診療報酬改定

４月より、診療報酬の改定があり、様々な制度の改定、治療費の改定が行われました。
患者さんが最初に気づくのは診療費明細書の発行でしょう。
これは、領収書ではありませんので、確定申告などには不要な書類です。
本日の診療内容とそれにかかった治療費の明細が書かれています。
しかし、内容が専門的で、素人の方には理解が難しいかもしれません。（厚生労働省の決めた書式で書いていますので）
不要な方はお申し出ください。Ecoにもつながります。
外来での治療費はあまり変わらないと思います。
また、入院される方についても、当院で手術を受けられる方はほぼ、高額医療となりますので、治療費はあまり変わらないと思います。

外来にて、お薬処方、リハビリ通院の患者さんは今まで通り、医師が全員とお会いして、病状をお尋ねいたします。
時間が取られるのですが、厚生労働省の方からのご指導がございますので、ご理解をお願いいたします。
ただし、最近は業務を見直して効率よくなっていますので、待ち時間はだいぶ低減されていると思います。

わきだ整形外科は常に最新の治療を目指してやってきています。
制度が変わってもその中で精一杯、やっていきたいと考えています。
今年度も脊椎内視鏡手術を中心とする最新の治療で患者さんをバックアップしていきます。

圧迫骨折を起こした方へ

年齢を重ねると転倒などで、胸椎や、腰椎がつぶれてしまう、圧迫骨折という骨折を起こすことがあります。
当院でも当然、治療をするのですが、先日とんでもない話を聞きました。
傷害保険に入っていた患者さんが、半分の保険金しか出なかったと言うのです。
どうやら、骨粗鬆症があったら、減額するという保険会社があるのです。
圧迫骨折は骨粗鬆症があって起こる骨折なのです。
ですから、高脂血症がある方が、狭心症を起こしたら、保険金を減額するという話と同じなのです。
これは、ゆゆしき問題と思います。
今後、傷害保険に加入される方は、この点をしっかり確認知る必要があると思います。

圧迫骨折を起こして、骨塩定量の結果に自信がない方は受けない方がいいかもしれませんね。
皆さんご注意を