前から自民党のコロナ対策は「選挙目当てのバラマキ作戦」だと思っていたが、全国民一律10万給付にしろアベノマスクにしろ、本当に困っている人には余り助けにならなくって、結局税金の無駄遣いに終わってしまったのは記憶に新しい。自民党にはお金をどんだけ使ったら「どういう成果」が上がるのか、経済の「いの一番」である費用対効果が見えていないのである(だからといって野党に出来るか?と言えば、同じかも知れない)。とにかく数々の不祥事が発覚した「疑惑の安倍氏」が退陣し、次の菅氏も国民無視の「独断政治」で沈没。それで慌てて今度は対話重視のソフト路線を「選挙対策のために」選択した結果、中途半端な岸田首相の登場となった。今度の日曜に投票である。
テレビも新聞も「各党の政策論争」とか盛り上げようとしてるけど、今日見たところでは「眞子さま」一辺倒で選挙のせの字も出てこない(私は TBS しか見てないが)。みなさん大事なことを忘れちゃいませんか?つーの。これからどうするこうするはいいんじゃけんど、「やった事の落とし前」はきっちり付けてもらわにゃー、私等困るんじゃけーのぅ!(広島ヤクザ風に)。
で、磯崎仁彦官房副長官は何と答えたかって言うと、「調達等について特に問題があったと考えていない」だって!。じゃあ、倉庫に半分以上も余らせた挙げ句に6億も払って後生大事に保管してるのは、一体「誰のせいだ」って言うわけ?。やったのは自民党と安倍政権でしょうが!。おまけに今後の活用方法については「必要に応じて検討したい」って言ったっていうからもう、「どの面下げて言ってんだよ!、金返せ!コノヤロー!」(ちょっと言葉が過ぎました、申し訳ございません)。
皆さん結局私が言いたいのは、「自民党の裏の顔」は「こういう事」なんです。口では真面目な顔して未来を語っちゃいるけど、裏じゃあ「税金」を湯水のように使って「富裕層の金儲け」に奔走してるんです。IRカジノ問題だって「しかり」です。自民党長期政権が続くと「こうなる」んですよ、だって富裕層の「お先棒担ぎ政権」ですから。自民党は皆んな金の亡者の集まりなんです。目を覚ましましょう。
選挙の本質は政策ではありません。経済とか発展とか子育てとか夫婦別姓とか、抱える問題は色々あります。あちらを立てればこちらが立たずで、結局毒にも薬にもならない「安定路線」に逃げてしまい勝ちですがよーく考えて下さい、なんだかんだ言ってはいても、「虎の子の税金を大切にする庶民感覚」が自民党には「全然無い!」ってことがモロ出てるじゃあ、あーりませんかって話よ。森加計問題しかり、佐川虚偽答弁問題しかり、河合元法相買収事件しかり、財務省自殺もみ消し問題然り、桜の会不正支出問題しかり、その他諸々しかり、で不祥事満載。この代わりにやったことと言えば「30年間給料上がらずに、消費税だけ青天井」だって始末だ。何かおかしくない?
それのトドメが「使えないアベノマスクの山」だってんだから、やってらんないぜ自民党!
今迄の自民党のやった事で、何か「これは良い」ってこと「あった?」。そう、思いつかないのである。もうそろそろ自民党に見切りをつけて、政権交代させましょうよ、皆さん!。じゃあ、野党候補に「この人なら」って候補者がいるのか?と言うと、居るわけないじゃないですか、当然ですよ!。だけどさんざん失敗やらかしてきた自民党が又しても選挙で勝ったとしたら、「何やっても大丈夫じゃん」ってなりません?
だから断言します。野党に投票しても日本は変わりません。約束します。だけど磯崎官房副長官の「国民を舐め切った上から目線の発言」を目の当たりにした今は、「こいつらタダじゃあ済まさねえぞ!」って気持なんですよ。少なくとも「申し訳ございません、見込みが甘かったです。」とでも平謝りし、アベノマスク発案者の口から「何故間違ったか」の仔細な経緯を白状させて、断罪しなければカタが付かないでしょう。政治は「最後にどうなったか」が大事なんです。国民に対して無責任な者は、結果をあいまいにして「なかったかのように」振る舞うのが常ですから注意しないと。
だから今度の選挙は「これから」を論じるのではなく、「やった事の評価」で投票しましょう。それで政権交代したら「前よりひどくなった」という場合はどうするのかって?
そんな先のことを心配してちゃ、新しい未来は「とてもとても」やっては来ないですよ!、皆さん!
追記:人材は自民党でも野党でも、どちらでも「いずれ」出てきます。日本人は優秀ですから何処にでもいるんです。大事なのは、本当に国民目線で政治と取り組むかどうか、です。もしそういう政権ができたなら、たとえ一時的に貧乏になったとしても、必ずや困難な環境を打開する人材は「生まれて来る」筈です。それを信じましょう。もしその一時の貧乏を嫌がっていたら、永遠に富裕層の奴隷で一生を過ごすことになります。まあそれでもゲームや SNS やお笑いで面白おかしく暮らしてはいけるでしょう。それで良ければ私は何も言いません。けど、OECD 加盟国37カ国の中で賃金が25位、伸び率は最下位って現実は考えたほうがいいと思いますよ。なぜ人材が育たないのか。それは江戸時代の幕藩体制を見れば良くわかります。幕府にも未来を見据えた人材はいたでしょう。だけど彼らに政権の中枢を動かす程の力は、与えられてはいなかったのです。だって政権の中枢は「社会全体の変革を望まず、ちまちま金儲けをしよう」と考える人たちで「いっぱい」だったからです。今の自民党と同じです。これでは改革をしようという人材は埋もれてしまいます。だから長州のような「政権と対立する勢力」から人材が出て来るのです。この理屈を考えてみたら、何故「政権交代が必要か」分かるのでは無いでしょうか。明治政府も色々失敗しましたが、多くの民間の「改革者」が現れて、それで日本が世界に雄飛できたのです。今また日本は「30年」という低迷の時代の中に沈んでいます。これを打破して大成長を遂げるには、勇気を持って新しいことに挑戦する「気概」がなくてはなりません。そういう人材を「歓迎し育てていく党」こそ、今度の選挙で投票するべきでは無いでしょうか?
私はそう考えます。皆さんはどうですか?
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