パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

猫と即興 (自作詩)

2020-09-24 15:11:51 | パソコン相撲

ひねもすのたり秋の宵
聞こえて来る ボヘミアンのアネクドート
珍奇 諧謔引き連れて
・・・・それそれ フーガ
    いけいけ バラライカ

猫と炬燵との三拍子
懶惰の達磨
倒れもしまい

雨とバッハのコンチェルト
猫の加勢
けだし 不協和音

その猫 ミケ猫
年のころ 人では二十歳
こましゃくれた おぼこ猫

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ミューズはいずこ  (自作詩)

2020-09-24 10:08:17 | パソコン相撲

天使 空を駆け
まばゆき黄金のもと
我を忘れ果て
清涼な 甘美な まなこ輝く

果てしなき踊りの輪
時と空間は消え
淡いリズムの一時や
・・・・喜ばぬ輩もいる

バッカスよ去れ
ミューズよ出でし来い
お前の蒼き頬に
紅を授けたもうや
燃えいでる抱擁を

踊り踊る輪のなか 
ミューズはいずこ

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安曇野 (自作詩)

2020-09-24 08:08:56 | パソコン相撲

綺麗に見えても 秋
木々は冬じたくを急ぎます

初霜 初氷 初雪
赤子の夜泣きが聞こえます

安曇野に雪が降る
遠い彼方で声がする
安曇野は雪のなか
誰呼ぶ声か わからない

一つの観念に命を 拙い夢
即興詩人は去って行きます
雪降る彼方へ

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呪われし人 (自作詩)

2020-09-24 07:56:47 | パソコン相撲

急峻な頂きに立つ厭人
後なき崖に追われども
上向き一歩踏めたれば
救われるだろう 永遠に

赤貧 胸中を蝕む
阿鼻への誘惑強し
陶酔の泉への罠
この 必然よ

病理ゆえの虚構
観念地獄の舞台裏
奈落の底で待つは怨霊
忘れえぬ あの藪睨み

これが業とは
亡びの宿命とは露知らず
無邪気に 無邪気に
赤子は笑う

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