「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

順調に進行中!

2007年10月28日 11時11分11秒 | 藁の家
10月27日(土)。今週末は台風の影響で大雨。先々週に藁を田んぼからハウスへ救出できたおかげで雨に濡らすことなく作業が順調に進んでいます。

今週の作業は藁の乾燥作業+ハウス内の整頓。
ベイル保管用ハウスを借りることになってから、どのように利用したら一番効率が良いのか?といろいろ考えていましたが、結局「やってみないと分からない・・・」という答えになっていました。

それから3年目。
藁を搬入・保管し、乾燥させ、ワークショップを行い、ベイルを作り、ベイルを出荷し、スタッフで研究作業を行ってきました。それまでには巨大台風にビビッたり、カラスに空けられた穴からの雨漏りに泣かされ、サウナ以上の暑さになった夏場のハウスで瀕死になったり・・・という経験もしてきました。
しかし、雨男の僕にとって最もプラスになったのは、「雨が降っても、何かの作業が出来る☆」と言うことです。
少量のベイル生産、保管であればそんなに考えなくても広いハウス内で何とかなって来ましたが、量が増えてくるとさすがに整理整頓の必要が出てきました。

そして、今までの経験を踏まえ、藁搬入から良質のベイル納品までの工程の一つ一つに対して「最善の方法」を考えながら動線を想定し、配置計画を検討していました。

乾燥した去年の藁の移動、生産したベイルの山の移動、乾燥中の藁の移動、スタッフ用ミーティングルーム建設地の確保、考えるだけでしんどくなります。
でもここで済ませておけば今後の動きが楽になるので、地道にやることにしました。

まず、藁の乾燥作業スペース。(まだ途中です)


乾燥藁の保管スペース。(まだベイルが残っています・・・)


ベイル保管スペース+スタッフルーム建設予定地。ベイルの山の裏側に藁のミーティングルーム建設予定。(これからここにベイルの山を移動します)


本日の作業は3名で行いましたが、大量な乾燥藁の移動、ベイルの山の移動、ゴミの搬出、重い木材の運搬・・・こんなのを生身の人間だけでは出来ません。

ストローベイルプロジェクトの「ベイラー」に次ぐ設備投資マシーン2号「運搬機」


■オンオフを選ばないキャタピラー仕様(ぬかるんだ田んぼもOK!)。
■最大積載500kg。
■免許不要。
■非課税。
■1mリフトアップ可能。
■荷台は可倒式。
■軽トラックに積載可能なコンパクト設計。
■7馬力

■憧れのレッドボデー

今年はこいつのおかげで楽させていただいています。作業も順調!





--------------□予定・■進行中のプロジェクト--------------
■スタッフ作業&ミーティング 11月3日、7日、10日11日、23日~25日)
□2008年度ベイル用藁の乾燥作業 11月中
□ストローベイル作り+α 11月末~(愛知県)
※ベイル作りは本年度分の藁がなくなり次第終了します。
**************ご案内***************************
ストローベイルプロジェクトメンバーについてはこちら・・・






お問い合わせ
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目7番13号
      ヴィア白川RM313
 「ストローベイルプロジェクト事務局」
電話:052-908-0023 FAX:020-4668-0617

(※お手数ですが、外出している場合は留守番電話にお名前、連絡先を残しておいてください。)
info@strawbale-project.net









ハーセルフビルド・セルフビルド・スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
・わら
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする