脊椎内視鏡下手術 - わきだ整形外科 - http://wakida.org

わきだ整形外科は脊椎内視鏡下手術を中心とした、低侵襲手術が専門のクリニックです。 - 鹿児島県鹿児島市で開業しています。

神経障害性疼痛

2015-04-02 18:47:13 | Weblog

神経障害性疼痛、聞き慣れない言葉かもしれません。

しかし、最近武田鉄矢が宣伝しているので、気になっている方も多いと思います。

普段私たちが感じる「痛み」には、切り傷や打撲による痛み、すぐに治る痛みや長く続く痛み、刺すような痛みやだるい痛みなど、様々な「痛み」があります。
その「痛み」は、引き起こす原因によって、大きく3つに分けられます。

炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)

ケガや火傷をしたときの痛みです。ケガをするとその部分に炎症が起こり、痛みを起こす物質が発生します。この物質が末梢神経にある「侵害受容器」というところを刺激するため、「侵害受容性疼痛」と呼ばれています。
このような痛みのほとんどは、急性の痛みで、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)や腱炎(けんえん)、腱鞘炎(けんしょうえん)、関節リウマチなどがあります。

神経が障害されることで起こる痛み(神経障害性疼痛)

何らかの原因により神経が障害され、それによって起こる痛みを「神経障害性疼痛」といいます。
帯状疱疹が治った後の長びく痛みや、糖尿病の合併症に伴う痛みやしびれ、坐骨神経痛、また脳卒中や脊髄損傷による痛みなどがあります。傷や炎症などが見えないにもかかわらず痛みがある場合には、神経が原因となっていることがあります。

心理・社会的な要因による痛み

不安や社会生活で受けるストレスなど、心理・社会的な要因で起こる痛みです。

 

わきだ整形外科では神経障害性疼痛の原因である、頸椎椎間板ヘルニア腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症等の専門的な治療を行っています。

現在は、神経障害性疼痛に効果のあるお薬が開発されて、以前であれば手術になっていた患者さんが手術せずに治ることも多くなりました。しかし、このようなお薬はその使用に慣れた医師が処方しないと、副作用で困ることになります。

また、あまりに保存療法に頼りすぎて、手術すべきタイミングを逃して、悪い結果を招く事もあります。

ビリビリ !!

ジンジン !!

チクチク !! は

神経からのS O S !!

気になる方は是非わきだ整形外科にご相談ください。