「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「科学ジャーナリストの会・11月例会」

2004年11月03日 01時15分06秒 | その他
「科学ジャーナリストの会・11月例会」
  講 師:大岩剛一
  テーマ:「スローな家づくり ~藁の家から~」
  日 時:2004年11月1日(月)18:30~20:30
  場 所:日本出版クラブ会館
  主 催:科学ジャーナリストの会
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「藁の家」現場報告14

2004年11月02日 09時16分26秒 | 京都・美山町「藁の家」
いよいよ「藁の家」の壁が完成に近づいてきました!僕たちが外で藁壁をひたすら作っている間に、内部では大工工事も進んでいます。壁が出来てしまえば完成まで大工、設備、電気・・・といった工事が残るだけです。
今までは近くで泊まり込んでいましたが、完成したら週1のペースで設計管理、打ち合わせを行う事になります。(名古屋ー京都の往復は約8時間ちょっと遠い!?)現場へ行く度に出来ていくのが嬉しかったです。

ある定例打ち合わせの日、お施主さんに「スヅメバチが壁を削っている!」と言われて驚きながらその場所を教えていただきました。本当です!スズメバチが壁から土を運んでいくではありませんか!?しかも結構重そうな物を・・・。ふわふわしながら裏山へ飛んで行きます。
左官屋さん曰く、「スズメバチは土と蜜で巣を作るんだ」。
今回使用した土は少しピンクっぽい土でしたので、きっとこの藁の家と同じような色のスズメバチの巣が出来る事でしょう。ピンク色のスズメバチの巣か・・・カワイイかも☆
昆虫も好んで運んでいってしまうほど安全な材料なんだなとあきらめました
(変に蜂にいたずらすると刺されるのがコワイし。)
蜂がガリガリ削った後の写真です。わかりますか?
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雨と雷と僕の予定

2004年11月02日 01時58分29秒 | ワークショップ
残りの藁を立てにいこうと計画をたてて、しかも!今回は一緒に藁立てに参加していただける方から連絡があり、楽しみにしているのになかなか晴れない!逆に雨が降るとは!?しかも雷!!??一体どんな気象の変化だ・・・。
この調子だと来週かな。その頃は名古屋のプロジェクトが着工するな~。予定が天気に狂わされるこの頃です。3日以内にはワークショップの詳しい時間等を発表出来そうです。申し込みを済ませ、お待たせしている皆様、もうしばらくお待ちください。


現在は関西のプロジェクトで動いています。上手く行けば日本の米作りが変わるかもしれない!?プロジェクトです。もう少しビジネスプランを練っていざ国土交通省へ!ユニセフへ!、パーマカルチャー、里山・・・をキーワードに仕掛けていきます!頑張るぞー!
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「藁の家」現場報告13

2004年11月01日 00時47分33秒 | 京都・美山町「藁の家」
ワークショップも終わり、一般参加者がいなくなった現場は少し寂しいものです。大工さんが木を加工する音と、左官職人のシャッ・シャッという音だけが聞こえてきます。ここの現場の7月中旬の日中はとても蒸し熱いのですが、夜や朝方は少々寒くなります。天気のいい日はかなり暑く、汗だくで職人さんは作業しています。一日中晴天だったある日、藁壁の断熱は?と気になり、直射日光を受けている壁の外側に頬を近づけてみました。そうしたら火傷しそうなくらい熱いのに対して、室内側にあっては、ひんやりしているのです。恐るべき断熱性!僕の名古屋の自宅でもこんな事がありました・・・
仕事が終わり、家に帰ると部屋の中は灼熱地獄!机、床、椅子、全ての物が高温に!
不快そのものでした。しかし、机の下に置いてあるストローベイルをずらして、そこの床を触ると冷たいのです!これには感動しました。
現場では壁が完成し、屋根にも(セルロースファイバー)断熱が施されると室内作業は楽になったと大工さんはいっていました。完成に向けて着々と現場は進んでいます。写真は藁壁の完成目前の状態です。
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