「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

ベイル工事開始!

2010年04月06日 11時45分53秒 | 藁の家

4月2日
ベイル積み初日です。
前日のベイル搬入の疲労で朝起きられるか心配しましたが、ちゃんと起床出来たことで一安心。
参加者が集まる前に準備をする為、スタッフと共に7時に現場入りしました。
初日に晴天!なんと縁起が良いのでしょう!

せっせと準備を開始し、遠方のスタッフも全員集合して徐々に参加者も集まってきました。
9時になりいよいよ「板山・感覚の家」ベイル工事が始まりました!
朝礼を行い全員現場の中へ入り、ベイル積みの基本的な作業説明を終えると早速ベイル積み作業。
今回は実験的にベイルサイズを数種類作成し、現場でのカスタム作業を最小限に減らす事にしました。
つまり工期の短縮→コストダウンという事です。

~ここでちょっとベイルのお話~

ベイル製作に関しては6年間培ってきたノウハウ・研究が生かされています。
藁は生産者から直接購入することで安心できる材料を使った家つくりを行えます。
また飼料用のベイルではなく建築用のベイルにするための研究・実験も行っています。
つまり藁の品質・含水率・密度・形状などの基準を設定して全てクリアしたものだけを現場で使用します。
これは自分たちでベイルを製作を行っているからこそ可能になりました。
ベイルの品質は施工精度の向上・施工時の安全性・壁の耐久性UP・工期短縮に繋がります。
今では密度を一定以上を保った状態でベイルの長さのをコントロールすることが可能になりました。
(長さごとにベイル配置が決まっています)


現場の中には作業場所ごとに必要な長さのベイルが整理されて配置されています。
事前にベイルの搬入計画を入念に行い、作業効率をUPしています。
(サイズごとに整理されているベイル)

このように事前の準備を行うことで、お施主さんや参加者が気持ちよく作業に集中できるようになります。
ベイル壁建設時には参加者や、お施主さんの面白いアイデアがいっぱい沸いてきます。
そして一緒に汗を流して「完成」という目標に一丸となって向かっていくことで現場にいい空気が生まれます。
たとえその日が初対面でも昼食の時間にはみんな仲良し
なんとも心地の良い時間が流れるのです。
(お施主さん・参加者の寄せ書き)

(休憩の様子)

今回はお施主さんの奥様とそれぞれのお母様が参加者の為に現場にて食事を準備してくれました。
初日のメニューはしっかり煮込まれた具だくさんの「おふくろの味満載豚汁」
二日目はまたまたしっかり煮込まれた「スパイシーカレー」
本当においしかった~!!幸せです。
「お菓子は参加者同士で持ち寄り」というルールを決めています。
(仮設キッチンが設けられています。)


昼食を終え、皆さんは「よっしゃ~やるか!」といった感じで勇み足で現場へ入っていきました。
次回のWSはベイル積み作業の続きです。
どんな方と出会えるのか?どんな現場になるのか?ワクワクします。

■次回の作業は4月17日・18日です。
参加希望者の一般受付開始は12日開始。(プロジェクトメンバーは7日から先行開始します)
(2日目の参加者)


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□住宅建設(岐阜県)
□店舗建設(秋田県)
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