1、惜しくもステップ・アップ優勝はならなかったが・・・
與語優奈は愛知県長久手市出身で2004年9月生まれのO型。「小牧長久手の戦い」で有名な所である(それ関係ないかも)。所属は新人らしからぬ「スターツ」だから(卓球の伊藤美誠が所属)、会社の方でも相当入れ込んでいるのが分かろうというもの。下部ツアーの上田グランビリオで與語はずっとトップで頑張っていたのだが、最後にミスして黃アルムに1打及ばず無念の2位Tに終わってしまった。まあ、試合だから漫画みたいにそう簡単に行く訳ではないがそれにしても「初優勝」見たかったですねぇ。
與語は上品かつお淑やかにプレーする姿に好感がもてるスター性満点の新人選手である。おまけにティーを刺したりパターのラインを読む時など妙に大人びて優雅な色気を感じさせる美形と来れば、もし彼女がアイドルだったとしたら人気ナンバー1になること間違い無し、という逸材なのだ(まるでキャバクラ!)。その上当たり前だが、ゴルフが上手い!(才色兼備、ってか?)。
レギュラーでの成績は17試合に出て9試合で予選通過。予選は通過しても順位は殆ど下の方なので、来季はステップアップ中心になりそう。最高位は5月のリゾートトラストで33位だった。そんなに跳ぶ方じゃないがパーオン率とパターで勝負するタイプのようである。が、取り合えず「見ているだけで満足」しちゃって構わないんじゃないでしょうか?
與語優奈は臼井麗香とは違って品がありますね。
2、米ツアーに日本人が大挙して押し寄せる?
現在米ツアーを戦っているメンバーは、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、西村優奈、渋野日向子、勝みなみ、西郷真央、吉田優利、そして稲見萌寧の9人である。古江はご存知のごとく今年メジャーを取っていて既に米ツアーの顔であり、ベアトロフィー1位(年間平均ストローク)も視野に入っているという堂々たる成績で今や日本人選手を引っ張る存在です。畑岡奈紗は今一つ調子が上がって来ないが実力は折り紙付きなので上位に食い込んでくるのは時間の問題ですね。笹生優花はちょっと成績に波があるけど、今年全米女子オープンという最高峰メジャーで2度目の優勝を飾ったことから大一番に強いタイプと思いました。以上3人は問題なしです。後はフランスで腰を痛めた渋野日向子ですが、こちらは順調に回復してるようで来年に期待か。一方、西郷真央は新人王を狙える位置で頑張っているし、西村優奈と勝みなみも何とかシードが取れそうということで、来季のメンバーはまず7人は確保である。
残念ながら吉田優利はもしもう一年ツアーで頑張るのであれば、最終予選会で規定の順位内の成績を収める必要がありそうだ。稲見萌寧は日本に戻るんじゃないか?、と私は思っています。
さてその最終予選会の今年の挑戦者だが、竹田麗央と山下美夢有という日本ツアーの「1位2位コンビ」がエントリーを表明していて、既に参加を決めている岩井ツインズと「最強ユニット」を組んで殴り込みを掛ける様相を呈しています。それに去年「スコア誤記で失格」した原英莉花と「飛ばし屋」神谷そらが挑戦というから、今年のメンバーは「ツアーで優勝争い出来る」実力者が揃っていて、特に山下以外は日本人のイメージを遥かに超える「豪打自慢の面々」が名を連ねているところが「超楽しみ」ですね。こうなったらアメリカの目の肥えたファンに「一泡吹かせる」活躍を期待します。その他、全米アマ覇者の馬場咲希を始めとして山口すず夏以下4名がエントリーしています。11月の予選会次第だが、普通に行けば6〜7名が新たにツアーメンバーに加わるとして、来年は総勢14〜5名の「日本人の大軍団」がツアーを席巻する、なんてことになりそうである(WOWOWを契約していてホント良かったぁ〜)。
それじゃあ日本ツアーが「閑古鳥状態」になりゃしないか?・・・って、全く心配無用である。今や日本ツアーは若くてピチピチした選手が列を成して隙を窺っている「入れ食い状態」であります。ここで上位の実力者がごっそり米ツアーに行くとなれば、当然のことながら日本ツアーの主役は彼女達「次世代の実力者」の草刈り場となって優勝のチャンスがドバドバ転がり込んでくるって寸法ですね。
まあそんなことで暫くは日本ツアーがスター不在で困る、ということは無さそうです。與語優奈もいるし・・・
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