グルメストアフクシマのブログ

男鹿にある大正七年創業の
お肉とお惣菜のお店グルメストアフクシマ
(有)福島肉店スタッフのブログです。

菅笠づくり学習会

2010-05-24 22:19:36 | 男鹿
こんにちは。ころっけ、ハンバーグ通販のグルメストアフクシマです

色々とネタがたまっており何から伝えて良いのやら、という感じですがまずは茄子地人協会としての動きを。

23日、日曜日話題になりました秋田新生会議おが パネリストの佐藤毅さん(五里合のこおひい工房珈音)がお話されておりました茄子と

すげ笠に関してのご報告。

五里合の琴川公民館で4月1日に学習会が開かれました。かなり簡単にご紹介いたします。

すげがさ、とはこういうのです。



面白いだじゃれを大変失礼致しました!

さてこの日は私は途中参加で午前中から20代~80代の様々な方がお集まりになりました。



みんなでお昼ごはんはえっちゃんのおにぎりと豚汁、コロッケ差し入れお持ちしました。



午後再開。会長に学びます。



竹骨を作り輪にし組み立てていきます。



かなり楽しく参加させて頂きました。

何よりも無形の知の伝授を70代から80代の方から直接受けられる、という贅沢な場。

しかし伝承する立場、を考えるならば中途半端な参加や遊び、やってみよう、ではいけない!

我々がやるんだ、後世に伝えよう、という決断と意志がなければ師匠達にも失礼にあたります。

そうして立ち上がったたけしさん、土台やきっかけを作って頂いたかまださん、これまでたくさんの方の協力やアドバイスが

あって元気ムラプロジェクトも進んできました。この件に関しては改めて後ほど大きく取り上げたいと思います。



男鹿市の無形文化財すげがさ

琴川だけ見てもこの他にも大きな資源がたくさんあります。有名なものでは菅江真澄の記録や安田海岸、貝塚跡、作家さん、夏のホタルなんかは私大好きです!




秋田新生会議おが

2010-05-24 02:14:51 | 男鹿
こんにちは、コロッケ、ハンバーグ通販のグルメストアフクシマです。
「秋田新生会議おが発会記念シンポジウム」が5月23日(日)船川のハートピアで開催されました。

秋田新生会議に関しては数日前に新聞の記事にも取り上げられご存知の方も多くいらっしゃると思いますが

作家であり前秋田公立美術工芸短期大学学長の石川好先生が議長の秋田の埋もれた資源を再活用する事により活性化を狙った話合いの場。

秋田で開かれ、他地方でも、という提案から間もなく男鹿が動きだしたわけです。

男鹿が、というよりも北前船フォーラムでご活躍の二田さんや諸井さんや菅原さんのお力を大きく感じます。

この発会記念シンポジウムの数日前に打合会がありその時からワクワクしていたのですがやはり石川先生のお話に私は一番感銘を受けました。

「男鹿の開国へ向けて~「秋田新生会議」の発会と意義」という題の基調講演で

「光の当て方」のお話からはじまりました。

日本全国、世界をまわっていらっしゃる石川先生だから見る事のできるリソース、例えば私達が普段当たり前に思っていたりその価値に気が付いていないもの、

そしてそれに関する提案がとても面白かったです。男鹿で最初の例を作ろう、というもので「全国重要無形文化財のコンテスト的サミット」「アジアまたは世界魚醤サミット」等。

最も面白かったのは「公務員ベンチャー」

仕事の話からギリシャが今破たんしている要因は公務員が4人に一人の割合である話に、そして秋田の雇用の例に続きます。

秋田の雇用状況を人口比で見ると大きな割合を占めるのが公務員、または公務員的仕事の機関、クリエイティブなイメージがなく前例踏襲主義

すごく熱心に頑張っていらっしゃる方ももちろんたくさんいらっしゃると思いますが、参加されていた公務員の方、同級生、同世代はどう感じたでしょう?

市長さんも議員さんも他役所関係の方最後まで参加されておりました。是非この公務員ベンチャー、行動に移して頂き男鹿が最初の例になり

男鹿に習え、と言われる新しいモデルとなったら良いな思います。



事例の紹介に山内さん、25歳のエネルギッシュな方です。菅江真澄座談会では聞けないお話もたくさんありました。

茅葺屋根職人の養成、羽後町で既に新しいビジネスモデルを立ち上げているというから驚きです。



最後に「若者放談~今、そしてこれからの男鹿」という題で

コーディネーターに石川先生、パネラーに

山内さん、

菅原圭位さん(なまはげロックフェス委員長)

小玉由紀さん(子育てカフェ・にこリーフ代表)

たけしさん(珈音・茄子)

三浦大成さん(男鹿市総務課職員)

ここでたけしさん、菅笠のお話でした。



格好良かったです!茄子もアピール、あの場所での開店、素晴らしいお考えがやはりあったのですね!

このシンポジウムの2日前に秋田の経営者が集まる勉強会に参加したのですが

「いかに地域に仕事を作るか、いかに地域でお金のまわる仕組みを作るか」のテーマがだぶりました。

石川先生の「仕事が無いから戻らない」の若者への喝「仕事は作るものだ」はとても熱い!

我々ができる地域の中での仕事作り、つながる事、見出す事、共同でやる事、まだまだありそうです。

地産地消を広めたい、という想いはこういった事もその一つにあります。



男鹿を憂い心から愛する有志に、輪を広げよう!

代表幹事の諸井さんへ、または私にでも気軽にお声がけ下さい。

帆船が強いエンジンをのっけたように進んでいきそうです。