「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告11

2004年10月27日 14時27分08秒 | 京都・美山町「藁の家」
今回の現場では大学生の参加も多かったです。作業にハマってしまい2泊ほど延期した方もいました。僕は現場近くの借家で自炊しながら現場に行ってました。近くでとれる野菜や、無人販売所で売ってるもぎたての野菜を食べる毎日。その借家もお気に入り!風呂は釜風呂(給湯器付き!?)。美山の迫力ある山並みを真正面に望む事が出来る縁側があり、そこに座っての読書も最高です。朝になると近くの漁港からトラックで魚を売りにきてくれます。大音量で「さかなさかなさかな♪」の音楽と、ちょっとスピード違反と思われるほどのスピードで一本道を駆け抜けていきます。その音楽で目が覚める日があるのですが、きっと心臓に悪いと思う。
ある日、多くの学生さんが借家に泊まる事になり、男2人、女性3人で調理班、炭火焼き班に分かれて夕食をつくり、その後酒が入り、夜遅くまで話し込んでしまいました。次の日の藁積みは辛かったです。
でも、こういった時間もワークショップの醍醐味なんですよね!
僕も以前勤めていた設計事務所関連のワークショップに参加しました。そのときに世代を超え、職業を超え、生活環境を超えた方達との時間が新鮮であったとともに社会の広さも実感しました。日常の生活ではなかなか経験出来ないことです。(世間の狭さは日々実感!)
「ワークショップ」という時間ではそういった「時間」・「出会い」・「体験」などのプライスレスなものを提供出来る有意義な時間なのです。
写真はそのときの様子です。

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