「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告04

2004年10月09日 00時49分50秒 | 京都・美山町「藁の家」
ここまでは、何となく「藁」を感じる事が少ない工程でした。

次の工程は、「藁積み」です。前もって作った藁をレンガ状に積んでいきます。
ここの現場には、近所の方や、環境教育に携わる方、建築を勉強している大学生、農業に興味のある方、子供、藁の家に住んでいる方、住んでみたい方、お施主さんで作業しました。
人が集まると楽しくなります。
参加した人数は3週間の合計で約50名。
合計390個の藁を積んで土を塗りました!
作業人数が5人いる時は面白いくらい捗りました。しかし!
ある日、僕一人で作業しなければいけない日がありました。
孤独だった、辛かった・・・。
その日は10個も積めませんでした。(そんな日は作業しない方がよかった気がする)
今年は台風が多く、雨で作業出来ない日もあったのでそんな日は現場近くで借りた家の縁側で本を読む事ぐらいしかやる事がありません。
「藁積み」って力がいる作業なので、男の仕事と思っていましたが、間違ってました。
確かに作業は早いのですが、雑なんです!逆に女性チームはコツコツ確実・丁寧に作業してくれたので、結局やり直す男性チームよりも早く進みました。情けない!
今までいくつか現場を見てきましたが、全体的に同じ傾向です。なぜだ!?
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