11月20日(火)
AM6:00 民宿くもも(土佐清水市久百々)
この民宿から38番を打って戻ってくる人が多いため、
朝ごはんは5:30から頂くことが可能。
ってことで、朝一番に食べ、出発準備。
連泊のため、大きな荷物は置いていくものの、
足摺岬までは片道19km、
往復だと38km。
なんだかんだやっていると徒歩距離は40km近くになる行程です。
この3日では一番長い距離を歩くことになります。
果たして足摺岬アタックに成功し、無事戻って来れるのか?
出発時の空の様子。
まだまだ暗いものの、徐々に空が赤くなってきました。
あれ?なんだかこれと同じ光景を見たことがあるような???
2017年11月21日6時頃 田井ノ浜(徳島県)にて
…お遍路か。時期も同じ頃だし、そりゃそうだ。
7:00 大岐の浜
大岐の浜直前に腹痛に襲われ、どこかでトイレ借りたいと彷徨った結果、
大岐観光センターの電気が点いていたのに気づき、トイレを借りることに…
実は観光センターは喫茶店も兼ねており、トイレを借りたついでに
ホットコーヒーを頂き一休み。
まだ7時前だったのですが、喫茶店を営業していたのでビックリしました。
喫茶店からは大岐の浜を見渡せます。
喫茶店のおば様曰く、初日の出の時は暖かい場所で見れるので、
地元の人が集まるのだとか。
おば様からのアドバイス。
「歩き遍路なら、大岐の浜は絶対に歩いた方がいい。
歩く時は波打ち際を歩いた方が砂が締まっているので、歩きやすい。
一番奥まで歩くと登り口が見つけにくいので、途中にある監視小屋脇の
ところから出て、国道に戻ると良い。」
とのこと。
そのおば様の言うように、途中の監視小屋まで浜を歩いてみることにしました。
最高!
日が出た直後なので、砂浜に足跡がほとんどなく、
徐々に白んでいく海と空を堪能できました。
ここで一日中、風景を見ていても飽きないかも。
…そんな訳には行かないので、足摺岬に向けて出発。
8:15以布利
以布利の浜辺も遍路道なのですが、
こちらは砂利の浜辺。
非常に歩きにくい。
でも、浜辺から道路に戻る登り坂は花等が植えられていて
きつい登りでしたが、心安らぎます。
窪津、津呂の集落を抜け、徐々に足摺岬に近づいていきますが、
疲労と歩けば歩くほど「戻るために歩く距離が延びていく」という不安感が
比例的に増えていく。
そして歩きはじめて5時間。
11:15 足摺岬周辺到着
ついに到着…(TT)
今年の目標…足摺岬に辿り着くこと
達成!
民宿でお接待として頂いたお昼用おにぎりを頂きつつ、
お遍路ですので、本来の目的を…
38番、金剛福寺!!
3日目にして今回の区切り打ち初の札所。
感慨深いですね。
そして、折角なので足摺岬を堪能。
白山洞門
ジョン万次郎像
足摺岬灯台
ただ、色々見過ぎて気が付いたら13時…
往路が5時間以上かかっていることを考えると
18時過ぎ…
疲れから時間がかかることも踏まえると、19時近くになってもおかしくない。
ソレハマズイ!!
東京なら問題はありませんが、
ここは土佐清水。
道に街灯がほとんどない。
16時前から徐々に暗くなり始め、
17時前には日が沈み、真っ暗に…
昨年のお遍路を踏まえると17時30分くらいには真っ暗になってしまう。
そんな時間を宿近くの国道(交通量多い)を歩く訳で…
危険…ですね。
ということで、急いで出発。
往路よりも休憩回数を減らして進んでいきます。
ちょっと無理をし過ぎた影響で以布利付近では足が痛み出しました。
16:30 大岐の浜
国道沿いを帰ろうかと思っていましたが、
足が痛くてしょうがないので、
歩きやすかったことを踏まえ、帰りはフルで大岐の浜を歩くことに…
分かり難い大岐の浜の出口も帰りならそこから入る訳なので、
迷うことはありません。
これが、その分かり難いという大岐の浜出口。
砂浜出口に川があり、板とタイヤが置かれ、
その先に不法投棄っぽい感じでおかれている漁具っぽいのが目印。
…ってこんなんわかるかーい!
往路の判断は正解でした。
夕方の大岐の浜!
朝に続き、綺麗ではあるんですが…
お分かり頂けるだろうか。
同じ波打ち際を歩いているのに、朝よりも靴の沈みが大きいことに…
理由は満潮が近いから
満潮が近いので、砂浜の上側を歩かないといけない。
波で固められた場所は歩きやすいものの、
上側は固められていないので歩きにくい。
国道を歩けばヨカッタ…
17:45 民宿くもも
ボロボロになりながら、ようやく民宿くももに到着。
17時過ぎからほぼ真っ暗。
月の光と交通量が多いので、道は分かりましたが、
大岐の浜~久百々間は歩道が無い箇所が多いので、
かなり危険でした。
まぁ、なんにせよ無事に辿り着けて良かった。
到着してすぐにお風呂に入ると、踵に靴擦れが…
踵の痛みからそうじゃないかとは思っていましたが、
どうやら靴の表面が破け、破けた皮が足を擦り付けていたのが原因です。
明日も38km、明日は荷物を全部持って行かなければならないし、
ほぼ車道とはいえ峠越えもある道。
…不安しかない。
さて、この日の民宿くももは前日の1人で寂しい様子とは異なり、宿泊客は7人。
賑やかでした。
やっぱりこうじゃないとね。
AM6:00 民宿くもも(土佐清水市久百々)
この民宿から38番を打って戻ってくる人が多いため、
朝ごはんは5:30から頂くことが可能。
ってことで、朝一番に食べ、出発準備。
連泊のため、大きな荷物は置いていくものの、
足摺岬までは片道19km、
往復だと38km。
なんだかんだやっていると徒歩距離は40km近くになる行程です。
この3日では一番長い距離を歩くことになります。
果たして足摺岬アタックに成功し、無事戻って来れるのか?
出発時の空の様子。
まだまだ暗いものの、徐々に空が赤くなってきました。
あれ?なんだかこれと同じ光景を見たことがあるような???
2017年11月21日6時頃 田井ノ浜(徳島県)にて
…お遍路か。時期も同じ頃だし、そりゃそうだ。
7:00 大岐の浜
大岐の浜直前に腹痛に襲われ、どこかでトイレ借りたいと彷徨った結果、
大岐観光センターの電気が点いていたのに気づき、トイレを借りることに…
実は観光センターは喫茶店も兼ねており、トイレを借りたついでに
ホットコーヒーを頂き一休み。
まだ7時前だったのですが、喫茶店を営業していたのでビックリしました。
喫茶店からは大岐の浜を見渡せます。
喫茶店のおば様曰く、初日の出の時は暖かい場所で見れるので、
地元の人が集まるのだとか。
おば様からのアドバイス。
「歩き遍路なら、大岐の浜は絶対に歩いた方がいい。
歩く時は波打ち際を歩いた方が砂が締まっているので、歩きやすい。
一番奥まで歩くと登り口が見つけにくいので、途中にある監視小屋脇の
ところから出て、国道に戻ると良い。」
とのこと。
そのおば様の言うように、途中の監視小屋まで浜を歩いてみることにしました。
最高!
日が出た直後なので、砂浜に足跡がほとんどなく、
徐々に白んでいく海と空を堪能できました。
ここで一日中、風景を見ていても飽きないかも。
…そんな訳には行かないので、足摺岬に向けて出発。
8:15以布利
以布利の浜辺も遍路道なのですが、
こちらは砂利の浜辺。
非常に歩きにくい。
でも、浜辺から道路に戻る登り坂は花等が植えられていて
きつい登りでしたが、心安らぎます。
窪津、津呂の集落を抜け、徐々に足摺岬に近づいていきますが、
疲労と歩けば歩くほど「戻るために歩く距離が延びていく」という不安感が
比例的に増えていく。
そして歩きはじめて5時間。
11:15 足摺岬周辺到着
ついに到着…(TT)
今年の目標…足摺岬に辿り着くこと
達成!
民宿でお接待として頂いたお昼用おにぎりを頂きつつ、
お遍路ですので、本来の目的を…
38番、金剛福寺!!
3日目にして今回の区切り打ち初の札所。
感慨深いですね。
そして、折角なので足摺岬を堪能。
白山洞門
ジョン万次郎像
足摺岬灯台
ただ、色々見過ぎて気が付いたら13時…
往路が5時間以上かかっていることを考えると
18時過ぎ…
疲れから時間がかかることも踏まえると、19時近くになってもおかしくない。
ソレハマズイ!!
東京なら問題はありませんが、
ここは土佐清水。
道に街灯がほとんどない。
16時前から徐々に暗くなり始め、
17時前には日が沈み、真っ暗に…
昨年のお遍路を踏まえると17時30分くらいには真っ暗になってしまう。
そんな時間を宿近くの国道(交通量多い)を歩く訳で…
危険…ですね。
ということで、急いで出発。
往路よりも休憩回数を減らして進んでいきます。
ちょっと無理をし過ぎた影響で以布利付近では足が痛み出しました。
16:30 大岐の浜
国道沿いを帰ろうかと思っていましたが、
足が痛くてしょうがないので、
歩きやすかったことを踏まえ、帰りはフルで大岐の浜を歩くことに…
分かり難い大岐の浜の出口も帰りならそこから入る訳なので、
迷うことはありません。
これが、その分かり難いという大岐の浜出口。
砂浜出口に川があり、板とタイヤが置かれ、
その先に不法投棄っぽい感じでおかれている漁具っぽいのが目印。
…ってこんなんわかるかーい!
往路の判断は正解でした。
夕方の大岐の浜!
朝に続き、綺麗ではあるんですが…
お分かり頂けるだろうか。
同じ波打ち際を歩いているのに、朝よりも靴の沈みが大きいことに…
理由は満潮が近いから
満潮が近いので、砂浜の上側を歩かないといけない。
波で固められた場所は歩きやすいものの、
上側は固められていないので歩きにくい。
国道を歩けばヨカッタ…
17:45 民宿くもも
ボロボロになりながら、ようやく民宿くももに到着。
17時過ぎからほぼ真っ暗。
月の光と交通量が多いので、道は分かりましたが、
大岐の浜~久百々間は歩道が無い箇所が多いので、
かなり危険でした。
まぁ、なんにせよ無事に辿り着けて良かった。
到着してすぐにお風呂に入ると、踵に靴擦れが…
踵の痛みからそうじゃないかとは思っていましたが、
どうやら靴の表面が破け、破けた皮が足を擦り付けていたのが原因です。
明日も38km、明日は荷物を全部持って行かなければならないし、
ほぼ車道とはいえ峠越えもある道。
…不安しかない。
さて、この日の民宿くももは前日の1人で寂しい様子とは異なり、宿泊客は7人。
賑やかでした。
やっぱりこうじゃないとね。