日々徒然です

カフェにようこそ!

迎えた朝は

2015-06-20 01:55:01 | 小説
なんだか日差しが眩しいな
少しずつ意識がハッキリとしてくる
モチモチとした物って気持いいな
そんな事を考えながら目を開けると

「おはよ」

ギャーーーーー
モチモチとした物は圭吾さんの胸板を触っていた

「気持ち良く寝てたね」

優しい笑顔は俺の気持ちを興奮させる
で、なんで裸なんだ?
映画に行って、ご飯を食べて、圭吾さんの知り合いのバーで飲んで
それからギャーーーーー
昨日の事が鮮明に蘇ってきた

映画は楽しかった。久々笑った
ご飯も美味しかった。圭吾さんの会社の話し、俺の学校の話し
もちろんバーでも話しが弾んで、カクテルも勉強の為にと勧められ何杯か飲んだ
軽く酔ってしまった俺を圭吾さんが俺のアパートには送れなくて、圭吾さんのマンションに泊めてもらった

そこからの記憶が大事!

俺を「好きだ」と顔を近づけ口づけをしてくる
なすがままの俺に舌を入れ、より深く絡め合う
足元を救われ、ベットを背にし更に深く絡め合う
確認するかのように、ふたつの突起を触る。手ではなく徐々に口へと変わる
「・・あっ」「うっ」
感じている俺がいる
イってしまった俺を楽しそうに見つめ
圭吾さんは俺のイった物を絡め取り後ろへと手が伸びてくる
「やっぱり可愛いね。好きだよ」
甘い言葉と手でのほぐれが俺を幸せにしてくれる
「僕は君が好きだよ。一生賭けて側にいて」

映画の先は

2015-06-05 12:55:09 | 小説
10時に駅前で待ち合わせ

バーのお客様と個人的に逢うのは初めてだ。なんか照れるな
少し早かったかな?嫌、5分前だから丁度良い

向こうから三枝様が歩いてきた
お店の外で逢うなんて何だか緊張しちゃう
「お、おはようございます」
「あぁ、おはよう」
「緊張してる?大丈夫だよ。取って食ったりしないから。今日は楽しもうよ」
「ハイ!ありがとうございます。三枝様」
「あ~その三枝様ってやめてもられる?今日はプライベートなんだから名前で読んで、圭吾だから」
「じゃ、圭吾さん」
「圭吾さんか、まっ良いか」
「今日は君の事、直で良いよね?名字じゃ寂しいじゃん」
「ハイ!解りました圭吾さん」

僕達はまず、オープンキッチンのカフェで飲み物を飲みつつ今日の計画を立てる
今さらって感じだけど圭吾さんの連絡は知らないし
飲み物を飲みながら、学校の話しや圭吾さんの仕事等も話す
お互いの連絡先も交換し、今日の本題に入る

「俺はホラー系が嫌いで、面白いのはっと」
「直は怖いものが嫌いなの?意外だね」
直なんて呼ばれてドキッとしちゃう
「ハイ、夜寝れなくなります」
「ハハハ、楽しいね。そんな事は無いよ、僕が居るから」
なんだか照れる。満面の笑みで答えられると
時間が丁度の映画をチェックし映画館を確認し一緒に向かう
途中、はぐれそうになったりしたけどなんとか圭吾さんに着いて行く
決して歩幅がじゃない!
ゆっくりな俺のスピードに合わせてくれて、なんだか嬉しくなる
顔が赤くなってないかな?大丈夫だよね。