日々徒然です

カフェにようこそ!

本当の恋

2014-03-29 01:50:26 | 小説
俺は新年度に異動が決まっていた。何処かは解っている
もちろん希望していた!

あの人は引っ越してしていった。本気の恋だった
あの時はお互いに子供だったから、永遠を誓えなかったが今は違う
最後の日「必ず迎えに行く」と言った。返事は曖昧だった

俺は頑張って今の会社に入社した
仕事もこなし実績を作り課長になった。課長になった事で異動が決まっていた
もちろん、あの人が勤務している支社の課長として配属する
まっ、希望していたんだけどね!
あの人の驚く顔が見たい。どんな反応をするのか

あの人は営業2課だ。もちろん俺は営業2課の課長として着任する
これからどおやって落としていこうか
俺の本気はこれからだ

まずは支社長に挨拶し、全体の朝礼に挨拶する

早くあの人の驚く顔が見たい
俺は朝からスキップしていた


思いの先に

2014-03-23 09:49:27 | 小説
俺は小さい頃からいつも一人だった
そんな思いはあいつと出会って変わった
何かと部屋に遊びに来ては色んな話しをしていく
始めは変な奴と思っていたが何だか徐々にあいつが居るのが当たり前になってきた

俺が中学に上がる頃、両親が離婚した
なんとなくわかっていたけど現実となるとなぁ はぁ~
俺は母親に引き取られた。もちろん引っ越さないといけなくなって
別れの前日にあいつは部屋に来て色んな話をした
急にあいつが真面目な顔して
「大きくなったら迎えに来るから。必ず迎えに来るから。忘れないで」
そんな事を言って帰っていった
そして触れるだけのキスをして勢いよく帰っていった

ジリジリリリリ~
目覚まし時計の音で目覚める。何だか懐かしい夢を見た。
うっすら泣いていた。嫌々!懐かしさの余りだ
小さい頃の淡い思い出だった
ヤバ!!今日は年度代わりで新しい課長が赴任するんだった
早く行かないと・・・

ふぅ~間に合った
「おはようございます先輩。今日ですよね新しい課長が来るの」
「そおだな」
「やり手らしいですよ」
などと後輩と話をし朝礼となる

「おはようございます。この度、着任しました~~」
挨拶し顔を上げると俺は忘れていた記憶が蘇る。小さい頃の思い出だ
正面には薄笑っている上司が居た

自分のご褒美

2014-03-14 01:27:01 | 感想日記
ようやく休みが出来た日に映画に行きました
「永遠の0」を鑑賞してきました
奥が深く、全てが繋がっていました
岡田くんの演技も凄かったけど
脇を占める俳優さんの演技もまた良かった
また休みになったら映画に行きたいな!

3月も中旬にさしかかろうとしています
ここもようやく雪解けになり道路のアスファルトも出てきました
早く夏にならないかな?
夏は少ししかないけど楽しみです!

好きな気持ち

2014-03-14 00:44:18 | 小説
俺は小さい頃からの幼馴染が居る。いつも一緒に居て空気のような存在だ
だけど最近はだんだんとエロエロになりつつある
暇さえあればキスしてこようとしている
俺だって心の準備が必要だ。俺だって男なんだからリードしないと
でも、いつも形勢逆転してしまう

先日、勉強会をあいつの家でしていた。つい、ウトウトしてしまった
何故か息苦しさで目が覚めた
俺はベットに寝かされてあいつが上からキスをしていた
もちろんベロチューだった
何度も逃れようと体を起こしたが、あいつよりは力不足なのか逃れる事は出来なかった
流れに流れて・・・
ポロシャツは胸の部分がはだけズボンも脱がされパンツ一枚になってしまう

俺は心の準備が出来ていないぞ~

あいつの顔は蒸気していて両頬が赤みをさしていた
俺はあいつが愛おしくなってしまう
「大丈夫だ。お前が好きだから。一つになっても良いぞ」
そんな言葉を投げかけると、より一層両頬に赤みがさす

俺の事を大事に優しく確かめるように指先が走る

俺の窄まりはトロトロに溶かされていく

我がプリンス

2014-03-10 02:57:51 | 小説
俺の憧れはいつもあの人だった。小さい頃からそうだった
家が近所だったから時々遊びに行っていた。まっ、構われなかったけど
でも、時々遊んでくれた
俺が大きくなった頃、あの人は就職し忙しくなった
久々に親戚の結婚式で会う事になった

俺は小さい頃の自分にサヨナラして、あの人につり合うように頑張った
「好きだ」と告白するために

あの人は結婚式で盛大に飲んでいた
帰りはもちろん送った。そのまま「泊まって行け」なんて言ううもんだから
お言葉に甘えちゃった!
あの人の部屋に布団がひかれていて、出来上がったあの人は
「久しぶりだな。かっこよくなった」と俺を喜ばせる言葉をくれた
俺は長年の思いをぶつけた
迎え入れてくれる手が嬉しくて
確かめるように肌に触れ、唇を重ねた

一つになって更に愛おしくなった

それから俺はあの人のマンションに転がり込んで
過保護すぎるくらいになった
欲しい言葉を囁いて。気持ち良い所を求めて攻めていく
あの人は俺が居ないとダメになってしまう程愛し抜く

だって俺の王子様だから・・・