パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

ジプシーの女占い師 (自作詩)

2020-09-02 22:22:10 | パソコン相撲
ここは、アルジェの場末
怪しい笑みを浮かべ
目の尖った老婆は言いかける

・・・・「あんたの、未来が見えるよ」
無視して行こうとしたら、またも言う
・・・・「ロウソクの火が消えそうだよ」
振り向くと、地面に染まるかのようにうずくまっている

黒いマント、白髪に隠れた深い皺、謎の笑み
一角の別空間、そこだけ時が止まったかに見えた

いずこから、いずこへ消えてく民
ロウソクの火が見えるのかもしれない
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山下清は語る (自作詩)

2020-09-02 21:51:43 | パソコン相撲

僕は 思うんだなあ
僕は 絵 絵が好きなんだなあ

ただ それだけなんだなあ
まわりが勝手に ほめるんだ
僕は まわりのこと よくわからんけど
心に浮かんでくる 何かをあらわしたかっただけ
それには 自由が欲しかったんだ
それで 旅に出たんだなあ

旅は絵 だなあ
絵は旅 だなあ
おなじだなあ

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荷物を、背負わされた猫 (自作詩)

2020-09-02 21:18:41 | パソコン相撲

生まれた時代が悪いのか
生まれた場所が悪いのか
人間が悪いのか、神が悪いのか
我々の自由を奪う、何かが悪いのだ

背中には、重い爆弾を付けられた
ドイツ軍の侵攻して来る方へと、追われた
ロシアの為、いや違う
ロシア人民の為、それも違う
ただ、人間の欲の代行として

戦火、憎悪、欲、それに重い荷物
つっぱしれ、つっぱしれ、つっぱしれ
力の限りどこまでも、どこまでも
何も考えるな、考えてはいけない
ロシアもドイツも関係ない
我々を、自然を無視して戦っている
そんな人間達の愚かさと戦おう

さあ、つっぱしれ・・・・

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