「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

国産竹の確保

2006年10月24日 09時43分17秒 | 藁の家
10月22日。ストローベイルによる壁を作る際、必ず必要になる「竹」。
しかし、国産の竹を使用したくてもなかなか入手ができない。
手間や人件費などを考えるとそれは適正な価格なのだろうが、中国産の消毒済み輸入竹材と比べると値段の差は大きい。(国産>輸入)
今回はその「国産の竹」を竹林整備を兼ねて伐採します。
東京・神戸・愛知・新潟から合計8名の皆様と一緒に、街ではなかなか経験できない「竹切り」を行ってきました。
場所は愛知県豊田市にある松平という所。
ICを降りると辺りは竹だらけ。こんなに竹が合えている風景も新鮮でした。
15分ほどで現地に到着し、早速地主のおじいちゃんに案内されて入山。

大島が今まで見てきた竹やぶは平地ばかりだったのでこんなに勾配がきつい竹山を目の前にしてぞっとしてしまいました・・・。
山を登り、太い竹が生えている場所に到着したとろで伐採開始!
最初は慣れない様子で恐る恐る竹切りをしていましたが、次第に皆さんの手際もよくなってきました。
10メートルはある太くて立派な竹を女性3名が次から次へと切り出して運んでくる姿を冷静に見てると・・・怖いです。

伐採作業は3時頃には終了し、切った竹を下までおろす作業を開始。
長~い竹を急斜面で曲がりくねった険しい道に沿って運ぶのは至難の技。
曲がり道では太い竹が折れそうなほどしならせて運ぶのですが、曲がりきる最後に「ボン!」と大きな音をたてて竹が弾けます。
その竹が当たると痛いです。大島も一打されました。


頑張って竹と共に下山してトラックの荷台に入る長さにカット。
すべて積み込んで作業終了。
竹きり名人のおじいちゃんから竹を切った後ののこぎりの手入れの方法を教えていただきました。

今回切った竹は新潟でストローベイルハウスをセルフビルドしているげんぞー氏が使います。
今回だけでは本数が少ないので明日も作業をするとか・・・。

作業終了後の休憩時には来年着工希望の方と皆さんでストローベイルハウス建設の手順(役所調査から建設開始までの流れや注意すべき事などなど・・・)
セルフビルドについてげんぞー氏と話をしながらおいしいお菓子&お茶タイム。

竹の端材で酒飲みコップを作ったり鉛筆立てを作ったり貯金箱を作ってダラダラ~っと。

久しぶりにハードな作業をしました。やっぱり体を動かして汗を流すことって気持ちがいいですね。



皆様、お疲れ様でした!





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コメント (2)
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