公立高校の普通科に推薦入試が導入されて以来,中学校での絶対評価の導入とあいまって、極端に入試の様相が変わってしまった。まず,推薦入試を念頭に入れてかそうでないかはさだかではないが,中間・期末などの定期テストの二極化がかなりすすんだ。学習塾・家庭教師・通信添削・インターネットなどがやっきになって対策をたてるためか,かなり高得点をとる生徒が増加してきた。反面,自分で対策をたてたり,じっくりと物事を考えたりする本当の意味での「学力」が低下してきたように思われるところもある。
そもそも、人間が成長していく上で,そのときどきに,通過儀礼的なハードルは必要なのであって,そのハードルを取り除いて,平坦な道ばかりを子供たちに進ませようとしているような気がしてならない。
(時間がなくなったので、以下続く)
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