フランス軍移動フェーズ。
マッセナはインスブルックのおさえにイタリア軍3兵力をのこし、自身はフランス軍4兵力をひきいてカールをおいかける。強行軍1ヘクス。1d6=4、フランス軍ー1、非補給+1...成功。
フィレンツェのリーダーA(4兵力)もこれにしたがう。1d6=4、フランス軍ー1、非補給+1...成功。
フランス軍主力はドナウ川沿いにウィーンをめざす。ババリア軍5兵力はリッツボンの1兵力を包囲した。1d6=4、包囲を継続する。
フランス軍移動フェーズ。
マッセナはインスブルックのおさえにイタリア軍3兵力をのこし、自身はフランス軍4兵力をひきいてカールをおいかける。強行軍1ヘクス。1d6=4、フランス軍ー1、非補給+1...成功。
フィレンツェのリーダーA(4兵力)もこれにしたがう。1d6=4、フランス軍ー1、非補給+1...成功。
フランス軍主力はドナウ川沿いにウィーンをめざす。ババリア軍5兵力はリッツボンの1兵力を包囲した。1d6=4、包囲を継続する。
「5枚のカードを1枚ずつ出して、先に3つとったほうが勝ち」というシンプルなゲームについて考えている。
「先に3つとったほうが勝ち」ならば、5枚のカードを大きい順に出したほうがいいのではないだろうか…
では実際にやってみよう。前回までに5枚のカードを大きい順に出すプログラムをつくった。
つぎは例によって「じゅうぶんなサンプル採集」をしてみよう。
プレイヤーAは5枚のカードをランダムに出し、プレーヤーBは5枚のカードを大きい順に出すものとする。
こちらが実行画面…
3000回やってみたが、プレイヤーA・プレイヤーBともに勝率は50%だった。
意外なことに(意外でないというひともいるかもしれないが)、5枚のカードを大きい順に出しても有利にはならないようだ。
では今度は5枚のカードを小さい順に出してみよう。プログラムの34行目を
SORT BC (あるいは SORT 1,5,BC)
と書きかえてやってみた。結果はおなじで3000回やってみたが、プレイヤーA・プレイヤーBともに勝率は50%だった(実行画面省略)。
5枚のカードを小さい順に出したからといって不利になるわけではない。
前回の実行画面をよく見たら、ちゃんと5枚のカードが大きい順に出ていなかった。
(訂正前)34行目 RSORT BC
この場合、「2番目に大きいカード→3番目に大きいカード→4番目に大きいカード→5番目に大きいカード→0」の順に出してしまう。どうりで勝てないわけだ。
(訂正後)34行目 RSORT 1,5,BC
これでちゃんと5枚のカードは「大きい順」になった。
【実行画面】
『戦争と平和』のルールをおぼえるためにシナリオ1「アウステルリッツ」をプレイしている。ここまでの反省点。
①ウルムのオーストリア軍は「撤退できない」として壊滅したが、6兵力までは都市内に撤退することができた。その場合、フランス軍は包囲のために6兵力以上を割かなければならなくなる。
②インスブルックは補給線がつながらなくなることを心配して追撃しなかったが、よく考えたら1兵力をその場にのこして追撃し、包囲すればよかった。
③フランス軍近衛歩兵は普通の歩兵とする。
④ロシア軍近衛騎兵は普通の騎兵とする。
⑤騎兵はリーダーにともなわれることなく4移動力をもっているので、「敵の退路を遮断」、「敵の補給路を遮断」、「味方の補給線を形成」などにあてるべきではないだろうか。