1、意欲を燃やす
私はついこないだまで、何となく体調が悪かった。つらつら理由を考えて見ると、コロナ禍で家から出ることが減って運動しない日が続く中、全体的な体力もガクッと落ちていたのである。日が高くなってからノロノロと起き出し、することもなく一日中ボーッとテレビを見る毎日で、この所は記憶力もどんどん悪くなっていた。とうとう「老化が始まったかな?」とも思い始めていたのだが、それがここに来て劇的に改善し「意欲が出るようになって」来たのである。何故なのか?
一つには「食べ物」である。人間飢えれば餌を求めて活動せざるを得ない。飽食なれば「鈍する」わけだ。食べる量を減らしたことと、最近、朝の食事内容を変えてシンプルにしたのが良かったようである。朝食後は殆ど食べずにコーヒーとクラッカーで過ごし、6時に夕食をしっかり取ることにしている。食事はシンプルに、「お腹が空いたら」食べるのがベスト。ちなみに朝食は納豆・ゆで玉子・めかぶ・韃靼そば茶とヨーグルトです。
そして2つ目は「やる前に結果を評価しない」こと。何かしようかなと思っても、する前から「それをしたからって、人生が変わるの?」とか思って、後退的な考え方をしてしまう癖が知らぬ間に付いていたのだった。実はこれが引きこもりの始まりである。しばらくコロナを避けている間に、いつの間にか「外に出る」ことが出来なくなっていた。人間、自分の行動を「客観的に見れば」、どうしたって他人と比較するようになり、余程の自信家でなければ「落ち込むほうが多い」筈なのだ。しかも私は70歳を過ぎた無職の老人で、目の前にはもう「下り坂」しか無い状況である。これでは誰しもが、自分に価値を見いだせなくなって当然だろう。
そこで考え方を変えて、「欲望の赴くまま」に行動することにしてみた(何ともワクワクするワイルドな響きではないだろうか!)。最初はゴルフのパターヘッド・カバーを買ってみた。ちょっと変わった形だったので、面白いかな?と思って買ってみたのだ。次は中国語とイタリア語の NHK テキストを買ってみた。これは前から覚えたかった外国語である。多分途中で放り出すだろうが、その時は「今じゃないな」と思うつもり。それからユニクロのTシャツを3枚買ってきた。当然、夏用にと「軽い気持ち」で買った。どれも大した金額ではないが、買い物は気分を上げるには「最適」のアクティビティである。
そして3つ目、何よりも大事なのが「運動」だ。体を動かさないと、心がどんどん死んでいってしまう。とにかく意味があろうとなかろうと「体を動かし続ける」こと、それが他人ならぬ「自分の人生」を生きることだと思う。心要するに、心と体は「同じもの」である。
この結論に達したことで、ようやく私にも「意欲」が戻ってきた。私に欠けていたのは、この「何んだか知らないが」とにかく動こうとする意欲である。しばらく遠ざかっていたゴルフの練習も、こないだ再開した。目標を持って運動するというのは、「明日が見えている」と言うことではないだろうか。最終的にどこまで上達するかは、私は全く考えてはいない。大事なのは明日だ。明日のこと「だけ」を追いかけて行けば、必ずや幸せな人生が待っている・・・筈!
2、ビールはやっぱり淡麗辛口が旨い
ビールは本麒麟が一番と決めていたのだが、こないだから「金麦」や「のど越し」や「麦とホップ」や「クリアアサヒ」など、各社のものも飲み比べてみた。色々試した結果今のところは麒麟の「淡麗、極上(生)」が美味かった。飲み口がスッキリとして雑味が少なかったように感じる。しかし、同じ淡麗でも「糖分カットのグリーンラベル」は変な味で不味かった。本当はアサヒスーパードライが好きなのだが、年金暮らしの私には少し贅沢かな?と思って控えている。一時「ビアリー」0.5%を飲もうとした時期があったが、余りに美味しくないのでやめた。本来は酒なのに、化学の力で変に「健康的」な飲み物にしようとするのは間違いではないだろうか。どうせ酒なんだから、真っ当に美味しいものだけを目指して作ればいい。ということで、私は淡麗の生にした。
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