脊椎内視鏡下手術 - わきだ整形外科 - http://wakida.org

わきだ整形外科は脊椎内視鏡下手術を中心とした、低侵襲手術が専門のクリニックです。 - 鹿児島県鹿児島市で開業しています。

Windows 10でpaperChartは動かないようです。(これ誤りでした、コメント見てね)

2015-11-09 09:09:02 | Weblog

papaerChartをWindows 10で動かしたという記事がなく、こちらも検索に引っかからないので、書いてみました。

Windows 10では動きませんでした。少なくとも、64bitバージョンでは。

windows 7, 8は大事に持っていないといけませんね。


paperChartでデスフルランを使用する場合の設定について

2015-11-08 11:06:39 | Weblog

わきだ整形外科では、Espire View ProとCARESCAPEベッドサイドモニタB450を導入し、デスフルランを使用した麻酔を開始いたしました。

わきだ整形外科では、開院以来paperChartを使用して、麻酔記録を行ってきましたが、CARESCAPEベッドサイドモニタB450に接続し、デスフルランをpaperChartで記録するための設定を行いました。

インターネットで検索しても、デスフルランをpaperChartで記録するための設定は、検索に引っかからず、困りましたので、今後使われる方のために、その設定を公開します。

もし、より良い方法がありましたが、コメントなどよろしくお願いいたします。

まず、CARESCAPEベッドサイドモニタB450とパソコンの接続ですが、B450のUSB端子に、GE社提供のUSB--serialのケーブル(専用)をつけます。その先は汎用のシリアルケーブル。さらにその先に、市販のserial--USBケーブルを繋ぎ、接続します。

ここで、注意点があります。ケーブルを繋いだままで、モニターを後から立ち上げると、モニターがパソコンを外部のHDDと判断して、立ち上がらなくなります。ケーブルはモニターが立ち上がった後に繋いでください。

Kick Startの設定はOhmeda:S/5を選んで設定してください。(paperChart>KS)

以上で、立ち上がるようになります。

(paperChart>ADM>IO-薬剤)を開きます。

 Desの行を追加してください。最後の1/10を変化させるとデスフルランの使用量が変化します。ガス流量3L/minだと、1/9が適正かもしれません。色々試しましたが、paperChartはガス流量を考慮して使用量を計算していないようです。ですから、ずっと5L/minだと実際の使用より、少ない値になります。ずっと5L/minだと1/15と入力すべきな様です。ちなみにセボフルランは初期設定は1/15ですが、ガス流量3L/minだと、1/10が適正かもしれません。

次に、(paperChart>CONF>parcnf)を開きます。

私はイソフルランは使わないので、inISO、etISOをinDES、etDESに書き換えました。

最後に、(paperChart>CONF>txtcnf)を開きます。

text = "デス量 =  --------の項目を2カ所追加します。

デスフルランの使用量がサマリーに反映されます。

以上で完了です。

再度お願いですが、より良い情報をお持ちの方は是非、コメントをお願いいたします。


麻酔器を更新しました。

2015-11-08 10:34:36 | Weblog

わきだ整形外科では年間300件程の手術が行われます。

そのほとんどが、全身麻酔を必要とする麻酔です。現代の全身麻酔は非常に安全性が高くなっており、安全に受けられる麻酔です。

しかし、その麻酔で事故があってはなりません。

わきだ整形外科では、2015年11月より、新しい麻酔器、GE社のEspire View Proを導入しました。また、新しい吸入麻酔薬、デスフルランにも対応しました。

デスフルランは以前の吸入麻酔薬よりも、かかりやすく、冷めやすい特徴を持っており、より安全性が高いと言われております。

また、Espire View Proは術中の呼吸管理を自動的に、細やかに調節する機能を備えており、患者さんの負担も軽減しつつ、より安全に麻酔をかけることが出来ます。

わきだ整形外科では、常に最新の機器を導入し、安全で確実な医療が提供できるようにしていきます。