日々徒然です

カフェにようこそ!

出会った頃は

2013-03-31 01:04:25 | 小説
最近、お家デートが多くなっている気がする。
お金も掛らないし、手軽だし。もう、何年目の夫婦みたいになっている。
俺は営業課で、あいつはシステム課だ。接点はあまり無いが、新年会だったか忘年会だったか定かではないが(これを言うと「出会った時も忘れるなんてひどい」と言われるので、黙っておこう!それに限る!)会社全体だったので社長の一言で「席を混ぜたほうが面白いと思う」との発案で、くじ引きになった。たまたま席が隣同士になった(お決まりのコースだ!)話しているうちに家も近い事が解り意気投合となり、一泊した。
それからの付き合いだ。でも、その日に一泊するなんて。合コンは両手で収まらない程した。自慢じゃ無いけど、相手に困った試しがない(何股は断じてやっていない!どれも真剣に一人の人と付き合っている!断じて!)でも、長くは続かない。どうしてだろう?あいつと出会った時も別れた後だった。体の相性や趣味も合う(今までの人達は何だったのか?と思う程だ)
休みの日は映画にも行った。仕事帰りにお店に寄って、ご飯を食べたりした。もちろん温泉にも行った。忙しい時はメールをしたり、ドキドキしながら資料室でこっそり合ったりした。
でも、最近はお家デートだ。仕事帰り、メールして足りないものを買い、あいつの家に寄る。ご飯を食べて話しながらTVを見て、ひとつのベットで寝る。体の相性は今でも健在だ。(自慢じゃないが思う!)だが、お家デートだ。

文句のひとつが出ても仕方がない。

外回りの帰り、無償にコーヒーが飲みたくて寄った。
店内には挽きたての香りがした。一口飲むと、なんだが落ち着く、何かがスッと抜ける気がした。

やっぱりいつもの日常

2013-03-29 22:56:51 | 小説
2、3店見ているが、今いちピントこないなぁ。
グルグルしていると、待ち合わせの時間が!やばい!
遅れていくのは悪いからっと・・・。
結局は夕食の食材を買って、シャンプーが足りなかったからシャンプーの詰め替えをカゴに入れて。
あっ!これ良いなぁ。これにしよう。実用的だけど、あると嬉しい。
レジに行ってと。
なんか外での待ち合わせって、いつぶりかな?嬉しいな。
お店から出て、待ち合わせのお店へ。移動に時間はかからなかった。
「ここだ。コーヒーショップ?」つい言葉が出てしまう。
「いらっしゃいませ。」
もう既に彼は来ていた。こちらを見て合図してくれている。
「ごめんね。待った?」
「いや、大丈夫だよ。」「何にする?ここね、コーヒーが美味しくて、オススメだよ。お腹も空いてる?ハンバーグも美味しい。」
「お腹が空いてるから、ハンバーグとオススメのコーヒーも。」
「ここはよく来るの?」
「いや、コーヒーが飲みたくなったら来るけど。缶コーヒーじゃ味っけなくて。」「落ち着けるとこだしさ。」
いつもとは違う饒舌な彼を見る。


たまには良いね

2013-03-29 01:02:07 | 小説
いっつも家で会ってばっかり。たまには外でお茶しながら話したい。なんか違うシチュエーションに憧れます。
「家で会うのは良いけど・・・。」
そんな事を言ったら「じゃあ、一度行ってみたかった、お店に行ってみる?」と、言ってくれた。
嬉しい。明日は土曜日で彼は仕事が昼までだから、1時にお店で待ち合わせ!
朝から、ウキウキしながら出かけてショピングに!
何とか記念日でもなかったけど、彼にプレゼントと思って、お店を回る。
自分にも日頃のご褒美と称して、お店を見てみる。
ストラップ・ネクタイ・メガネケース。引くかもだけど、色違いのインナー。どれも目移りしちゃう!
「何が良いかな。」考えるのが楽しい。

時間は過ぎて

2013-03-29 00:49:05 | 小説
まどろみたくなる日差しです。
日差しにつられて、散歩の帰り道に寄られた50代の、お二人様。
世間話に花が咲いておられます。話は尽きないですね。
こんな日は、芝生の上に寝っ転がると良いでしょうね。
窓側にお客様が、お一人で本を読まれています。あぁ、本を読まれていても良いひだなぁ。
と、感心していると。
お一人様、ご来店です。と、思いきや。待ち合わせをされていたのか、窓側で本を読まれているお客様の所に座り話されていす。

仕事モード

2013-03-28 23:55:23 | 小説
流石!仕事モードへ開始される!
これもパートナーの力でしょうか?
カランとドアが開きました。
「いらっしゃいませ。」
「どおも。カフェオレで。」いつもの先生でした。
確か、恋愛物を書かれているとか。男性でも素敵に書かれていて書く本は全て、
部門で1・2位を争っているのだとか。ただ、先生は男なので、サイン会や顔出しはNGにされているそうです。
もったいない!サイン会をされると、もっとファンが増えるのに。
さて、スランプなのか少し暗い雰囲気です。そっとしておきましょう。