要するに、暇が続くと「お買いもの」したい欲望が疼いて来るという病である。これが出ると中々止まらない。普通の人は洋服とかグルメとかに向かうのだろうが、私はどちらかと言うと「ゴルフ」なのである。そこで新しく、私のクラブ構成を見直すことにした。
ドライバーは今は917D3にスピーダーⅢの569を入れて愛用しているが、いずれ「TSi1」の新中古品を買うつもりだから今回は買うのを見送ることにした。私のスコアアップ戦略は、ドライバーとグリーン脇からのアプローチを徹底的に練習することなので、ドライバーはフェアウェイキープが絶対条件である。飛距離よりも正確性だ。その点917D3は出玉の方向性が良くて、一応合格である。ウッドは16.5度の917F2を17.5度に寝かせて5Wとして使っている。しかし今の所、丁度見合う距離が残らないのでコースでは使えていない。
それに反してコースで大活躍なのが「ユーティリティ818H1の21度」である。これは殆ど練習してないのに、何故かコースでは「バッチリ当たる」のだから絶対欠かせない。一応の公称飛距離は170ヤードとしているが、実際にコースで使う時には何故か150ヤード位しか飛ばないので、殆どの場合はアイアンを使わずにこれを使うことになる。つまり私のギアでは「絶対的エースクラブ」である。ドライバーで210ヤード位打つと私の「行き付けのコース」である取手桜ヶ丘では、丁度残り150ヤード位なので、殆ど毎ホールこのユーティリティが活躍するのだ。818H1様サマである。
だが他所のコースではこうは行かないだろうから、ウッドも使わなくては駄目だろうし、そもそもユーティリティだから飛距離は「せめて170ヤード」は飛ばないといけない(ドライバーが230ヤード位飛べば問題ないのだが)。理想は180ヤード。だから「スイング命」が至上命題なのである。普通に当たれば軽く170ヤードは飛ぶはずなので、もう少し飛距離を出して180ヤードとし、170ヤードは同じユーティリティの23度に任せたい。要は「正確に170ヤード」というのを23度で達成するのには、スイング改造が必須だという訳だ(160ヤード以下は5番アイアンで対応する予定)。そこで新井淳の出番がくるわけだ。
新井淳の二重振り子理論でスイング改造しようという目論見の方は、徐々に出来上がりつつあるから粛々と練習するだけなのだが、まだまだである。アイアンは万一ユーティリティの23度が「予定通り170ヤード飛ぶ」ようになった時、それ以下の距離を「確実にグリーンに乗せる」ために練習している。だがドライバーの飛距離不足で残り距離が結構残ってしまうので、アイアンをコースで使うチャンスは「滅多に無い」のが現状である。実際、ユーティリティの後はアプローチだからウェッジになってしまう。
しかしだからといって練習しないでも良い、とはならないので練習はしている。いつの日かスイング改造が実を結んで飛距離が戻り、160ヤード位の距離は5番アイアンで打つようになった時には、狙ったグリーンに「ピタピタ乗る」ぐらいの精度は保持しておきたいのである。まあ今は150ヤードすら全然届かないのだから「何をか言わんや」だが、ホンの少し前には7番で150ヤードに迫ろうかという時期があったのは事実なのだ(去年、ダンロップゴルフスクールに行っていた頃の話で、実は勘違いだったという噂もチラホラ出ているが・・・)。まあ今は全然届かない体たらくなのだが、ようやく少しではあるが改造の成果の「兆し」が見えてきた。もう少しである。
で、今回はそれらを踏まえてアプローチを改善するために、「ウェッジ選び」に注目してみようと考えてみた。今の構成は50度・54度・58度の3本である。私の714MBはピッチングが47度なので、いろいろ考えた末に52度を買おうとしたのだが、シャフトに「NS950GH」の入ったのが無くて、それで仕方なく50度のを買ったわけだ。50度ついでに、その下を54度と58度の4度刻みで揃えたわけだが、基本私はアプローチの練習をしていないので、ロフトが何度だろうと「全然使いこなせない」のは同じである。
何故50度にしたかというと、以前T400の52度かなんかのウェッジを有賀園で単品購入した時に、何故だか全然飛ばなかった記憶があるので、今度はちょっとロフトを上げていたのだ。今回ネットを見るとT400は49度か55度をラインナップしていて、もし買ったのが55度であれば「飛ばなくて当然」であると分かった(が、もう後の祭りである)。クラブは既に売ってしまったので本当の所は分からないが、まあT400だから飛ばないということはないだろう。残念なことをしたがしょうがない。
とにかく今回ゴルフパートナーのホームページでクラブ検索をしてみると、「ボーケイの52度でバウンス8度のNS950GHが入っていて、しかもAランク」が、都内のショップにあるではないか。「これだ!」と勢い込んで、早速メモしてゴルフパートナーに向かうつもりだった。・・・何故「つもりだった」のかと言うと、今一度ウェッジの構成を考えてみると、もしPW47度の下に「52度」を入れると、一番下は「58度のままで良い」かな?、と思えてきたのだ。実際、そんな構成のプロもいたように思った。「待てよ、これはよく考える必要があるな」と一旦中止にしたのである。
ピッチングウェッジをフルショットで100ヤード打てれば(6番で150の予定だから、PWでは軽く打って100位になると思う)、ハーフショットなら80〜90ヤードが使える。だからその下のクラブは60〜80ヤードを打てれば良いという計算だ。そうすると52度の方が良さそうに思えるが、何故か私の50度は距離が出ないので、「丁度60〜80位」の距離が合っているみたいなのだ。何だよ、それじゃ買い換える必要はないじゃん!、となる。それに私のアプローチ失敗は「ザックリでショート」というのが殆どなので、50度の下は56度を入れるよりは、今の54度の「腕を磨く」方が実戦的だと感じたのである。クラブを替えるのはいつでも出来る。それより練習してアプローチの技術を高めることが先決だ、となった次第である。
そもそも我々90切りを生涯の目標とするゴルファーにすれば、セカンドでパーオンするなどは「はなっから考えてはいない」。セカンドでグリーン脇まで運び、バンカーには絶対に入れないで「あわよくば寄せワン」、悪くてもツーパットでまとめるのが最高のマネジメントと考えている。これを実践していけば、中にはまかり間違ってパーが取れるかも知れないし、ホントにまぐれで「バーディー」だって夢じゃない。そう考えるとドライバーは何がなんでも「フェアウェイセンター」にキープしなくちゃいけないのだ。これは「マスト」である。これをOBなんかしてるようじゃ、いつまで経っても90切りは「夢のまた夢」、プレー料金を払うだけムダと言えよう。
そこでいつもの練習場で、ショットとアプローチを徹底的に練習することにした。ショット練習は、あくまでスイングの「理想」の追求である。今の私の理想は「古江彩佳」なのだ(あれーっ?、前はダスティン・ジョンソンって言ってなかったっけ?)。何故彼女のスイングが理想かと言うと、素人考えだが「私にも何とか出来そう」に見えるからである(これは大きな勘違いだと思うけどねぇ)。ダスティン・ジョンソンなんかじゃ100年練習したって、真似なんか絶対出来る筈も無いのだ(身の程を知れ!)
まあ、実際に古江彩佳を目指して練習した結果については、長くなったので次回に書くことにしたい。結局ゴルフパートナーへは行かないことになってしまった。クラブを替えるより「スイング」を替えろ!、である。ああー、ミジメ!(続く)
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