日々徒然です

カフェにようこそ!

過去の記憶から

2014-11-21 10:57:10 | 小説
「あっ」 「うぅっ」 「やめろって。こんな所で」
「こんな所じゃなきゃ良いのか」
「そおじゃ無いけど」
「無いけどなんだ?」

俺を、あざ笑うような言葉
次第に体が反応してくる。マズい

中学の時、喧嘩では負けなかった。それだけが唯一の自慢だった
そんな時、母さんが倒れた
連絡が来て、慌てて病院へ向かう。そこには小さな母さんが居た
俺が病室に訪れて、看護士さんと話しをしている母さん
微笑んで迎えてくれた。俺の事を気遣っていた。シワの多い手で手を振っていた
その時、決意した
母さんに心配かけない!そう心に決めた
丁度3年だったから、喧嘩に足を洗う。猛勉強して、進学校入学した
高校に入学してからも勉強して学年上位をキープしていた
そんな俺のシナリオが崩れていく

回された手が腰に行き、ワイシャツの仲のTシャツを捲り肌に触れる
「くっ、う」
重なる唇は歯列を割って舌を必要以上に絡める
手は腰から徐々に上に向かい胸板の突起へと弄ってくる
弄られている事に反応して、俺の声じゃない声が出てくる

「もっと声聞かせて。感じて」
何なんだ?言葉に反応しているのか、俺の中心が反応しだして固くなりつつある
重なる唇は離れ首から鎖骨へ向かう、更に耳に移り甘噛みされる
「つっ」

感じているんだろうか?イヤイヤ違う。体調が悪いだけだ
下半身は自由を求め固く主張している。
アイツは俺のズボンのチャックを降ろし主張している部分を解放する
「感じているの?可愛いね。こんなになっているよ」
断じて違う!俺は・・・自然と快楽を求めていかのように腰が動いている





裏の顔

2014-11-12 23:10:15 | 小説
背後の気配に気づかなかった。よりによってアイツに見られるなんて
中学の友達と懐かしさの余り追、顔が綻んだ矢先だった

「バラされたくなかったら、放課に屋上へ来いよ」

その言葉は、俺の脳裏を支配した。何されるんだ
アイツは生徒会副会長で女に関しての噂が絶えない事で有名だ

ギギギ~ゆっくりと屋上への戸を開ける

副会長は来ていた。「よっ!」満面の笑だ
今日からオメエは俺の下僕ね
「はぁ?なんでだよ」
「あの画像バラされたくなかったら。わかるよね。言葉の意味」
「わかった。けど下僕って」
「呼んだら、10分以内に来ること。もう、ラインは交換してるから♡」
「はぁぁぁ」
アイツは俺のラインまで交換してるって?証拠の画像もアイツのスマホから確認できた
どんな裏アリなんだよ

そんな事を頭の中で考えていたら、アイツが近くに来ているのも気づかなかった
突然、唇に柔らかい物が触れ視界が暗くなった
冷静に考えろ。俺は男だぞ
柔らかい物は唇から入り歯列をわって舌を絡めて来た
俺はアイツの胸板を押しやったがビクともしない
徐々深く舌を絡め、俺は息もたどたどしくなる
唇が離れると銀糸の唾液が出来ていた
俺は体の奥で反応しているが悟られずに睨み返してやった
「そんなに睨んで煽んなくて良いよ♡」
「うるさい」
アイツは俺の腰に手を回して引き寄せた
両足に力が入らずしゃがんでしまいそうになる自分がいた・・・