先ほど、土曜日の外来が無事に終わりました。
今日は、他院で手術されたあとに経過が悪いままにされていた患者さんが、来院されました。
色々調べて、原因と治療法をお話しして、手術予定となりました。
永く苦しんでおられたようですが、前の先生がもう少しどうにかしてあげられなかったのかな。
手術をしても、経過が悪く、もう一度手術しなければならないこともあります。また、それ以上どうにも出来ないこともあります。
そんな時に医師も人間ですから、なかなか言い出しにくい物です。そんな時に、どれだけ真摯に対処するかはその医師の力量かもしれません。
私も、不完全な人間ですから、なかなかすべて、そうできているかは分かりませんが、再度考えさせられました。
もう一人、昨年の8月から、膝が痛いと言われて来院されました。
すぐにMRIを取ると靭帯損傷と骨折の跡がありました。3件の病院を渡り歩いたようですが、いづれも気付いてくれなかったようです。
この方も、もう少し患者さんの訴えに耳を傾ければ良かったかもしれません。
この方は、しばらく保存療法を行っていくことになりました。
私も、気を引き締めて頑張ります。