日々徒然です

カフェにようこそ!

フランスでの私

2013-12-27 12:01:30 | 小説
俺の母親は男の子として育ててはくれなかった。女の子が欲しかったらしい
小さい頃はお人形にスカートなんてのを履いていた
だからだろうか可愛いものや女の子らしい物が嫌いなのは
そんな俺は小さ頃から母親に反発していた
母親も手をやき施設に預けられた
施設では色んな事情の子供たちが出たり入ったりしていた。ずっと住んでいる子供も居た
それが幼馴染5人組だ!これは俺が名づけたんじゃないが何をやるにも一緒だった
高校を卒業してからは月1に会うか合わない程度になったがお互いを気には掛けていた

俺はアートに興味があった。人が物を作る、そんな事を見ているのが好きだ
必死に勉強した。だけど国内で勉強するには限りがある
美術館での新作展示会は必ず鑑賞した
たまたま知り合いが学芸員の空きが合ったので紹介してもらって勤めたが何かが違う・・・
語学も勉強して単身フランスに行く学芸員時代のツテを利用して
働きながら専門学校に通った
金は無かったが母が出してくれたのと貯金でなんとか


関係ない日常

2013-12-23 23:57:35 | つぶやき日記
12月はなんだかんだとせわしない
下旬になると特に思う
買い物に出かけても
あれもこれも買わないとと
とにかくクリスマスに向けてや新年に向けてと
準備していく
「別に」と思いたいけど世の風潮に乗り遅れたらと
買い物カゴに入れていく
私はこれから毎日、仕事で夜通しの連続だ!
体に気をつけて頑張ろう!体が資本!
年の瀬に白衣の天使にはご厄介にならないように


本気の相手

2013-12-21 02:34:38 | 小説
俺に恋人はいらなかった。何年も居ない
修羅場ったり泣きわめかれたりグチャグチャのドロドロで終わるのが常だ
恋人以上の奴を見つけると面倒だ。自由恋愛万歳の俺だった
先日、俺の知り合いで婚活パーティーなるものを主催していて頭数が足りなくて急遽参加した
乗り気じゃ無かったが付き合いだからと自分に言い聞かせて

参加中はソツなくこなした
気づくと同類は何となくわかるもので熱い視線が突き刺さる
帰りに声をかけ飲み直す。お持ち帰りコース決定となった
飲んでいる時、簡単に乗ってきたから初めてじゃないと思ったが
ほぐしていると指の締りがキツい!でも、もう止められなかった
体の相性が良い!可愛い声も出してるし
帰り際に聞くとやっぱり初めてだそうで・・・
俺の中では初めては面倒なんだよなぁ

その日にバーへ一緒に行って相手の探し方を教える
俺は様子を見ていた
良い感じになっていたが、何故か俺は横槍を入れてしまった
特に邪魔したかった訳ではないのに
気になっている訳ではないけど、あいつの相手が気になっている自分がいる
おかしいな



永遠を誓う

2013-12-18 02:10:44 | 小説
「助けてくれ」そう願った人は俺の上司だった
何か薬を飲まされていて酷く苦しそうだった
俺は何とかしようと試みるとそれは、体の奥の欲望を果てる物だった
ノンケだが意外と出来た!それから関係は2年続いた
最近じゃ側に居るだけで穏やかな気持ちになってくる
俺の全てになった・・・

その日は変な胸騒ぎがしていた
あいつが昔馴染みだった奴から電話を受けていた
次の日、ようすがおかしかったからそれとなく気にしていたが出かけて行った
慌てて追うと、あいつの昔馴染みと監禁されていて
昔馴染みの借金のかたになる所だった
助け出すのに乱闘になったがなんとか脱した
後々の処理も滞りなく終わった

あいつと共に帰った部屋で覚悟を決めた
俺はこの2年間本心を明かしてくれなかったあいつに
言葉にして伝えるのが怖かったはっきり拒絶されたらと思うと言えなかった
曖昧にしておけば今の関係を続けていける。でも失いかけて気がついた
言葉にして言わないまま失ったら一生卑怯なままだ
だからあいつを愛している。愛している
俺は本気だ思いは重くて当然だ本気なんだから
腹を括った。だから腹を括れ
そうあいつに言った
自然と涙が溢れ抱き合った
その日の夜は確かめ合うように抱き合い永遠を誓う

あいつがじいさんになっても世話を焼くつもりだと決めた




心の安らぎ

2013-12-11 02:54:56 | 小説
仕事が溜まっている。仕事が溜まっている
俺のデスクはいつも書類でいっぱいだ。そんな俺はあいつに甘えてばかりだ
あいつが、ちょくちょく来るようになって何かと世話を焼いてくれる
部屋の整理!もちろん仕事場のデスクの整理もやってくれる
世話女房的な存在だ

自分の性癖を自覚したのは中二の夏だった
クラスメイト達とAV鑑賞なる物に参加した
友達は女優の豊満な胸に興味を持ったが俺はその男優の方だった

俺のオヤジは病で早世したが女で一つで育ててくれた母親が再婚した時、親戚に預けられた
後継がいなかったのが一番だ
家は代々官僚系の仕事に携わっている
仕事に行き詰っていた頃、俺は気軽に後腐れの無い関係を作っていた
そんな関係が数年続いた。昼と夜の顔の使い分けも罪悪感無く出来ていた

そんな頃に一夜限りの相手がビデオなるものを取り出し撮影しようとしていた
俺は抵抗し助けてもらったのが今のあいつだ
それから関係は続いている
突然来ては飯を作って去っていく
そんな関係だがあいつは俺のマンションに入り浸っていた
俺も夜遊びをやめた
あいつの腕の中は心地良い。ヤバいくらいに気持ちいい
そんなあいつに依存しすぎだ
いつまでもこうしている訳にはいかないか