こんにちは。グルメストアフクシマです。
しばらくバタバタしてまして、ご報告遅れました。まずはお詫び申し上げます。申し訳ありません。
さて
2010年2月25日
ワインパラディースの鈴木さんと私どもが主催の2回目となる試飲試食会が行われました。場所は男鹿市船川のハートピア。
日中12:00~18:00までは
男鹿の港に現れた一日だけの展示会「いちにちギャラリー」が開かれました。
秋田で活躍されている相馬大作さん(最近では秋田空港での個展)の風景画、同じく秋田で活躍されている
高橋朋子さんによる出羽和紙の展示・販売
さらに
こうひい工房珈音さんによる珈琲の試飲・販売が行われ静かな船川に人が集まり賑わいました。
いちにちギャラリー
セッティング中に既に何人かいらっしゃいました。
twitterを始めたばかりのこの時、ツイートによっていらした方も数名、ありがとうございました。
相馬さんの絵画、高橋さんの和紙の展示を生で見たのは私にとっても初めてでした。
人によって印象、感想は違うと思いますがお二人の作品に私は優しい印象を受けました。男鹿や秋田各所のデッサン、寒風山や秋田の様々な風景画が全く別の次元へ引き込み心を魅了します。印象派がどうのこうの、このタッチはどうのこうの、ていうような説明や比較ぬきに素直に感じたい、です。高橋さんの和紙はちらっと写真に写っておりますが、ほっんんとに素敵で言葉に言い表せないです。素人だから、かもしれませんがただ単純に素敵で優しい気持ちになれる、とそう感じました。お二人の展示でもお腹いっぱいになる内容ではありますが
夕方18:00からはワインを片手にデリカを食し、音楽を聴きながら、という内容に。
■18:00~開場
順々にお申し込み頂いた方々がお見えになり入口を入ると展示されている相馬さんと高橋さんの作品をご覧頂きました。
オレンジ色の方は土井さんfrom加茂。最近大学の先輩だった事がわかりました。
展示をご覧になっているのは吉元さん、お豆腐、こんにゃく、納豆、えご、をおかせて頂いております。ご存知バスケコーチ。
18:30 お料理もセッティングしワインのコーナーに皆さん並びます。
受付でグラスとワインリスト、デリカテッセンのリストを手に奥に進むと鈴木さんのコーナー。奥さんと。
十数種のワイン(ノンアルコール、スパークリング、デザートワイン含む)を自由にお試し頂きお気に入りのものはお買い上げ頂きました。
外のスペースでもテーブルを並べワイワイ。背の高いオレンジの方はGAOの千葉さん。GAOスタッフの方もたくさんいらっしゃいました。本当にありがとうございます!
私どもがご用意したのは
全て地場産素材、減農薬、または無農薬の安全性の高い食材、無添加の出汁、無添加調味料でお作りしたものです。
以下写真と内容のご説明。
1、生ハムとチーズの生春巻き:2種のチーズ、きゅうり、生ハム、赤パプリカ、グリーンリーフでシンプルに巻きクリームチーズの風味、食感を楽しめるよう仕上げております。
2、焼ききのこのサラダ:直火焼きのきのこの香ばしさ、揚げた長いも、レンコンチップのサクサク感、水菜、玉ねぎのシャキシャキした食感が楽しめる人気のサラダ。バルサミコとオリーブオイルメインの自家製ドレッシングをご用意しました。
3、自家製ローストチキン:表面をカリッと焼き上げ芯温を計りながら低温でしっとり柔らかく仕上げております。
4、ローストビーフ:今回は秋田産を使用。様々なスパイスで漬け込んだ牛肉を低温真空調理で仕上げた逸品です。
5、ズワイガニクリームコロッケ:当店の定番人気クリームコロッケ。ホワイトソースも一から丹精込めてお造りしカニの身とのバランス良く仕上げております。
6、じゃがいものクリームコロッケ~しょっつる風味~:しょっつるを使用した新商品。玉ねぎ、ホワイトソース、チーズ、スライスしたじゃがいもの食感、しょっつるによりひきたった旨味がお楽しみ頂けます。
7、元浜メンチ:2009年に柔らかさ、食感を改良しネーミングも当店のある元浜町からとりました。明治頃はここも浜だったようです。
8、一から手造りのトマトソース(昨年まろやかな味に調整しました)で当店のふわふわ焼きハンバーグを煮込みました。
9、豚肉の揚げ煮:日替わり惣菜の中で人気の高い商品。にんにく・しょうが・豆板醤をきかせております。
10、ふくちゃんステーキ:高級黒毛和牛「りんごで育った信州牛」と国産和牛で成形した人気ステーキ。下地のたれをぬった後にオーブンで焼き上げさらに直火で香ばしさを出し最後に本格たれをぬって仕上げております。
11、ほたてときのこのキッシュ:1984年から作り続けている定番デリカテッセンです。今回はほたての貝柱ときのこ、玉ねぎ、きのこ(しめじ)をバターでソテーしたキッシュです。
12、和牛ビーフシチュー:数日間煮込んで丹念に仕上げた自家製のデミグラスソース。柔らかく煮込んだ牛肉を赤ワインで仕上げました。赤いのは人参のグラッセです。
13、カツサンド:ボリュームたっぷりのカツを自家製のソースにつけこみ新鮮なキャベツとパンで挟んだ当店の人気商品。
バタバタしていて肝心の料理の写真を撮るのを実は忘れており、これらの写真は観光連盟の玉尾さんから頂いたものです。
ほんと、玉尾さん改めてありがとうございます!
これらのデリカを自由にお試し頂き、ワインも自由な組み合わせてお楽しみ頂きました。
何品かお皿にとった例です。
19時半過ぎくらい、会場の食の部分は落ち着き皆様酔いもまわった感じの雰囲気に。
裏で指を慣らす本川さん。
45分くらいから
こおひい工房珈音の佐藤毅さんによるコントラバスの独奏。
本川真姫子さん(グルメストアフクシマスタッフ・ピアノの先生です)による独奏。
お二人のデュオ
・ヘンデル オンブラマイフ
・バッハ アリオーソ
・フォーレ 夢のあとに
たけしさんの低音を大事にする弾き方がいつも心に響きます。本川さんはさすがプロ!色々私のわがままにも応えて頂きました。今回のピアノとのデュオ、すごく良かったです!たけしさんの独奏を聞いた事がある方は何人もいらっしゃいましたがピアノとのデュオ公開は今回初、私もとても感動しました。
特にオンブラマイフのピアノの伴奏からコントラバスが入る瞬間。
とても心地良い時間でした。
演奏後毅さんは珈琲試飲の準備に。全員分の試飲を用意して頂きました。豆はパナマ、中煎り焙煎したて。
そしてあっという間に21時を過ぎ自然閉会。
このデリカ&ワインの「合同」、というのは堅苦しいセオリー抜きにどのようなワインがそれぞれどんなデリカに合うのか自由にお試し頂く事が目的だったのですが、時間配分、お料理の提供の仕方、配置、司会進行役の有無、照明、椅子の数、テーブルの高さ、販売商品の用意が十分であったのかたくさん反省があります。
例えば、演奏中も自由に試飲できる配置にしたり、遅れていらっしゃった方へも全てのお料理がいきわたるようなシステム作り。
やってみて分かった事がたくさんあり、次回はもっともっとお越し頂いた方に楽しんで頂けるよう課題をクリアしより充実した内容にしたいと考えております。
お褒めのお言葉、楽しかった、というお声はとても嬉しく思いますが、もっとこうしてほしかった、などのご指摘は何よりも最高で崇高なお言葉です。
今回参加されなかった方も、告知方法、情報開示の仕方等、何かお気づきの事があればお気軽にお申し付け下さい。
11月頃の提案からたくさんの方のご協力がありました。鈴木さん、佐藤毅さん、高橋さん、相馬さん、本川さんはもちろん、ピアノの手配をして下さったG-G-R&WAGONのJunchang、ハートピアの皆さん、様々なご提案・ご相談頂いた茄子の皆さん、
印刷等夢プラスカード共同組合鈴信さん、友人S、友人Y、そして一緒に乗り越えてきた従業員の皆さんに改めて感謝致します。また後片付けもGAOで茄子の加藤さん、友人O、この他携わった方、何よりいらっしゃった全ての方に心から感謝申し上げます。さっいこうの1日になりました!
■さてここからは裏話。
私どもはアルコールは無しだったのでイベント終了後軽く飲みました。
どれも美味しい。この場では赤をちょっとしか飲まなかったのでこちらをご紹介。鈴木さんの扱うボルドーのシャトーパルメイ2003年。
(写真のワインです。グラスはビールグラスでワインに失礼ですが深いので香りは十分楽しめました。)
このシャトーパルメイ、樽の芳香な香りがとても良く味もコクがあり重すぎずしつこくなく久々美味しいワインとの出会い!
違和感のある酸味、ちょっとクセあって、ちょっと重い、なんかのみにくい、そんなフレーズ一切無し!っす。
すっごい良かったです。
こちら
ワインパラディース、鈴木金七商店さんの場所です。
ドイツ系ビールやワインの他、様々なチーズや鈴木さんのこだわり素材がお店に並んでおります。
今回のブログで何度か登場した茄子、のフレーズ。
「茄子地人協会」で検索してみて下さい。色々でてくるかと思います。
お店にもおいてあります男鹿ぐるっとマップ
地域の方と共に成長するマップを作製したり生業を持つ者同士で地域活性化の様々な活動に取り組んでおります。
デッサンは相馬さん。
茄子地人協会
菅江真澄とグーな男鹿半島というサイトでもご紹介頂いております。
こちら。