明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

毎週女子ゴルフ(4) Tポイントレディース結果速報

2022-03-20 22:34:44 | スポーツ・ゴルフ

○ 堀琴音
試合は大混戦を制して、危なげなく「堀琴音」が2勝目を挙げた。堀はドローからフェードに変えて、ショットの精度が格段に上がったらしい。以前から比べてどこがどう変わったのか素人には全然わからないが、悪天候の中でも安定したプレーぶりで、着々とスコアを伸ばしての勝利である。決勝ラウンドでもボギーを打ったのは一度だけで、危ないシーンは「2、3回あるかないか」だったのは素晴らしい。試合後のスタッツなども安定していて、フェアウェイキープ率やパーオン率それにパット数など、特に抜きんでいて素晴らしいわけではないが「マネジメントの上ではミスにならない」程度で、安心して見ていられた。少し長めのパーパットでもしっかり入れていたのは、メンタルが強い証拠だろう。彼女はこ以前は勝負にかける「意気込み」が強すぎてたため、逆にメンタル的に「自滅」していた。これが何故か気持ちに余裕が出ていて、後半追いつかれてからも「笑顔でキャディと談笑」するなど、見境なく「不貞腐れる」シーンはが全くみられなくなったのはすごい進歩である。こうなると堀のフェードは、さらに威力を発揮してくる。加えて、右手をクローグリップで「指を伸ばして押す形」のパッティングは、解説者が「芯で捉えている」というくらいに正確無比に球をヒットしていて、ほとんどの場合に「ゆっくりコロコロ」と転がってストンとカップに落ちていた。芝に負けない「転がりの良い球」になっている。勝負どころでこのパターがあれば、余程のミスがない限り「競り負ける」ことはないだろうと思った。とにかくメンタルが安定しているので、ファンも余裕で見ていられる。これも「不貞腐れる悪い癖」が影を潜めた結果だろう。逆に「笑顔が増えた」ことで、より彼女の「良い部分」が前面に出て2勝目に繋がったと思いたい。ところで、パターのアドレスに入る時、「左手でアゴをつまむ」不思議な仕草はなんだろか。何か目的があるのだろうが、今度調べて報告したい。まずは堀琴音選手の2勝目、おめでとうございます!

○ 内田ことこ
今年は何か「恐ろしいルーキー」が出てきたみたいである。プレーは落ち着き払っていて新人らしからぬ雰囲気があるが、スイングの切れ味は「プロ5年目くらいの風格」すら感じさせる迫力がある。スタートティーでは、ちょっと新人らしく「動作が洗練されていなかった」が、ドライバーから放たれた球は「豪快に240ヤード先」のフェアウェイへ飛んでいった。この新人がボギーを挟んで「7個」ものバーディを量産し、一時は首位に立つ程の爆発力を見せたから堪らない。内田は14番で単独1位に躍り出るが、直後の15番で「痛恨のOBを打ってしまい、初めての首位は「三日天下」に終わってしまった(ああ残念!)。それ以降も果敢に食い下がるが残念ながらバーディはならず、最終的に「7アンダーの4位」に終わった。負けはしたものの、その積極性は「結構やってくれるじゃないか!」と思わせて、ファンも急増したのではないだろうか。やはり新人は「ガンガン攻めて」行くのが魅力的である。しかし、彼女のスコアへの「がっつき度」は、相当に半端ない。新人で初めての優勝争いだから無理もないが、勝ちへの意欲は「MAX」の感じがビンビン伝わってくる。私は、彼女はメンタルは「激しいタイプ」と見た。ツアーで彼女は、これから「目が離せない選手」の一人になる実力があると見たが、唯一「スカートがずり上がってくる」のを気にして、毎回「手で引っ張って」下げているのが何ともウザい。「ささきしょうこ」も同じことをするが、脚が太いのにピタピタのミニを履くのだから、「そりゃあ、ずり上がるよな」というのがオジサンの見方だ。こういう体型は「何を履いても似合わない」のだから、いっそ「ショートパンツ」にするといいのだが、やっぱりミニを履きたいんだろうね、若いだけに・・・。脚が太いというのはイメージ的に、「爽やか」とか「軽やか」とか「お淑やか」とか、要するに「女性に対して良いイメージ」を演出するのには、どうしても「不向き」なんである。西村優菜みたいに、小柄ならば「可愛い」というのもあるが、彼女の場合は「それもない」。やっぱ究極は「ズボン」で通す、というのが良いんじゃないだろうか。ま、大きなお世話だけど。

○ 葭葉ルミ
万年下位の「飛ばし一辺倒」だった彼女が、今日は見事なロングパットを決めたりして、優勝争いに加わってきたから驚いた。何んと、ゴルフが急に上手くなったのかどうか分からないが、今まで見たこと無いような「アプローチやパットの冴え」を見せて上位に食い込んだのは驚きである。これが本物なら、これからツアーでもガンガン優勝争いに加わってくる筈だ。スイングは「高い所から一気に振り下ろす」のが特長で、フォローは全然考えてないように見える。この見方が正しいとすると、私の考えでは「余りインパクトでガツン」と行き過ぎると、ボールコントロールが悪くなるように思うのだが、どうだろう。まあ本人の考えが一番に優先されるのは当然としても、私はインパクトは「出会い頭に当てる」より、もう少し「シャローに入れてヘッドに乗せる打ち方」のほうが扱いやすい球になると思う。勿論、素人意見である。後半今一歩というところでバーディが来なかったのは、優勝をもぎ取るという「賭け」が少々足りなかったのかなと考えた。この辺はもう少し優勝に絡んでから考えてもいいかも知れない。とにかくもっと数多くベストテンに入るのが今年の目標だろう。飛距離は昔ほどの飛び抜けたものは無くなったが、小技とパターをもっと磨けば「さらに優勝に近く」なる。とにかく私は、今回の活躍で「ちょっと」彼女を見直した。

○ 西村優菜
若いのに今や、女子ツアーの中で「押しも押されも」しない実力者である。プレーもさることながら、カメラ目線にも「風格」が出てきた。インタビューも笑顔でそつなくこなす明るい性格が、ファンにしてみれば親しみやすくて感じ良い。ファン受けが良いのに「しかも実力も折り紙つき」とくれば、人気がウナギ登りなのも当然であろう。もう一人の実力者・古江彩佳がアメリカへ行ってしまったので、目下プラチナ世代では「牽引者」として引っ張りだこである。今回は途中「5連続ボギー」を打つなど、「らしくない」場面があったが最後は盛り返して、1打差で堀の上がりを待つところまで、スコアを上げた。やっぱり期待を裏切らないところが「好感度第一位」である。飛距離は出ないが、私は彼女の「スイング」が一番好きである。連続してボギーを打っていた時は、ちょっとバックスイングが「浅くなっていた」ように見えた(素人判断である)。やはりプロといえども「ドツボにハマる」と抜け出すのに時間がかかる、ということ。次週に期待しよう。

○ 高橋彩華
またしても優勝争いをしていながら、ボギーを連発して自滅してしまった。今回はそれでも終盤取り返して、6アンダーの5位で終えたのは立派である。途中、時折ドライバーが右へ「ふける」のが痛かったと思う。ここは次週までに何とか直しておきたい所だ。今回、彼女が優勝争いに加われなかったのも、今一ショットが調子が出なかったせいだと思う。しかし、何とか踏ん張って取り返すあたりに、昨季にない「精神的なタフさ」を感じたのは私だけではないだろう。シルバーコレクターのお仲間の「西郷真央」がダイキンオーキッドで一抜けしたので、周りは「次は高橋彩華だ」と盛り上がっているようだがそれに惑わされることなく、じっくりプレーしていくことが大事だと思う(素人が偉そうなこと言うな、と叱られそう・・・)。今回勝てなかったのは、彼女にたまたま「ツキ」がなかったからだと思って忘れることである。とにかく勝負に勝つには「絶対ツキ」も必要。そのツキを「しっかり自分の方に」呼び込むことが出来れば、優勝は黙っていても「あっちから勝手に転がり込んで」くる。そう考えましょう。

○ その他の選手達
10位T、金澤志奈・西郷真央・小祝さくら
20位T、勝みなみ・川岸史果
25位T、福田真未・セキユウティン
34位T、佐藤心結
38位T、植竹希望
45位T、小野祐夢・天本ハルカ
・・・・・・・・・
以下、予選落ち
穴井詩・石井理緒・新垣比菜・堀奈津佳・松森彩夏・河本結・宮田成華・永井花奈・大里桃子・山路晶・鶴岡果恋・高木優奈

棄権
菊地絵里香(体調不良)
稲見萌寧(体調不良)
など

欠場者
原英莉花(頸部捻挫)
鈴木愛(一身上の都合)
など

稲見萌寧が色々と「不調」なのは、多分「トップ」に上り詰めた彼女にしてみれば、予選落ちなど「あり得ない」ことじゃないだろうか。小祝さくらにしてもあれほど好調だったのが、昨年の終盤あたりからやや調子を落としている。コーチを変えて心機一転と行きたいところだが、今少し上位に「常駐する」には時間がかかりそうだ。原英莉花もあちこち故障が多い。ここしばらくは新しい優勝者が出る時期と捉えよう。なお、「三ヶ島かな」の名前が見当たらなかったが、何らかの都合で休みを取ったものと思われる(私の情報は全然当てずっぽうだが)。次回は出てきて、またまた華麗なパフォーマンスを見せてくれるものと思う。

以上、ではまた来週!


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