リヨン駅から歩く

　今日は、相棒の彼女がオータンに一人旅です。早朝、リヨン駅まで送りました。確実に調べしっかり確認しなければ行動しない人だから大丈夫でしょう。

　さて送った後、リヨン駅からこちらのいい加減おばさんは路地に入り込みました。建物と建物の間の空に、薄く白いほとんど満月の月。山村暮鳥を気取って、「おっ、病めるはひるの月」なんて言ってみました。なんだか、だんだん気持ちがおおきくなり、心臓肥大の様相を呈してきました。ちょっとここらで気持ちを引き締めて旅するべきだと自分に言い聞かせました。人生いい加減になめてかかる悪い癖は直さなければいけないのに、もはや治りません。などと、反省しつつ市庁舎まで朝の散歩をしました。

時折見かける馬に乗ったポリス（だと思っていたら、(共和国の衛兵）が大きな建物に入って行きました。見回りご苦労さんとその壁をみたら、漫画で見た被り物を描いた看板がありました。その横にパネルの写真もありました。どうも顔も良くなければ衛兵になれないようです。写真の衛兵はみなイケメンでした。