明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ道楽日誌(6)ハンドファーストへの「最後の一歩」がまだ届かない

2023-02-22 16:29:00 | スポーツ・ゴルフ

前日にいくつかのアイディアを思いついて今日こそは!と臨んだ練習だったが、敢なく討ち死にした。やはり運動不足のせいか体が思ったほど動かなくて、考えていた突破口も思ったような成果が挙げられなかった、というのもある。それと一番の問題点は、相変わらずインパクトで「手首が解けて」しまうことだった。腰を開こうが上半身を傾けようが何をしようが結局インパクトで伸びてしまうのでは、永久にハンドファーストには到達し得ない。

私は最初、アーリーリリースが原因かと思っていた。タメがしっかり出来ていればインパクトでもまだ手首が伸び切らず、角度も守ったままボールに当てられるんじゃないか?、と・・・。しかしゴルフはそんなに甘いもんじや無い。インパクトでの感覚がシャフトと腕が一直線になって「バチーン」と弾くイメージになっているままだと、ダウンスイングの途中までどんなにタメを作っても結局、インパクトで真っ直ぐになる点では同じになってしまうのである。やはりインパクトでは、「左手首を曲げたまま」振り抜くイメージが絶対に必要だ。だが、それを作るにはどうすればいいか?

答えはインパクトでボールを弾くのではなく(勿論ヘッドスピードは高いには越したことはないが)自身最大スピードで当てないで、その1段下のスピードで当てて、当たるのを確認してから「力を維持したまま、さらに加速して押し込む」、という高度なスイングが必要だ(と、私はイメージしている)。理想は一瞬フェースに球が乗り、それから「放り投げる」ようにして遠くに飛ばす打ち方が良い。この新しいイメージのインパクトが何時でも打てるようになれば、私の長いハンドファーストへの旅は終わりを迎える。

それから次の目標=セカンドの距離をきっちり打つ、に挑戦したい!

・・・はて、それはいつのことになるのやら(何か、果てしなく遠い道のりのように思えて来た、ああ・・・)。とにかくハンドファーストで打つには、インパクトで「ヘッドを引っ張ら」なければいけない!、ということまでは分かったのである。問題はどうやってそれを実現するか?なのだ。そのためには、どうしても「引っ張る姿勢作り」が大事になる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・というわけで、次のポイントを強化することにした。

1、低い姿勢を保つ
パチーンと弾くのとグィーんと引っ張るのとの違いは、打つ瞬間に力を「開放するかしないか」であると私は考えた。目指すのは開放しない場合なのだから、あくまで姿勢は「低いまま」力を押し出し続けなくてはならない。低くすれば体は縮む。その結果、体を伸ばして「固く」して弾くスイングはやりにくくなる計算だ。まず、インパクトで力を「開放しない」こと、ブーンと力強く振り切ることである。

2、左手首を返さず曲げたままにする
姿勢を低く保ってスイングすることで、左手首を伸ばさないで「曲げ続けたまま」引っ張ることがやりやすくなる。これはスイングイメージを根本的に変えることになるので、とても重要だと私は思っている。実際これをやったらどんな感じなのかがわからないので、一応曲げておくのは「ヘッドが球に当たるまで」と考えておこう。当たった瞬間は余り意識せず、球は弾くのではなく「引っ張るイメージ」を持つことが重要。グリップは「球より前」に出ているので、右手も押し込むのではなく「前から引っ張る」が正しいようだ。

3、クラブの角度を保つには、左手を押し下げて右手を引き上げる
これはCSでやっていた「菅原大地のサイコースイング」で気が付いたが、右手は「引き上げ続ける」ことシャフトの角度が保たれる。これはアーリーリリースの改善にも使えそうなので、ちょっと意識して振ってみたい。ただ、以前書いていた「壁押し付けドリル」でもそうだったが、やろうとしている動作と「直接結びついた動作」でないと練習結果が実感しにくく、効果が出て来るまでに時間がかかるのが難点だ。それに、その「一見、無関係に見える動作」を継続してやっておかないと「すぐ元に戻ってしまう」のが辛い。この点では「飽きっぽい性格」の私には向いてないと思う。何か良さそうなんだけど・・・

4、右足にお辞儀
これは蝉川泰果の言ってた方法だ。右足の上にお辞儀をして「頭をそのまま残す」ように我慢をし、その上で「肩を軸回転」することで理想の形が出来上がる。その逆に、クラブと一緒に頭が前に突っ込むと体で押すみたいなスイングになり、力をいれて振っているのに何故か飛ばないという、残念な結果になる。頭の位置はインパクト後に腕が伸びてから、ようやく「右肩につられて」動くくらいだとカッコイイ。

5、左股関節に体重をシフト
ダウンスイングに入る前、トップに行く一瞬のタイミングで左へ体重シフトする。これは目で見て分かる程大きく移動すると「スエー」になるが、ほんの僅か移動する感じで、左股関節の上に「体重を乗せ」て回転させると捻転差が最大になる。今までは回転はしてても、しっかり体重を乗せ切れてはいなかった。そのため真上または後ろに体重が掛かり、インパクトで「前に飛ばす推進力」が生まれていなかった、と考えている。体重が左に乗っていれば、左腕を引っ張る動作もやりやすくなる。

6、そこから肩を高速で180度回す
ハンドファーストの最後の決め手は、インパクトのタイミングで「左手をどこまで引っ張るか」である。右手が左手を押す位に肩が回らないと、「手だけ前に出て」ヘッドに推進力を与えられなくなる。「ちゃゴル」のチャーリー高沖先生が言っていたが、ブロとアマチュアの最大の違いは「肩の回転量」だという。肩の回転が「プロ並みのスピード」で回せると、飛距離もその分「伸びる」らしい。飛ばない私としては、是非とも強化したいポイントである。

7、グリッブを目標より左に振る
最後にハンドファーストに打つために絶対にやらなければならないことが、インパクトでのグリップの位置である。それが「自分の思っているよりも相当左」に行っている必要がある。菅原大地のテレビ映像では、右肩も80~90度回っているように見えた。このくらい上半身が回転していると、もう完全なハンドファーストあるいは「ちょっとやりすぎ」位のイメージである。勿論テレビのレッスンであるから「やりすぎ」位の形でやって見せているのだが、この形がいつでも出来るようになってから「微調整」して、私なりの理想のハンドファーストを目指したいと思う。

以上、いま次回の練習に向けて「インパクトのイメージ作り」に励んでいます。

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今考えている秘策:左足を引いてオープンに構える
私のハンドファーストへの道の「最後の難関」が、下半身の回転である。私のインパクトは「打つ時に下半身が止まって」しまい、クラブの抜ける方向が「外に行き過ぎる」点が指摘されていた。クラブを振る方向としては目標方向より「やや左」というのがベストである。「ちゃごる」で教えられているようにグリップと体の間隔をある程度空けておいて尚且つ、クラブを振る方向を右に行かないようにするためには、下半身をあらかじめ「オープンに構えて」おくのはどうだろう?。これは、ハンドファーストを打つ為の「悪魔の秘策」である。次回ゴルフパートナーで練習する時に、試しにやってみたいと思っています。結果は今度の当ブログで。



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