思いが伝わる・・・

原画は強いまなざしで個性的なモデル

描いているうちになんだか妙に悲しそうなまなざしに思えて・・・

そう思ったら出来上がりが原画よりいっそう悲しげになってしまいました

筆をとおして思いが伝わったとしたら嬉しいなぁ～

正確じゃない模写

下書きなしの一発描きですから原画とはかなり違っているのですが

これでは模写とはいえないかもです・・・・(^_^;)

思いこみ？勘違い？

ピカソの有名なゲルニカのほんの一部です

戦火の中　ぐったりした子供を抱えて泣いている母の部分です

私は今の今までこんな地味な色彩とは思ってもいませんでした

怒りの赤とかそんな原色とばかり・・・

あえて無彩色にして　見るひとの心から沸き上がる感情を重視したのかもしれません

心の表現

泣いている顔をただスケッチして描くだけじゃ表せない感情

ピカソがたどりついた表現。でも満足ではなかっただろうなぁ～

見るより線をたどっているとなんだか悲しみが伝わってくるようでした

動いている物体

動いているものを描こうとすると

ピカソはこうなるのだろうなぁ～

揺り椅子の女性の顔はいろいろな顔にみえる

とことんみた結果の形・・・

ピカソ

やっぱり　無意識にきちんと描いてしまう・・・

ピカソはもっと微妙にゆがみ表情に深みがあります

絵手紙をやっていなかったら　へんな描き方・・・

なんてことで片づけていたことでしょう。

そうなんだ～

平らな地に　葉を落とした木が一本

空には白い月がぽっかり・・・

単純な構図と色彩にひかれてかきだした熊谷守一氏の絵画

輪郭線をかいていて　ハッと気がつきました～

これは屋根だ！冬の明け方にみえる稟とした月なんだ！

かいていなかったらこんな捉え方はしなかったなぁ～

人それぞれの見方があるのかもしれませんが　

私としては模写（いいかげんですが）した甲斐があったと

自己満足です（笑）

少なくて鋭い

熊谷守一氏の言葉と線は少ないのに鋭いです

「信心の心のある人がかいたかどうかすぐわかります」

と氏は言う。見破られてしまった・・・

自然体で・・・

「五日に一度　風が吹き　十日に一度　雨が降るという

それだけの意味です」と熊谷守一氏は言う。

ただそれだけ・・・その自然体が鋭く深い。

本当は何枚も何枚も臨書しなければ申し訳ないのですが

私はこれ一枚。枚数をかくと自然体から離れていくから・・・

いいなぁ～

いいでしょう！

立体・遠近感そんなものどうでもいいなぁと

思える絵です。こういう配色・色彩好きです