日々徒然です

カフェにようこそ!

翔の兄さん

2017-07-19 12:05:07 | 小説
毎日の日課
翔は野球部で毎日遅くまで練習している
翔の兄さんはIT企業の社長で企画、運営を全てこなしている
社員さんは?もっか数名だそうで・・・
有名なのかな?でも、毎日ハードスケジュールで帰宅も遅い

翔達は、僕の隣に引っ越して来た
兄弟2人で生活している
そんな僕は毎日、翔と翔の兄さんの分の、ご飯やら掃除やらを手伝っている

「ただいま」「おかえりなさい」
「今日は早かったですね」
翔の兄さんは何時も午前様だから今日は早い
「今日は話しがあって」
「僕に?どうしたの」
僕は翔の兄さんが大好きだ!
何時も気にかけてくれていて!もちろん兄弟だから翔の事も気にかけている

「いつも済まないね」
そんな会話があって急に真顔になる翔の兄さん

「やっぱり君の事が好きだ。ずっと側に居て欲しい」
「えっえ~どおしたの?」
「君の顔を見ると違うんだ。心が落ち着く。離したくなくなるんだ」
そんな言葉を話されつつ徐々に距離が近づいてくる
「僕、男の子だよ」
「わかってる!でも、この気持ちは・・・」
翔の兄さんは更に近づき、僕の唇に触れ合う口がある
徐々に深くなり、僕は立っていられなくなる
「君を離したくない!好きだ」
そう告げられ、更に口づけは深くなる
いつの間にかソファに抱き合いながら倒れてしまう
なんだか温かい気持ちに包まれている、離れたくない気持ち・・・
「僕も翔の兄さんが好き」
囁くと首筋を伝っていく唇がある