運命

α、β、Ω3つの存在
生まれながらに運命は出来ている
運命に抗う、従う
私は運命に抗っていく！

「おはよう」
「あぁ、おはよう」
私は薬の投与で何とか平静を保っていられている
でも、辛い時が有る・・・
「真希から今日は良い匂いがするな」
「そおか？いつもと同じだぞ真也」
アイツは鋭い
薬の量を増やすか？そろそろかな・・・
「悪い、頭痛いから保健室行ってくるわ」
「おぅ無理するなよ」

チッ、朝一から保健室に行かないといけないなんて
月に1回はやってくる症状、それを防止する為に保健室はある
Ω専用の保健室だ
俺は見られないように入っていく

「おっそろそろかい？」
「はい、お願いします」
この部屋に入ったとたん甘い匂いに頭が可笑しくなりそうだった
でも、月に1回は苦しさと悲しさとの色々な思いと戦はなくてはいけない
俺はこの感情とずっと付き合ってきた
早く番を捕まえても良かったが『俺は勉強がしたい』
そんな思いから押し隠して生きて来た
アイツは気づいているかも知れないが
俺にだって自由はある
『運命の番』を探したいんだ
俺は運命に抗う・・・

行ってきました！

やっと、TDLへ・・・

楽しかった！現実に戻ってきたくなかった(T ^ T)

でも、日はまた昇る・・・明日はやってくるのです

行きは天候も良く、定刻通りTDLを楽しみました

最終日、飛行機に乗ったのは良いのですが

4月に入り、何年振りかの積雪を記録し着陸できず！リアルhappyflightを経験しました

貴重な経験をさせて頂きました

青森方面までは向かったのですが、除雪が追いつかず成田へ引き返しました

引き返すなら離陸する必要あるのかな？

そこからスマホと睨めっこでした

こんな経験今までになく、雪で離陸が遅れるはありましたけど・・・

兎に角疲れました

朝を迎える

「幸生、朝だよ」
そんな声にゆっくりと視界が明るくなる
あぁ、引越したんだ。これから健人との生活になるんだ・・・
徐々に思考がハッキリとしだし昨日の事までが理解出来るようになる
「健人、おはよう」
「朝は食べて行く？ご飯出来てるよ」
ゆっくりと起きる
俺はベットに入って直ぐ寝たんだっけ？何で健人と寝てるんだ

チュ

優しい感覚が唇にリップ音と共に触れる
「健人！！！」
「あぁ、ごめん挨拶だったけど」
いきなり何だ？
「ご飯は？」
「食べる。着替えるから出て」
「わかった。食堂で待ってるから」
おい！おい！普通にキスしてきたけど外国じゃないよな？日本だよな
当たり前のようにキスしてきたけど
俺のファーストキスが健人の物になってしまった

俺は心と体が着いていかないけど黙々と着替えていく
あぁ今日から、この制服を着て登校なんだ

朝食中は執事さんが通う学校について説明を聞きつつ食べる
健人は何も無かったかのように食事をしている

俺は、これからどうなっていくのか・・・不安で一杯だ
学校が終了しだい健人の婚約者になるべくマナー等を勉強する
スマホも新しくなってる！アドレスを見ると今までの友達の履歴が残ってる！
ラインも残ってるから元気かの確認ラインをしてみる

久しぶりに

ソードアートオンラインの劇場版を見てきました！
面白かった
中だるみも無くて
キリトがカッコ良くて
DVDも良いですが映画で見るのも良いですね
大画面で！アニメ映画にしては、すごく静かで
とにかく良かった
アニメの第3シリーズが決定だそうで楽しみです

知り合いの家で

健人の家に来て、これから生活する上での説明を聞く
自分の部屋に案内される
「はぁ～本当にこんな世界があるんだな」
健人にも執事が居るが、俺にも執事が居て今後のお世話をしてくれるらしい
パートナーになるべく学業は元よりテーブルマナーも勉強していく
来た早々色んな事の説明が多すぎで頭がついていけなくて
ベットに項垂れていたら自然と寝てしまっていた
健人が様子を見に来ていたなんて知らない程

「幸生？」
目まぐるしい展開に付いて行けなかったかな
愛しい幸生はベットで寝ていた
明日から共に生活する・・・
幸生は解ってくれるかな
これからの事を考えつつ布団を掛ける
どんな夢を見ているのか急に微笑みながら、俺に寄り添う
俺の温度で暖かくなってくれると良いな
そんな事を思い後ろから抱きしめなが寝る俺だった