日々徒然です

カフェにようこそ!

守るべきもの

2014-09-27 01:43:03 | 小説
おかしい・・学校の帰る時間になは、いつも生徒会に来るのに
居残りでもしているのかな?いやいや、そんなはずはない
携帯を鳴らす

「止めろ・・」
「前から気にはなっていたんだね~お友達は?今日一緒じゃないね~」
「うんっ・・」

電話の向こうの様子が変だ!何かあったか
生徒会の情報網をフル活用する
(これは断じて違法ではない・・・)
PCからアイツの居場所を検証し直ぐに向かう
「処理出来るように手配しておく」
副会長に対応を任せ、居場所へ

案の定、アイツは居た
先輩に囲まれていた

カシャ カシャ
現場を抑え証拠を突き出し、先輩達を恐怖に陥れる

「生徒会長の裏の顔だ」

先輩達は恐怖に言葉の出せず風紀委員へ捕獲された

「ううっ」
泣き止むまで背中を摩り落ち着いた頃に声をかける
恐怖で声が出なかった、出せなかった

そのまま優しく抱き上げ保健室へ連れて行く
保健室のベットに横になり泣き止むまで側に居る
アイツの無垢な気持ちを・・・
「お兄ちゃん・・」
「落ち着いたか?まだ居て良いぞ」
「もう大丈夫、ありがとう助けに来てくれて」
「あぁ」
「お兄ちゃんは僕のヒーローだ」
なんだか照れくさい会話の後、無性にアイツに口付けしたくて
そっと口付ける
触れ合い、徐々に角度を変えて
「んっ・・」
「はっ」
俺の理性は爆発して、ワイシャツのボタンを一つ一つ外していく
アイツの白く柔らかい肌が赤みを帯びていく
小さな白い肌にピンクの小さな突起は俺の舌で腫れ上がる

何だか秋

2014-09-24 11:07:57 | つぶやき日記
今日は朝からポカポカ陽気

なんだかんだと10月に入ろうとしています

1年はあっという間かな

私の好きなアニメも終了し新アニメに編成していく

寂しいようで嬉しいような

秋が終われば冬になり・・・雪が降る

交通渋滞がやってくるのね   はぁ~

心の拠り所

2014-09-21 02:22:13 | 小説
兄さんは優しかった。忙しい母さんの手助けが出来ればと思っていたが
そんな時、母さんは再婚した
いつも気にかけてくれる兄さんは僕の誇りだ

幼馴染のあいつらは鈍感な僕をいつも助けてくれる
友達にも恵まれていて楽しい毎日を過ごしている
僕の誇りは兄さんが高1の頃から生徒会長に就任していて
学園のアイドルでもある事が嬉しかった

両親は旅行中で今日の昼は弁当でもないので学食へ行く
友達も連れ立っていく
適当な所に座りBランチを食べている
出入口が騒がしい?振り返ると生徒会役員の方達が入ってくる
もちろん兄さんも居た

手を振ろうにも取り巻きが沢山居たから声をかけれなかった

中高一環の学園は生徒会が特別な存在で高貴な存在だ
そんな中に兄さんが生徒会長とて君臨している

「お前の兄さん凄いな」
「生徒会は一目置かれるな」
等と友達は言うが、学校に居る間は気安く声をかけられないのが寂しいな
そんな思いがチクリと心に残る
いつしか僕も生徒会役員として手伝う時が来るとは想像もつかなかったけど・・・

放課後、先輩に校舎の裏庭に呼ばれたので友達と別れ向かう

向かった先には中学の2年生が3人居て僕を待っていた

「止めて。何をするの」
「大丈夫だから。これから楽しいことしようぜ」
「助けて。うっん・・」
「肌白いな」ゴクッ
「早くやっちまおうぜ」



お互いの距離

2014-09-16 11:47:56 | 小説
「じゃ!行ってきます。2人共仲良くね」
父さんと母さんは楽しそうに出かけていった
寂しさだけが残ったが、2人が楽しそうに準備していたのを知っているから
俺はそれだけで良かった。2人が一緒になってくれて本当に良かった

取り敢えず、昼ごはんを作った。独りじゃないご飯は美味しかった
お互い学校の話をした
前からアイツの事は知っていたから(生徒会役員だから生徒の事はある程度調査済み)
苗字は旧姓のままで通す事になっている
だから、兄弟になった事は俺もアイツも数人の人しか知らない

アイツの部屋でDVDを見た。アイツは徐々に眠くなってきたようで、俺に寄りかかっって寝息をたてた
緊張していたのかな?寂しいのかな?
頼られている自分は何だか嬉しいもので・・・
これからはもっと頼って欲しい

夜も夕食を食べお互い風呂に入る
特に寂しそうにとかは見えなかった
「お休み」「うん・・お休み」
挨拶を交わし部屋に入る

俺は勉強をして区切りの良い所で終えてベットに入った

コンコン
「何だか目が冴えちゃって話しに付き合ってくれる?」
「良いよ。俺も何だか眠れなかったし」
「ありがとう」
「父さん、母さんは今頃何してるのかな」
「楽しんでくれると良いな」

そんな話しをしながらお互いの体温を感じつつ一緒のベットに入った
お互いを大切な存在と意識した夜だった

俺が守る

2014-09-13 03:25:11 | 小説
中高一環の男子校は秘密の花園で、いっぱいだった。
「君の瞳は俺を欲しがっている」
「あっん・・・そんなに」「激しすぎっ」
「まだイケるだろう」
放課後の空き教室は恋人の聖地

俺は中1の頃より自慢じゃないが信頼と学年主席をキープしていた
プライベートでは父さんが再婚する事になっていた
俺を男で一つで育ててくれて苦労ばかりだから幸せになって欲しかった
再婚相手には子供が居て、俺は高1だから中2だそうで

この学園は中高の教室は渡り廊下で繋がっていて境目があるようでなかった
生徒会役員は合同で入学式や卒業式は一緒に行っていた。だから交流も、ある程度ある
俺は中1から生徒会役員になっていて高1では生徒会長を任されていた

アイツが中学に入学してきた時に何かと噂には上がっていた
解るやつには解っていて、人気ランキングの上位になっていた
もちろん親衛隊なるものも出来ていたようで(本人は自覚なしだが)
俺は気がきじゃなかった

学校帰りは一緒に帰っている。兄と慕ってくれる、そんな所が嬉しかった
生徒会の仕事があっても待っていてくれる
だけど、このモヤモヤは消えなかった・・・
何なんだ??
家に帰ると父さんと母さんは旅行に出掛ける準備をしていた
すごく仲が良い。良かった幸せそうで

旅行中俺たち兄弟に何かあるのか
このモヤモヤが消える事はあるのか
でもアイツを見ると何故か顔が赤くなってしまう