ってことで、路線バスの旅中編です。
27日(土)は移動の予定が無かったため、
当初は熊野古道小辺路を辿って、果無峠を越え、
熊野本宮まで歩いてみようかと考えていたのですが、
週間予報での天候が微妙だったため、
予定を変更して峠越えはせずに熊野古道を少しだけハイキングする程度に
控えることに…
そのかわり、午前中は普通に観光しようと思って、
向かった先は…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b4/803338de2d5df962317d595947fd66be.jpg)
熊野三山の奥の院である「玉置神社」です。
十津川温泉から車で40~50分くらいかかるのですが、
事前に十津川村役場に電話しておけば、
土日祝日に限って観光用の臨時バスを出してくれます。
ちなみにこの日は私しか予約が無かったらしく、
実質、貸切バスになってしまいました。
バスを降りてのんびり歩くこと15分少々。
晴れたり、もやがかかったりすることを繰り返しながら
神社が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/71/884282ec9044e9093d6753e521e69706.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bd/f89ae15bd806429bdfe09d07cea7746f.jpg)
明るい朱色の建造物ある訳でもなく、
豪華な造りの建物がある訳でもない。
でも、神々しく威厳のある風格の社がそこにはありました。
もやがかかっていることもあり、神々しさがアップしているというか、
とにかく、なんか凄いなっていう空気が漂っていました。
境内には杉のご神木がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5e/679fd7eef494da5066a2dc829436ac0f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/3a/af96d7b9e30e50673052edef23bcd34e.jpg)
どの杉も大きいです。
さて、この神社の裏側には玉置山という、標高1000mを超える山があり、
山頂まで20~30分程度ってことで、登ってみることに…
ところが、予想以上にキツい上り坂。
体重のある人にとっては辛いトコですが、
バスの出発時間を気にしながら進んでいくと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5c/c23f69fb7c7da2105ca11e40cef037c8.jpg)
玉置山山頂到着。
晴れていれば、海無しの奈良県から三重県側の海が見えるらしいのですが、
残念ながらこの日は雲海のみ。
あとから聞いたバスの運転手さんの話だと、海が見えるのは年に数日らしいです。
相当難しいってことですね。
神社からの上り坂でかなり時間が取られてしまったので、
早く戻らないといけないかな~と思っていたら、
山頂の案内板に駐車場徒歩10分っていう案内表示が…
な、なんだってー
実は玉置山は神社からではなくて、バスを降りた駐車場からの方が近くて、
しかも道が緩やかなんです。
中には神社からは登らずに、
いったん駐車場に戻ってから頂上へ行く人もいるとか…
まぁ、玉置神社~玉置山は吉野へ抜ける熊野古道の一部なので、
そこを歩いたったことで…
予定より早く駐車場に戻ったため、駐車場に併設されている
玉置山管理事務所でジュースを飲みながら管理人さんと
まったり会話。
バスも乗客一人だったこともあり、当初の出発時刻の15分前に出発。
十津川温泉に戻りました。
十津川温泉で飲み物等の装備(?)を整え、
熊野古道散策へ出発。
…の前にお昼ご飯。
ってことで、お昼ごはんは十津川温泉から一番近い、
熊野古道の入り口にある昴の郷のレストランで腹ごしらえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1d/e3ed52c1c11253037181da5323e097db.jpg)
和牛のスタミナ焼きでスタミナをつけてレッツゴー!
…の前に、この昴の郷には昔の物資輸送のための乗り物が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b6/0183cf395bcfc8f9c8956e4f7a801542.jpg)
野猿です。
これで昔は人や物資を運んでいたそうです。
今は十津川村の中で2つ残っているそうなのですが、
その1つが昴の郷にあります。
もちろん、人が乗ることもできますよ。
ウチは乗りませんでしたが…
ってことで、熊野古道小辺路ハイキングへ出発です。
熊野古道小辺路は高野山と本宮を結ぶ、熊野古道の中で
最も大変だといわれている道で、その道中には
標高1000mを超える山越えが3回あります。
今回はその一番本宮寄りの山越えルート「果無」を
少しだけ歩いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/79/413328b136840fca70752bf1f310be6c.jpg)
早速、最大の難関が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8d/ecfad00f8e47a3aa91282686140ddfe0.jpg)
つり橋。
歩くと揺れる揺れる。めちゃくちゃ揺れる。
今だけはこのメタボな体格が恨めしい。
なんとか渡りきって、いよいよ登り坂突入です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/13/7e0cf006f3a463b6c64231d73283356a.jpg)
…って、しっかり綺麗に舗装されているのか~と
思って登り始めたのですが、
20mくらい行ったら、普通の登山道になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/52f59e607419f62eb15d6c1ab8a55ad5.jpg)
熊野古道独特の石畳。
趣があっていいのですが、朝露がたっぷりと染み込んだ石畳は
すべるすべる。
何度も足を取られました。
これ、登りだからいいけど、下りの石畳はキツいなぁ…
登り始めて40分。距離にして1km強くらいしか
進んでいないのですが、早くも足がガクガク。
これはハイキングに切り替えて正解かもしれない。
ベンチがあったので、少し休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b6/54aedf55091b7460280f486b5932fc00.jpg)
進んだ距離はわずかに1kmですが、
川から登ってきたことを考えると、
けっこう頑張ったな…多分。
そして、集落が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9f/d523311f9bea552adfb7c780ecad7e43.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7a/29ecfc670c8ea35968278f4c47ac4a21.jpg)
果無集落です。
果無山脈の尾根に沿って集落があるという珍しい集落。
日本の里100選にも選ばれております。
尾根に道、その脇に家や畑があるので、
なんだか、極端に曲がった地平線を見ているかのような
不思議な感覚。
なかなか面白かったです。
本当はゆっくり休みたかったトコですが、
前日にも見たモコモコ雲が見えてきたので、
早めに引き上げることに…
帰りは舗装道を降りていくことに、
その途中。大きな滝が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/2f/73699d0ec0bc60b48335598010579277.jpg)
マイナスイオン全開!
気持ちよかったです。
さて肝心の夕立ですが、宿まで残り1.5kmくらいの
ところでパラっときましたが、
5分程度でやんでしまいました。
まぁ、山の天気は気まぐれですね。
ってことで、早めに十津川温泉に戻ってきてしまったので、
公衆浴場「庵の湯」で散策の疲れを癒して宿に戻りました。
この日の夕飯は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f4/fb6073df4b64d0bbe3265fc10aff217a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/76/3a2658b160ca870fb1b3a2e5b08deebc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6f/e1137a88fa1733418bc7a2d9cba9764b.jpg)
前日に食べることができなかった
ドライブイン長谷川の山菜釜めしセットです。
ごはんがほっこりしていて美味しかったです。
ってことで、後編に続きます。
27日(土)は移動の予定が無かったため、
当初は熊野古道小辺路を辿って、果無峠を越え、
熊野本宮まで歩いてみようかと考えていたのですが、
週間予報での天候が微妙だったため、
予定を変更して峠越えはせずに熊野古道を少しだけハイキングする程度に
控えることに…
そのかわり、午前中は普通に観光しようと思って、
向かった先は…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b4/803338de2d5df962317d595947fd66be.jpg)
熊野三山の奥の院である「玉置神社」です。
十津川温泉から車で40~50分くらいかかるのですが、
事前に十津川村役場に電話しておけば、
土日祝日に限って観光用の臨時バスを出してくれます。
ちなみにこの日は私しか予約が無かったらしく、
実質、貸切バスになってしまいました。
バスを降りてのんびり歩くこと15分少々。
晴れたり、もやがかかったりすることを繰り返しながら
神社が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/71/884282ec9044e9093d6753e521e69706.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bd/f89ae15bd806429bdfe09d07cea7746f.jpg)
明るい朱色の建造物ある訳でもなく、
豪華な造りの建物がある訳でもない。
でも、神々しく威厳のある風格の社がそこにはありました。
もやがかかっていることもあり、神々しさがアップしているというか、
とにかく、なんか凄いなっていう空気が漂っていました。
境内には杉のご神木がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5e/679fd7eef494da5066a2dc829436ac0f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/3a/af96d7b9e30e50673052edef23bcd34e.jpg)
どの杉も大きいです。
さて、この神社の裏側には玉置山という、標高1000mを超える山があり、
山頂まで20~30分程度ってことで、登ってみることに…
ところが、予想以上にキツい上り坂。
体重のある人にとっては辛いトコですが、
バスの出発時間を気にしながら進んでいくと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5c/c23f69fb7c7da2105ca11e40cef037c8.jpg)
玉置山山頂到着。
晴れていれば、海無しの奈良県から三重県側の海が見えるらしいのですが、
残念ながらこの日は雲海のみ。
あとから聞いたバスの運転手さんの話だと、海が見えるのは年に数日らしいです。
相当難しいってことですね。
神社からの上り坂でかなり時間が取られてしまったので、
早く戻らないといけないかな~と思っていたら、
山頂の案内板に駐車場徒歩10分っていう案内表示が…
な、なんだってー
実は玉置山は神社からではなくて、バスを降りた駐車場からの方が近くて、
しかも道が緩やかなんです。
中には神社からは登らずに、
いったん駐車場に戻ってから頂上へ行く人もいるとか…
まぁ、玉置神社~玉置山は吉野へ抜ける熊野古道の一部なので、
そこを歩いたったことで…
予定より早く駐車場に戻ったため、駐車場に併設されている
玉置山管理事務所でジュースを飲みながら管理人さんと
まったり会話。
バスも乗客一人だったこともあり、当初の出発時刻の15分前に出発。
十津川温泉に戻りました。
十津川温泉で飲み物等の装備(?)を整え、
熊野古道散策へ出発。
…の前にお昼ご飯。
ってことで、お昼ごはんは十津川温泉から一番近い、
熊野古道の入り口にある昴の郷のレストランで腹ごしらえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1d/e3ed52c1c11253037181da5323e097db.jpg)
和牛のスタミナ焼きでスタミナをつけてレッツゴー!
…の前に、この昴の郷には昔の物資輸送のための乗り物が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b6/0183cf395bcfc8f9c8956e4f7a801542.jpg)
野猿です。
これで昔は人や物資を運んでいたそうです。
今は十津川村の中で2つ残っているそうなのですが、
その1つが昴の郷にあります。
もちろん、人が乗ることもできますよ。
ウチは乗りませんでしたが…
ってことで、熊野古道小辺路ハイキングへ出発です。
熊野古道小辺路は高野山と本宮を結ぶ、熊野古道の中で
最も大変だといわれている道で、その道中には
標高1000mを超える山越えが3回あります。
今回はその一番本宮寄りの山越えルート「果無」を
少しだけ歩いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/79/413328b136840fca70752bf1f310be6c.jpg)
早速、最大の難関が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8d/ecfad00f8e47a3aa91282686140ddfe0.jpg)
つり橋。
歩くと揺れる揺れる。めちゃくちゃ揺れる。
今だけはこのメタボな体格が恨めしい。
なんとか渡りきって、いよいよ登り坂突入です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/13/7e0cf006f3a463b6c64231d73283356a.jpg)
…って、しっかり綺麗に舗装されているのか~と
思って登り始めたのですが、
20mくらい行ったら、普通の登山道になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/52f59e607419f62eb15d6c1ab8a55ad5.jpg)
熊野古道独特の石畳。
趣があっていいのですが、朝露がたっぷりと染み込んだ石畳は
すべるすべる。
何度も足を取られました。
これ、登りだからいいけど、下りの石畳はキツいなぁ…
登り始めて40分。距離にして1km強くらいしか
進んでいないのですが、早くも足がガクガク。
これはハイキングに切り替えて正解かもしれない。
ベンチがあったので、少し休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b6/54aedf55091b7460280f486b5932fc00.jpg)
進んだ距離はわずかに1kmですが、
川から登ってきたことを考えると、
けっこう頑張ったな…多分。
そして、集落が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9f/d523311f9bea552adfb7c780ecad7e43.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7a/29ecfc670c8ea35968278f4c47ac4a21.jpg)
果無集落です。
果無山脈の尾根に沿って集落があるという珍しい集落。
日本の里100選にも選ばれております。
尾根に道、その脇に家や畑があるので、
なんだか、極端に曲がった地平線を見ているかのような
不思議な感覚。
なかなか面白かったです。
本当はゆっくり休みたかったトコですが、
前日にも見たモコモコ雲が見えてきたので、
早めに引き上げることに…
帰りは舗装道を降りていくことに、
その途中。大きな滝が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/2f/73699d0ec0bc60b48335598010579277.jpg)
マイナスイオン全開!
気持ちよかったです。
さて肝心の夕立ですが、宿まで残り1.5kmくらいの
ところでパラっときましたが、
5分程度でやんでしまいました。
まぁ、山の天気は気まぐれですね。
ってことで、早めに十津川温泉に戻ってきてしまったので、
公衆浴場「庵の湯」で散策の疲れを癒して宿に戻りました。
この日の夕飯は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f4/fb6073df4b64d0bbe3265fc10aff217a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/76/3a2658b160ca870fb1b3a2e5b08deebc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6f/e1137a88fa1733418bc7a2d9cba9764b.jpg)
前日に食べることができなかった
ドライブイン長谷川の山菜釜めしセットです。
ごはんがほっこりしていて美味しかったです。
ってことで、後編に続きます。
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