和菓子特集と銘打ちながら早くも挫折。
…いえいえ、ちょっとこの連休中に面白いものを
頂いたのでその紹介を挟みたかったのですよ。
きっかけは先々週くらいに職場の池用の濾過器を掃除した時、
いくつかの魚が濾過器に迷い込んでいたのですが、
その中で意外と多く捕れたのがどじょう。
掃除終了後、池に逃がしたのですが、
なんとなく、どじょう料理が食べたいなと…
ってことで、向かった先は「浅草」
東武線の浅草駅を少し南に進み、駒形橋を越えた先に
歴史を感じさせる木造の建物が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/05/c5d547f79d5f91a6eb32f416981f7666.jpg)
創業200年、どぜう料理専門店の「駒形どぜう」さんです。
色々などじょう料理がありますが、
やはりここは王道の「どぜう鍋」「柳川鍋」の昼定食を注文。
(どぜう鍋定食2600円、柳川鍋定食2450円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d2/a503d44ff3e935048d37a9f35375e362.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ba/250ad21d094e17abc07f9e1c0d5d8b7a.jpg)
こちらはどぜう鍋。
どぜうを酒に漬け込み、泥臭さを取り除いた後、
味噌で下茹でしたものを割下と一緒に煮込んでいきます。
その上にたっぷりの葱をのせ、頂くと…
ちゅるんと音を立てる勢いで口の中に入っていくと同時に
魚の旨味と脂が一気に広がっていきます。
泥臭さは全くありません。それどころか、
他のどんな魚よりもまろやかでコクがあります。
じっくりと下茹でしてあるのか、骨は柔らかくて
表面に出てくると同時にほろほろと崩れていきます。
一度箸をつけると止まらなくなるくらい美味しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b9/50c4141342db0723ddb84ea196beea16.jpg)
柳川鍋です。
どぜうを卵、濃い目の割下、ごぼうで煮込んでいきます。
こちらもどぜうの臭みは全く感じません。
卵とじで濃い目の味付けなので、こちらはご飯が進む進む。
あっという間にご飯がお茶碗から消えてしまいました。
定食にはどぜう鍋又は柳川鍋以外に
ごはん、どぜう汁、漬物、田楽(豆腐・蒟蒻)がつきます。
特にどぜう汁の味噌の濃厚さには驚きました。
しょっぱくはありません、あくまで濃厚なんです。
今回はこの後にお散歩するため、お酒は飲まなかったのですが、
これならお酒も飲みたくなるな…
ちょっと贅沢なランチになりました。
【おみせデータ】
駒形どぜう
東京都台東区駒形1-7-12
11時~21時
無休(年末年始除く)