌う


特に日本語の特性というものを
知っているのと知らないのでは
全然違うということで
毎年日本歌曲研究会では
日本語の特性から入られるのが
大切な基本なのだと身が引き締まりました。



日本オペラの作品が少なかった時代、
作曲家に作品を委嘱してレパートリーを
増やしてくださったおかげで
よさこい節や天守物語など
今後も繰り返し上演される日本オペラが増えました。



その作品の成立、初演、日本オペラの歴史そのものだった大賀寛先生。
これから日本歌曲の演奏などの本を執筆したり、後進の指導などまだまだ意欲を燃やされていたということでした。



お別れの会はとても良い会でした。
先生への感謝の気持ちで会場が満ちて
先生のお写真は笑顔で皆を包んでくださっていました。


献歌の一つ一つが素晴らしく
私も日本歌曲研究会として
数十人の一人として赤とんぼ、荒城の月、ふるさとを前に出て歌いました。


歌い終わって席に戻ると
張りつめていたものが緩んで
ようやく寂しさ悲しさが押し寄せて
涙が溢れました。



先生の言葉の中で
真実を追求しなさいという言葉が
私の中に残っています。


ここから出発しようと思います。




先生とご一緒した舞台。光栄でした。

先生、ありがとうございました。






日本語歌唱の素晴らしさを教えて下さった先生

2017-08-04 13:38:22 | 尊敬する人
今週、7/31に
前日本オペラ協会総監督
大賀寛先生がお亡くなりになりました。

3月にはよさこい節で
舞台の素晴らしさを褒め称えてくださり、

5月には祝米寿のコンサートが開催され、

先週の月曜日には日本歌曲研究会で
先生はお元気そうにご指導なさっていて
まだ信じられない気持ちです。


お若い頃に日本オペラ協会をつくり、
日本オペラの普及のために
新しいオペラ作品も作曲家に委嘱して
現在の日本オペラのレパートリーの拡大にも貢献されました。



そして歌手の育成。

発声はベルカントで、
発語は日本語の特性をよく知って
字幕がなくても日本語が伝わる歌唱法を
最後まで私達に指導し続けて下さいました。





日本歌曲研究会も
日本歌曲、日本オペラの歌唱法や
作曲家との直接の対話で
作品に対する知識も豊富である先生から
多くを教わりたいとたくさんの人が集いました。


わたしは10/5に
サルビアをレッスンして頂く予定だったのですが、、、。



残念です。


心よりご冥福をお祈り申し上げます。














新春講演会 脚本家 池端俊策 『夏目漱石の妻』を語る

2017-01-15 09:39:19 | 尊敬する人
昨日は蕨のくるるに
講演会を聴きに行きました。


演劇講座でもお世話になった
脚本家 池端俊策さんの講演会

昨年のNHK土曜日ドラマで放映された
先生の最新作 夏目漱石の妻 について

制作の経緯
撮影裏話
キャストさん達の様子
ドラマの反響
夏目漱石、鏡子夫妻について

とたっぷり1時間半、
休憩もなくお話くださいました。


ドラマを見て面白いと思われた方が
たくさんおられたのでしょう、
会場も最大に椅子を並べて
狭い会場に沢山の人が来ていました。



私が心惹かれたのは

選ばれたテーマ、描かれた話の裏に
夏目漱石を全部読み返したり、
いろいろと緻密に調べたりする膨大な時間があること。

やっぱり素晴らしい作品は
表に見える部分はその影に
沢山の裏打ちや資料があり
削ぎ落としたり、えらびぬくセンスが
一流の視点なんですね。



それから
役者さん達のアプローチの仕方、結果の出し方
どういう瞬間に観るものの心を奪うのか

台詞やト書きの間を埋める天性のもの
繊細な感情を表現する表情が作れる人

なるほどなぁ〜、
すごいなぁ〜

と思いつつ
私もオペレッタの本番に向けて
もう一度見直してみようと思いました。


そして、そんな先生が
夏目漱石の言葉を引用しながら
これからも世界のことや世の中の壮大な事を書くのではなく、身の回りの、日常の小さなことに光をあてて描きたいとおっしゃったこと。


私たち一人ひとりの毎日が
人生のドラマそのもので
波乱にみちているし
喜び、悲しみ、
日々感情の起伏がある

この毎日の生活を
大切に生ききりたいな、と
なぜか私はそんな感想を持ちました。



そして昨日は
演劇講座でご一緒したメンバーにも
久しぶりに会えました╰(*´︶`*)╯♡

どこか戦友のように
何年たってもあの頃に戻れる
良い仲間です。

素敵な時間をありがとうございました😊




林廣子先生 古稀演奏会&祝賀パーティー

2015-10-25 18:30:18 | 尊敬する人
今日は久しぶりの茗荷谷。


母校で声楽の林廣子先生の古稀演奏会&祝賀パーティーに出席してきました。


久しぶりの徽音堂。
講堂前の大きい金木犀の木の前には
校歌になっている明治皇后の短歌の碑がありました。

いつの間に?
知らなかった~~



さて、林先生には今もレッスンでお会いするのですが、古稀演奏会とあって、先生にお世話になった卒業生、先生方、とまるで大同窓会のように懐かしい人達にお会いする事が出来ました*\(^o^)/*


演奏会の曲目は先生の得意な曲や初めての曲、ドイツ語、フランス語、日本歌曲にイタリア語、バラエティーに富み、特に日本歌曲の表現はさすが!と唸りました。


パーティーでは私はカメラ係でとても忙しく動いていましたが、おかげで本当にいろんな方とお話しする事が出来ました。スピーチも先生のお人柄に惹かれ、先生にお世話になった人のお話に出席者みな頷き、微笑みながら耳を傾け、終始和やかな会になりました。

70本のバースデーキャンドルを吹きけすイベントも、今日か60歳の誕生日である音楽学の教授 永原恵三先生とお二人であっという間に吹き消した林先生。


さすがお見事‼️


最後は先生のご挨拶。

先生のご挨拶や舞台を拝聴して、いつまでも美しく華やかで、素敵な歌を歌っていきたいと思いました。



12/5はアルベリ演奏会もあるし
まだまだ先生にはお世話になります。
どうぞ今後も私達に叱咤激励、ご指導を賜りますよう、お願い申し上げます!


帰りは校舎の上に
美しい十三夜の月が🌔

音楽葬

2015-06-14 22:49:49 | 尊敬する人
今日は岡山廣幸先生の音楽葬に行ってまいりました。


昭和音大のホール入り口で記帳をすませて中に入ると、先生の幼い頃の写真、イタリア、日本での舞台写真やコンクールのメダル、初めて目にした先生の足跡の数々。。。


本当に素敵でした。


中に入るとステージ上には
先生の写真と綺麗なお花

選ばれた三人の方の弔辞は
新総監督、弟子代表、高校からの友人と
それぞれの立場、お付き合いでの先生の素顔を生き生きと伝えてくださり、会場に集まった皆が深く頷いたり、涙したり、思わず笑ったりと心に深くしみました。

音楽葬として、先生の歌曲の演奏、ゼッタ先生指揮のロッシーニの作品からの抜粋、会場のみんなで一緒に先生の作詞作曲の作品の歌唱、はこの場にいるものが歌を通じて繋がった喜びを感じました。


そして奥様のご挨拶。
堪えていた私の涙もついに。。。


献花をして先生にさよならしてきました。


同期の友人と一緒にいきましたが、

来てよかったね、

先生に教えていただいて
本当によかったね

これから頑張らなきゃね

と語り合ってわかれました。



とても素敵な時間でした。

先生、本当にありがとうございました。





ペラガッティ先生

2015-04-09 22:57:34 | 尊敬する人
今日はコンサートでご一緒する岡嵜峰子さんのご紹介で、ブルーノ・ペラガッティ先生のレッスンを受けてきました。


前回受けた時、

あなた、高い声こわいですか?

と聞かれて図星だった私。

でもあのレッスンから、高い声から逃げてはいけないんだな、と改めて思い、自分なりに努力してきました。


だから今日のレッスンも期待と不安が入り混じるものだったのですが。。


結論からいくと、
やっぱり受けてよかった~~❗️
安くはないですが、イタリアに行けるわけもなし。こういう機会はやっぱり勉強になります。

一つ一つが大切なのでしょうけれど
今日の収穫は 覚悟 でしょうか。

横隔膜が弱い、というか、
歌の終わりにはりが緩んでしまうことは
わかっていましたが、

横隔膜!
はいっ!

これでおわり。
時間がかかるけれどね、と先生はおっしゃいましたが、時間かかってなおそうね、ということで。。


舌根がかたいのも
顔が強くなるのも

知っていましたが
そこを本気でなおす覚悟。

ちょっと近づけたのです。
いつもは情けなくて悲しくなるのだけれど、今日は近づける気がしました。


いつもいつも正念場、っていって遠ざかっていくのだけれど、今年こそは、魔笛のパパゲーナに向けて声も体調も整えていきたいと思います。


頑張るぞ~~‼️


明日はホスピスでコンサートです。
心地よい演奏が出来ますように(*^_^*)


松月桜、可愛らしいですね。
いろいろな種類の桜があるけれど、この花を集めて敷き詰めたベッドに寝てみたい~って毎年この時期思うのです。

気持ちのいい人達

2015-03-16 21:43:32 | 尊敬する人
昨日の夜は舘先生の古希のお祝いに行きました。

久しぶりにお会いした先生、研究室の皆さんと懐かしい話をしたり、近況を報告しあったりして気持ちのいい時間を過ごしました。

先生が古希を迎えても、好きな事=研究という事でさらに大きなプロジェクトに取り掛かる事を伺ってすごいなあと。
またその話を語る先生の嬉しそうな様子が素敵だなと思いました。




そして高校PTAでご一緒した皆さん。
学年部の部長さんをはじめ、役員さんみんなが普通なら避け合う役員仕事を楽しみに変えてしまうような、一緒に過ごすことが楽しみな仲間になれました。


そしてオペラの現場でご一緒する方々。
いい舞台を目指していいものを作ろうと力を合わせて。


岡山先生のご葬儀の事で連絡を取り合った同期の人達。あっという間に連絡をとりあってくれて、間に合ってみんなの気持ちで生花をおくることができました。


私を支えてくれる家族も
私を慕って
歌を習いに来てくださる皆さんも。。

最近しみじみと思うのですが
気持ちのいい人達に囲まれて
本当に幸せです。

出会えてありがとう



和泉聰子HPはこちら
http://lulu-hikichan.jimdo.com/