日々徒然です

カフェにようこそ!

憧れの人

2014-02-28 02:03:34 | 小説
親戚の結婚式で久々に集まった。そこには憧れていた人がいる

俺は小さい頃からモタモタだった。そんな俺をあの人は遊んでくれた、一緒にお菓子を食べてくれた
ただ一緒に居るだけで嬉しかった。あの人が居たから頑張れた

盛大に終了した。お酒も入っていたから、俺が送った
そのまま「止まっていきなさい」と勧められて、あの人の部屋で泊まることになった

俺は風呂に入って出てきたら、ほろ酔い気分のあの人が布団で寝ていた
「かっこよくなったなぁ」なんて頬を触るもんだから感情が抑えきれなくなった
「誘ってるの?」「ああ、かっこよくなったなぁ」
あの人は俺の理性を吹き飛ばした
体の隅々まで確認していく手。甘い吐息。熱い目。喘ぐ声
全てが嬉しくて、俺は気持ちよくさせたいと思った

一つになれた朝は嬉しくて、早く起きて朝食を作った
俺を受け入れてくれて愛してくれる
あの人の全てが更に好きになった

ある結論へ

2014-02-22 03:46:01 | 小説
今日も書類整理に追われている「どうにかならないかな」ついボヤキが出てしまう
学園の生徒会メンバーは生徒会権限で授業免除なるものがある
だからって書類整理に追われて授業に出れない日々が来るなんて・・・

俺は生徒会会計だ。そんなに書記の仕事は無いはずなんだけど?おかしいな
新入生歓迎会だ!学校祭だ!体育祭!と生徒主体の行事は2ヶ月に1回は何だかんだとある
こんなに行事の有る学校は無いんじゃないだろうか・・・
自ずと書類は増えてくる。会計だから各部の予算なんかも絡んできたりと1年の俺には荷が重すぎないか
副会長や書記までも書類整理に追われている

俺は生徒会メンバーに入りたかったワケじゃない。俺の2人の兄貴は学園の卒業生だった
今でも先生や先輩方から兄貴の伝説を聞かされている。職員室に行くと「お兄さんは元気か」と聞かれることもある

入学したての頃、伝説の兄貴の弟として先輩方から一目を置かれていた。もちろん同級生からは遠巻きだった
さらに教室に生徒会長が乗り込んできて、いきなりキスをして「お前は生徒会メンバーに決まったから」と告げら
俺は衝撃が走った。これからは順風満帆な学園ライフを送れると思っていたから

今じゃ、授業には出るが放課後、生徒会の雑務をしながら生徒会長のセクハラをかわしている

「会長!止めて下さい。まだ書類整理が終わってません」
「いい加減、気持ち良いと認めても良いんだゾ」
放課後集まっても、生徒会のメンバーは1時間もすれば寮に戻ってしまう
いつも生徒会長と2人になってしまい、ここぞとばかりにHな事になってしまう
メンバーの皆さんは気を使ってくれるのか、会長が脅して帰らせるようにしているのか
俺がクラス担任やクラスメイトと楽しそうに話しをしていたのを見ていたようで
キスマークはもちろん!寝かせてもらえない程Hして朝から保健室で過ごすとか・・・
この前は、朝から窄まりにローターなる物を入れて遠隔操作したり

どこでどう間違えたんだ?!
俺はノンケだったはずなのに
窄まりは会長の物をくわえないと達しなくなり。這わす手までも感じて喘いでしまう
やばい!ハマってしまいそうだ
もしかしてもうハマってしまったかもしれない・・・

生きがい

2014-02-13 10:08:55 | 小説
朝から気怠い~毎日短調とした生活・・・。何か良い事ないかな

俺は男子校が気に入ってる。特にどれって程でもないが、なんとなくだ
高校からは男子校と決めていた。俺の住んでいる所には男子校が無かったから
少し離れた此処に入学した。もちろん、おのずと寮生活になる
ここは多くの有名大学、専門学校、就職と卒業生には有利だ。親もすんなり許可してくれた
1年生の時は何もかにも新鮮で楽しかった。2年生ではマンネリの毎日で退屈だった
バイトや街に繰り出そうにも交通機関が乏しくて断念した。それでも行く奴はいたけど
そんな俺に一滴のオアシスが来た。2年生のクラス替えに新任教師が担任になった
そいつが超イケメンだ!皆一様に黄色い奇声があがる。だよね、俺も思った
これからが楽しくなって行きそうだ

全校朝会からクラスでは新任教師による質問タイムと生徒の挨拶となった
HRではクラス委員長を決めた
もとろんクラス委員長はあいつに決まっている。あいつは1年時からクラス委員長だった
あいつの目はハートだ!嬉しそうに先生と話してる!

俺は自慢じゃないが学校のイケメンランキングで20位以内に入るらしかった。上位はもちろん
生徒会と風紀委員が占めている。上位はハンパないイケメンでレベルが違う
もちろん取り巻きもハンパないし・・・。男子校だから世俗と隔離されていて普通じゃない所がある
放課後は告白タイムとなる。寮に帰るのに手を繋いで、抱き合って、キスをしていたりと至る所がBLだらけだ!

俺はまぁどっちでも良いから、バイの方か。でも、イマイチ乗り気じゃ無かった
でもこれからは違う。どうやって新任教師をおとそうか
告られてきたことはある(自慢じゃないけど)Hだってしたことはある(自慢じゃないけど)
でも、なかなか体の相性とピッタリが居なかった・・・
今だって告られてそれとなく付き合っているが、何故かしっくりこない体の相性もまあまあだと思うが
いっその事、新任教師に乗り換えてみようか
そんな思いを抱きつつ、これからの事を考えてみる


俺の教師生活開始

2014-02-08 01:38:18 | 小説
教員採用試験に合格!!晴れて教師に・・・。
だけど中々空きがなかった。どうしよう。就職浪人か?
そんな事が頭を過ぎったが親の紹介で高校教員に成る事が決まった
今日は教員生活1日目だ

教員場所は通勤するのに遠かった。だって俺の高校時代は、そこが陸の孤島って言われていた
繁華街には行けるけど行くには2時間に1本のバスに乗らないといけない
だから自ずと通勤せずに学校に隣接している寮なる物に入ることになった
俺は車で通勤しても良かったが、何せ朝が弱かったから寮に入ることにした
既婚者の先生方は車通勤しているようだが・・・

前日から入寮して準備した。忘れ物はないなぁ
なんだか嫁に行くみたい。父さんや母さんにも励まされて、友達にも激励会されて教師生活スタートです

寮から学校に通う時、妙な視線を感じていた。俺は悪い事してないぞ~
今日から新年度で学生は全校朝礼があった。もちろん新任教師の挨拶もある
理事長に紹介を受け全校生徒の前で挨拶する
数学教師の~と挨拶していく。すると何処からともなく奇声が上がる
この格好変だったか?真面目すぎたか?色が変だったか?
内心冷や汗・・・

全校朝礼を終え、俺は2年生のクラスを受け持つ。こんな新任で良いのか?疑問だが
2年1組のクラスへ向かう。今時の高校は豪華だな~引き戸じゃないぞぉ
と、変な所で感心しながら教壇へ
教壇に着くといきなり奇声が上がる
挨拶する前に質問攻めだ。今時の高校生は~行く末が恐ろしい

質問を上手くかわしHRを行う。新学期はクラス委員長を決めなくちゃいけないようで
俺の手腕が良いのか?!委員長はすんなり決まった
良し!出だし好調!
伝達事項も終了し生徒による自己紹介も終了した
途中、男子校だから仕方ないかと思うことはあったけど若いことは素晴らしいと思うようにした

ここの高校は有名大学、専門学校を多数入学させており就職率も良い。また、親が有名だったり家が金持ちな子供達ばかりだ
各学年に特進クラスがあり普通科は1~5組まである

HRが終了して早速授業が始まる。俺は2年3組の授業へ向かう
さして気にもしなかったがここの生徒は派閥があるのか?!などと思ったが
授業をしているとすっかり忘れてしまっていた