昨日 としき会 無事に終わりました
まず顔師さんに羽二重をしてもらい
顔に鬢付け油をひいてから
お白粉を塗ってもらいます
腕も脚も首も背中も
見えるところは白塗り
目や眉、紅などは一番偉そうな方が
全員の役に合わせて
丁寧に描いてくださいました
私は長唄 蓬莱
いまここ↓
このあと暫く待ってから
衣装さんに着物を着せて頂きました
細く美しく見えるように
着崩れはもちろんしないよう
しっかり絞めても苦しくないよう
2人がかりです
そして出番が近くなったら
指先も白く塗って頂き
そして最後に床山さんに
かつらをのせていただき
出来上がり
とにかく大きな劇場の日舞の会で
仕事をなさっている方が
一人一人を美しく仕上げてくれます
オペラの時も同じですが
このプロにメイク、着付け、床山さんに
仕上げてもらう時間がとても好きです
スイッチが入る
みんなで私を美しく仕上げてくれる
委ねて心が軽くなる
とにかく今回は
自分の踊りのために
どうしたら美しく見えるかを
研究しました
お稽古の復習
先生の踊り
他の演目でも指先はどうなっているか
一流の方の動画も観ました
なぜか?
美しいことは素晴らしいから
日本舞踊は美しさを見せるもの
演目によっては元気だったり
芝居だったりすると思うのですが
上手い人は立ってるだけで美しい
それは生まれつきではなく
鍛錬の賜物
姿勢、目線、指先、所作から作られていく
人は美しいものに憧れて
美しいものに触れて感動する
日舞だけでなく歌も
声の美しさ
楽曲の美しさ
歌詞の美しさ
見た目の美しさ
心の美しさ
歌う中にもいろんな美しさを
表すことができる
日舞のために美しさにこだわる姿勢は
歌う時にもきっと必要なこだわりなのだと。
だから今は蓬莱をいかに美しく踊るかに
しっかり拘ろうと。
妥協なく美しさを目指して
それに触れた人が浄化されるように✨✨
歌も踊りも朗読も
そんな私の絶対的な美しさを作っていく道を進んで行かなければならない!
師匠も宗家先生も本当に美しかった
観ているだけで尊かった
歌も一声で涙が溢れさせる人もいる
そんな人になるんだって!!!
ご来場くださいました皆様
ありがとうございました😊
番外編
衣装かつらを返しました
怪談にこんな人でてくる💦