日々徒然です

カフェにようこそ!

思い人の思い

2015-09-25 14:58:20 | 小説
直樹さんを置いて出張へは行きたくない!かと言って・・・
あぁ、幸せな悩みなのか不幸せなのか

直樹さんとの出会いは・・・直樹さんの事を思うだけで気持ちが高鳴る

今は、お互いの気持ちが合意され性的行為で高揚できれば同姓でも子供が出来る時代になった
早く直樹さんとの子供が欲しくて仕方なかった
直樹さんも同じ考えだと思っていた
最近、仕事が忙しそう!だけど僕からの誘いには拒否もなく性行為をしてくれている

あぁこのまま直樹さんと2人だけの世界になりたい

「プロジェクトの責任者を任された」
「おめでとう」
「ありがとう。で、なんだけど。今日から性行為は控えないか。子作りなんて難しいよ」
そんな一言が直樹さんの口から聞かれた
「そんな・・・」

僕の足元から何かが崩れるような音がした
その日は料理の出来ない直樹さんが夕食を作ってくれた

暗い沈黙は続いていた
「辛い思いをさせてごめん。でも、お互いが納得した状態で出産したいんだ。蒔人だけが欲しいと思うなよ。
俺だって欲しいからな」
「直樹さん・・」
嬉しい、照れながらも言ってくれた、その一言が僕の好きな直樹さんに変わる

夕食後、一緒にTVを見て笑った
自然と唇が重なりお互いの肌を求めあった
「あぁっ」「そこ嫌だ」
「良いの間違えじゃないの?直樹さん」
ピンクの窄まりは俺の固い陰茎に染まっていく

いつになく直樹さんは積極的だった
この思いは何者にも代え難い


愛をわかち合うまで

2015-09-02 22:06:44 | 小説
仕事一筋の俺、でも最近は違う
今日、部長に呼ばれた
近々プロジェクトを立ち上げるそうで課長として迎えられるそうだ
今持っている仕事は公認に任せてプロジェクト準備に入る

今は2159年、同性同士でもタイミングが合えば妊娠する時代になった

俺の恋人、蒔人は大学の助教授で
近々論文等でアメリカに出張するそうで大忙しだ

出張する前に子作りに勤しもうと中出し真っ最中だが
プロジェクトを立ち上げるとなると、中出し禁止を話さないといけない
「蒔人は悲しむかな」そんな思いを胸に抱く

蒔人の出会いは、俺の仕事の資料を求めて訪問した大学で担当だったのが蒔人だった
何かにつけて世話をやいてくれ、話しをするうちに惹かれ逢うようになった
今は一緒に住み生活を共にしている
生活を共にすることにより、色んな蒔人が見れて嬉しい
蒔人の悲しい顔を見るのは嫌だな
そんな思いを胸に帰宅する

「お帰り、直樹さん」
「あぁただいま」
「今日は直樹さんの好きなシチューだよ。僕の出張の日取りが決まったんだ」

嬉しそうに話してくsる蒔人に告げるのは酷だなと、思う俺だった

「あのな蒔人、子作りの件だが先伸ばしできないか」

ビックリしている蒔人・・・あぁ