明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

新・ゴルフの真髄

2022-02-23 22:43:45 | スポーツ・ゴルフ
今日は練習場で打ち込みしてきた。週2回、リハビリ目的はとっくに終わって、今は理想のスイングに向かって鋭意努力中である。you-tube でお馴染みの動画で復習してから「いつもの練習場」で打ち込むのだが、今日は「左への体重移動」と「インパクト後の前傾姿勢の維持」に気をつけることにした。それとインパクトに向けての「スイングプレーン」を注意して振ることにした。では一つずつ結果を見ていこう。

1 左への体重移動
まずクラブを上げるのに合わせて「右へ体重を乗せて」ゆく。体重を乗せるのと「体の重心を移す」ことは別である。重心を右に移してしまったら「左に動こうとする力」が生まれてこない。野球のピッチャーが後ろ足に体重を乗せるのと同じように、動きの中で「左へ動こうとする間の短い時間、一瞬体重を預けてから右を蹴る形」を言う。ほっとけば「左に倒れてしまう」ような通過姿勢と考えると良い。だから一定時間が経過すると自然と左に体重は移ろうとする。この動きに「右足を蹴る動作」を加えておくと、「自然と左足に素早く体重が乗って」くるわけである。ここまでは誰でも出来る。問題は上半身とは別々に動かなくてはいけないことだろう。左足に乗せるときに「左のお尻の方に」ややお尻を突き出すような感じで「左足踵に乗せる」と、両肩のラインが正しく目標方向を向いたまま左への体重移動が出来る。そうでないと「体がボールに寄っていってしまい、クラブを引き込むようなスイングになって」場合によってはシャンクしてしまうので気をつけたい。その時に上半身は「左足に引っ張られて同じように左を向かない」ことが重要である。上半身は「左肩を水平に保って、むしろ少し沈み込むぐらいの気持ち」で移動するとよい。

2 前傾姿勢を維持して振り抜く
インパクトの後すぐ起き上がるのではなく、逆に頭を下げる位にして「軸を飛球線と直角のままに保ち」右肩を回して右腕を伸ばす。右肩が目標方向に出ないとインパクト後にクラブが跳ね上がるしか無くなり、ダウンブローに打てずに「すくい打ち」しか打てないことになるので要注意だ。目標方向に対して正対し「右に折れ曲がるような形」でボール位置まで右肩が出てくれば正解である。といっても中年をとっくに過ぎた私ら「後期高齢者」では、ジャスティン・トーマスみたいにスイングしろと言ったら「確実に体がバラバラに」なってしまう。そこは「ほどほど」がいい。というか、ほどほどすら出来ないのだから「心配するほどのこと」はない。要は「気持ちだけは前傾姿勢を保つ」という程度で十分である。飛距離も弾道も「昔日の面影」が全然無い我々にすれば、「おっ、若いね」と言われるくらいの躍動感があれば「大成功」なのだ。形で行こう!形で。

3 スイングプレーンに乗せる
スイングでは、左腕を「最終的には外旋=手の平を上に向ける」しなければいけない。だがバックスイングで内旋(=手の甲を上に向ける)してしまうと「今度はダウンスイングの初動から外旋してしまい、アウトサイドインの軌道」になってしまうので、バックスイングのトップまでは外旋してシャットに上げて、「左への体重移動に合わせて切り返す時にクラブを倒して内旋させ」るようにダウンスイングし、インパクトの直前に「もう一度、外旋して手の平を上に」向けるようにする。そうすると右手も同時に「内旋=手の平が地面を向く」ようになって、「人差し指、あるいはその付け根でインパクト」することが出来て、同時に右腕を伸ばすことで「より強いインパクト」をボールに長く与えることができるのだ。以前タイガーが「人差し指にバンデージを巻いていた」のが強烈に印象に残っていて、何故あんな所に巻いているのか不思議だったが、実は理に適っていたのである。私はダウンスイングで「右手の人差し指の上にシャフトを乗せる感じ」を目指している。

と、こんな感じだが「実際の打球はポヨヨ〜ン」としか飛ばず、おばちゃんの「飛ばないけど、ど迫力スイング」みたいな「痛いゴルファー」になってしまっているのだ。理論はあってるんだけどね~とボヤいても、練習場の周りの視線は「まるでシベリアからの−50度の大寒気みたいに」恐ろしく冷たい。2時間で300球打って1500円、もはや打球を目で追うことすら虚しい脱力感に打ちひしがれてトボトボと帰る私に、カラスが「アホーアホー!」と鳴いている、ああ。「仕方ないよ、病気したんだから」と自分を慰めて、途中のマミーマートで「宗政の純米吟醸」濃淳超甘口を買って帰った。佐賀県は西松浦郡有田町の酒蔵で、やっぱり西日本の酒は美味い!。世の中、淡麗辛口が流行っているようだが、真逆のこんな酒も悪くはない。そこで「ハッと気がついた」。アマチュア最大の難関は「バンカー」であるが、その脱出できない理由が「インパクトのすくい打ち」にあるんじゃないか?、と。

バンカーからボールを打ち出すためには「ボールの下にクラブヘッドを潜り込ませて、砂ごと打ち出す必要が」ある。そのためには「ダフる」ことが必須である。ダフるのはお得意のはずなのに「バンカーの時だけトップして」しまうのは、砂の中でヘッドを「潜らせている時間が足りない」のではないかと思った。ヘッドがかぶって「ザックリやり過ぎた」か、逆にヘッドが「ボールに届く前に跳ね上がってトップ」してしまうかのどっちかである(に違いない)。いま、バンカーは「バンスから砂に打ち付けてそのまま水平に振り抜く」ことが脱出させる唯一の方法だと「わかっちゃった」のである。残念ながら「いつもの練習場」にはバンカーが無いので試せないが、今度28日にショートコースに行くので、そこで試すことにした。何気ないことだが、日々発見の連続である。ちなみに飛距離を出す為には、腕力じゃなく「胸周りと肩の回転力=上半身の体幹筋肉」が大事だってこと、これが最近わかったことである。まあ「どっちにしても私には全然不足している」ということだが、「努力はウソはつかない」という某野球選手の名言を心に刻んで、今夜は「宗政」と静かに語り合うことにしよう。酒は何にも言わないが〜、ってか。


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