「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

ストローベイル作り@三木市

2006年02月15日 13時42分16秒 | 藁の家
2月4日。三木市にてストローベイル製作ワークショップを行いました。
去年までは愛知での製作ばかりでしたが、なんと!今年からは三木市でもストローベイルの製作が出来る様になり、関西のプロジェクトメンバーが参加。この日、天気は良かったのですが・・・とても寒い日で、作業中は雪がちらついていました。

三木のベイラーも愛知と同じメーカーなので寸法もクオリティーも問題なし!おおよそのトラブルには対応できるという気持ちで現場へ向かいました。このベイラーも中古で購入。先ずはグリースアップから。いたるところにグリースを注入して、動きを良くする。この作業はベイラー管理者の知人が農機具に詳しい方で、手際よく済ませてくれました。
その次に紐のセッティング。愛知では紐の老朽化等の問題で密度の高いベールを作ると紐が切れてしまうトラブルを経験していたため、事前に張力の強い紐を準備。ボルトの破断も想定し、事前にボルトの情報を連絡済☆
早速ベイラーを田んぼへ移動させ、藁の投入開始!間髪いれずにボルトが破断!!
こんなに早く折れるとは・・・。
最初はそんなものかとあきらめてボルト交換。
そして再開したもののあっという間に2本目のボルトが破断。
機械が慣れるまでは仕方ないか・・・
どこかに負荷がかかってしまっているのでしょう。
その後も順調にボルトはバンッ!バンッ!バンッ!・・・と破断。
予備のボルトが最後の1本になり少々緊張しながらの作業となりましたが、
グリースが十分にまわったのか、機械がスムーズに動くようになったのか、順調に動くようになりました。

次にいよいよベイルのクオリティーコントロール。
形を調整しながら密度を上げる作業。ひたすら調整するのみ。
調整もおわり、ベイルがようやく量産可能な状態になり参加者の皆さんは黙々と作業に没頭。気が付けばベイルの山が。
この日は地元の方々もいらっしゃり、老若男女入り混じりでの作業。
なかなかこんな経験は出来ませんね。楽しかったです。

その後も順調に作業は進み、準備していた乾燥藁もなくなり、区切りの良いところで作業終了!
雪が舞うほど寒いのですが、気が付けば汗をかいていました。
作業が終わり、ご近所の方に「藁の家」の写真集等を見せながらストローベイルハウスについてちょっぴりレクチャー。ニコニコしながら現地解散することが出来ました。

またここでも良い繋がりが生まれたような気がします。




**************ご案内***************************
ストローベイルプロジェクトメンバーについてはこちら・・・





ハーセルフビルド・セルフビルド・スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
・わら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする