山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

9月17日(木)

2015-09-17 20:36:01 | Weblog
私の好きな言葉の一つに

quantum leap

というのがある。

直訳すると「大躍進」とか「飛躍的進歩」ということになるが、leapのところをjumpに置き換える

こともできる。

夏休みに必死に勉強してきたひとは、今まであまり頭に入っていなかったのに、急激にたくさんの

知識がはいってきたために、なかなか租借できずにいたものが、秋風とともに、頭がすっきりしてきて

整理でき、知識がいろいろつながってくることによって、クォンタム・リープとあいなるわけである。


さあ、自分の夏の勉強がうまくいっていれば、これから「大躍進」が期待できるのだが。。。

まあ、スタートダッシュに失敗しても、中学生の学習内容だけであれば、いまから軌道修正すれば

まだまだ間に合うのだが、そうはいっても、もう時間はない。

中3の2学期の学習内容があまりにも密度が濃すぎるからである。

数学の進度が遅く、二学期になって二次方程式・二乗に比例する関数・相似・円・三平方の定理・標本調査

とかなりの単元が残っている場合が多い。しかも、図形の相似・円・三平方の定理は3学年の図形のウェイト

から考えるとその5割以上を占めているし、ここが理解できていないと、受験数学の図形の問題は解けない

ことが多い。したがって、学校だけで勉強している人には申し訳ないが、かなりぶっつけ本番で試験にのぞむ

ようになってしまうこともあるし、私立で考えれば、ぎりぎり間に合わせの授業でおいついたってことに

なるケースも出てくる。

英語も、長文の中で出てくると読解が厄介な関係代名詞、関係代名詞節、現在分詞・過去分詞などの修飾関係

の文法事項がでてきて、いっきに英文が長くなってくる。さらに、課の合間合間にでてくるリーディングや

表現事項が多く出てくるWord TreeやTalking SceneやAction!には覚えておかなければならないことがいっぱい

あるし、入試によく出てくる英熟語満載である。

歴史が3年1学期にしわ寄せしてきたため、時事問題にもつながってくる「公民」も軽く扱われているため、

昔はその内容を1年かけてやっていたというのに、一気にすすんでしまい、理解があいまいになってしまう。

こうやってみてくると、「夏の遅れ」は「秋の大躍進」→「冬の自信」とつながりにくいことがわかる。

だから、まず、学校の2学期の学習内容をとりこぼさないようにしっかりやること! そして、なんとか

時間を無理でもいいから割いて受験勉強の時間を作ること。これが大切になってくるのですよ。


もう、朝夕めっきり涼しくなってきました!

これが寒くなってきたら、もうすぐ入試です。

もう時間はありません。重い腰よいしょっとあげて、「春の実り」を期待しつつがんばっていきまっしょい!